beatmaniaのチーム大会に参加して意識が変わった話

どうも皆様こんばんは、はーと申します。

先日、KONAMI様が主催するBEMANI PRO LEAGUE -SEASON2-(以下BPLと表記します)に、プロチームとして参戦を表明されました『TAITO STATION Tradz』さんが開催された、名古屋でのオフイベント内の交流戦にプレイヤーとして参加させていただきました。


その際に感じたことや変わった意識について、ちょっと文章として形に残したいなと思ったので今回この記事を書いています。


イベントの感想なども踏まえて、自分語りや昔話を混ぜ込みながらだらだらと書き連ねたいと思います。
多分長くなると思うので、結論だけ先に書いておきますと


・仲間とやる打鍵はいいぞ

・オフ大会はいいぞ


というお話です。


・イベントの概要


まず、今回自分が参加させていただいたイベントですが…

「TAITO STATION Tradzのメンバーが名古屋の店舗に集合して合宿イベントをやるぞ!」
「合宿内では地元名古屋のプレイヤーと勝ち抜き式の交流戦もやるぞ!」

といった内容のイベントでした。


基本的にこういうオフイベントって地方展開のゲーセンチェーンでもなければ関東(主に東京、横浜近辺)になりがちだと思うので、地方民でBPLを応援してる方には非常にありがたいイベントですね。


参戦している会社の影響がデカいのは承知の上なのですが、名古屋では今までGAME PANICさんがLL大高で一度開催したくらいしか機会がなかったので(一応僕のホームでSILK HATさんが開催したこともありましたが、まあ例外だと思うのでノーカンで)名古屋のBPLファンは大いに沸き立っていたのではないでしょうか。


イベント自体は非常に大盛り上がりの、良いイベントだったと思います!

スピーカーが故障していて、マイクでのアナウンスが上手くいかなかった等の問題もありましたが、各スタッフさんが「イベントで集まったお客さんを楽しませよう!」と尽力していたのがよく感じられたイベントでした。


youtubeで配信もしており、アーカイブが残っているのでURL乗っけときますね。

【#BPLS2】Tradz名古屋合宿公開イベント - YouTube


・交流戦に参加するまでの過程


さて、ここからはこの合宿の中での交流戦に参加するまでの過程なんですが…

イベントの2週間ほど前でしたか、ADXマミー出川店の事務所でルシオさん(今回の監督役でマミーの店員です)がプレイヤーの名前を紙に書きだしながら云々うなってるじゃありませんか。

何事かと尋ねると、今回のイベントの概要を教えてもらいまして、都合のつかない人も多くてメンバーが揃わないとのこと。

イベント大好き人間の僕は
「その日休みで暇なんで、数合わせで良けりゃ参加しますよ!」
とノータイムで参加を表明しました。


実はTradzさんのアドバイザーをされているKIDS Kさんとは別の界隈での交流があって、一度実際にお話ししたいなーと思っていました。

あと昔pop'nをメインでやってた時に、たまに遊んでもらってたTATSU君とも久々に顔合わせたいし
「ちょうど良い機会やな!」
くらいのレベルでホイホイと手を挙げたんですが…


この時は深く考えていなかったんですよね。


チームを背負って戦うということの意味を…


・交流戦に参加するまで


というわけで急遽参戦することになったTradzさんとの交流戦、ここで一個大きな問題が発生します。(超言い訳ポイントです)


俺最近beatmania全然やってないわ…


ルシオさんからは
「所詮は交流がメインでガチな大会な訳じゃないから安心してボコられてこいw」
と声をかけていただいたんですが、揃ったメンバーは

・じゅんた(10年以上地元で一緒に音ゲーやってる友達)
・あろって(上に同じく)
・おかさん(2000年代愛知でbeatmaniaやってた人には一生憧れの存在)
・みならいさん(誰もがご存知KACのファイナリストでめっちゃ丁寧な良い人)
・すとろんぎさん(前回のBPLのドラフト候補でまさに新進気鋭の若手の星)

と、腕前も人格も僕なんかとチームを組ませてもらうには勿体なさ過ぎる素敵なメンバーばかりでした。


beatmaniaって僕にとってはいくつかある趣味の1つで、何らかの事情でもし出来なくなったりしても
「まあ〇〇の方にシフトすりゃ良っかー」
くらいの立ち位置で、優先順位としては決して高いものではなかったんですよね。

事実、このイベントに出るのが決まるまでは週に1回もプレイしていなかったり、やっても2,3クレくらいとまあ大変意識の低いプレイ内容ばかりでした。

この時、僕の脳裏にある思いが過りました。


「これ準備不足でボコボコに負けたら周りに申し訳ないなんてレベルじゃないぞ…」

そう一念発起してからは、残された時間をなるべくbeatmaniaに捧げました。

仕事が忙しくて帰りが遅くなっても、少しでも触るようにして、全盛期に近づけられるように尽力したつもりです。
前日麻雀打ってただろお前ってツッコミは勘弁してください


その甲斐あってか、大会の数日前までには現状の自己ベストくらいならポンポンと更新できるくらいにはスコア力は戻ってきました。
これならまだ恥ずかしくないプレイは出来るかな…?と胸を撫で下ろしながら当日を迎えました。


・イベント当日


というわけで一夜漬けながらも臨んだTradzさんとの交流戦。

まあ結果はというと

完膚なきまでにボコボコでした

【#BPLS2】Tradz名古屋合宿公開イベント - YouTube

動画の23:50くらい~

ここから超言い訳タイムです

時間の問題で、先鋒戦は課題曲の中からランセレで選曲するとの事。
ルーレットを止めて選ばれた曲は「LOVE B.B.B」


正直どんな曲だったっけ…ってレベル。
「BEAUTIFUL ANGELの続編みたいな曲だよな…?まあ何とかなるやろ」
くらいにしか思ってませんでした。


いざプレイが始まって最初数秒、まだ大丈夫。
そして唐突に始まるズレ譜面地帯。


正直ズレ譜面が存在していたことすらあやふやだったので、内心「えっマジで!?」って思ってました。

そこからズルズルと崩れていってあとはもう見るも無残な有様でした。
正直自分基準で見ても滅茶苦茶下手でした。

その時はアップもほぼやる時間もなくてぶっつけ本番でのプレイで、実況と解説役をやっていたNORIさんからもそうフォローしていただけました。(心が温かくなりました、ありがとうございます)

でも、その状況って相手の選手も同じなんですよね。

むしろ相手のKIDS Kさんの方がイベント進行等で忙しくて、プレイに集中するどころじゃなかったんじゃないかと思います。

そんな中でしっかりとスコアを叩き出されたKIDS Kさんには頭が下がる思いではあります。

言い訳タイム終わり

この時、本当に自分が情けなくて仕方がありませんでした。

その想いは、他のメンバーが激アツな闘いを繰り広げれば繰り広げるほど強くなっていきました。

交流戦の結果としては、最終的に大将同士の戦いまでもつれ込んで、Tradzさんの勝利という形で終わりました。

各チームのメンバーが出てくるたびに自選曲でまくり返しあう、観てて非常に盛り上がる良い展開になったと思います。


しかし僕の頭の中には「後悔」の2文字がグルグルと回り続けていました。

だってそうでしょう?
曲を覚えていなかったなら、直前までプレイ動画等を見返して予習する事だって出来たはずです(実際それくらいの時間の余裕はありました)

この交流戦は一曲勝負で、負けたチームの次のメンバーが曲を選ぶことができるルールです。

つまり、もし僕が勝って交互に取り合っていたとすれば、大将戦で自選を選ぶことが出来たのです。

この先鋒戦はチームが勝つためには非常に重要なモノだったのです。


僕は「やれることはやって向き合ってきたつもり」と言いつつ、最大限やれることも大してやらずに、チームにとって一番大事な先鋒戦を落としてしまっていたのです。


・変わった意識


このイベントが終わった後、一つの気持ちが沸々と湧いてきました。

「次こんな機会があったらチームの勝利に貢献したい」
「チームメイトに後ろめたい気持ちをもってしまうようなプレイはしたくない」
一つじゃないじゃん

大分上の方で書きましたが、僕にとってbeatmaniaは「何が何でも上手くなりたい!」という程熱意があるものではありませんでした。

長年やってるおかげで、街の中では上手い方くらいのレベルにはなっていたと思いますが、それくらいのレベルで正直満足していました。

ですが、それで満足していた気持ちが少しずつ変わってきました。

恐らく、ただ大会に参加して、一人で負けただけではこうはならなかったと思います。
「あー負けたかーまあそうだよなー」
くらいで終わっていたんじゃないかな。

今回チームを組んでくれた、尊敬するメンバーに対して恥ずかしくなるようなプレイはしたくない。

次にこんな機会があったらもうこんな思いはしたくない。

これが「チームを背負って戦う」という事なのか、と思い知りました。


・BPLがもたらしたプレイヤーレベルの向上


最近、特にBPLのシーズン1に参加されていた選手がプレイヤーとしてのレベルが更に上がってるんじゃないか、と感じたことはありませんか?

僕は滅茶苦茶思います。

その理由として
「BPLでの経験がいい刺激になっとるんやろな」
くらいの漠然とした考えしかありませんでした。

その「経験と刺激」の中身の部分に今回は触れられた気がします。

正直割と冷めてる方な僕ですら、こんなに上達欲が止まらないんです。

熱い思いを持って闘いの舞台に臨んでる選手達が

「もっと上手くなりたい、もっと強くなりたい、チームを勝たせたい」

と思わないわけがないですよね。

そりゃ界隈全体もレベル底上げされる訳だわ。

・最後に


以上が今回TAITO STATION Tradzさんのイベントに参加しての感想になります。

かなり言い訳じみた文章が多くなってしまいました、読んでて不快感を抱かせてしまっていたらすみません。

結局何が言いたかったかというと


仲間とやる打鍵はいいぞ!!!

オフ大会はいいぞ!!!


という話でした。

Tradzさん、素敵なイベントをありがとうございました!


そしてチームを組んでくれた皆、今更だけど本当にありがとうございました!!


・余談と〆


ちょうど先日、同じくTradzさんが主催された大会が行われていました。

【公式】beatmania IIDX バトルイベント「The King of Party Rockers」 - YouTube


あと交流戦の前日にもべあー杯という、レジャーランドのアドバイザーさんが主催で開いたチーム大会がありました。


beatmania IIDX 大会 第3回 べあー杯 in 東京レジャーランド秋葉原1号店 - YouTube


どちらのイベントも配信を拝見しましたが、観てて滅茶苦茶アツくなれました。
素晴らしいイベントでした。

今のbeatmaniaシーンは、BPLの効果か、このような大会イベントがどんどん開催されてて滅茶苦茶盛り上がってますよね。

正直一時期の枯れに枯れた(あくまで僕の主観です)この界隈からじゃ考えられないくらい盛り上がってると思います。

そのアツさ、是非直に味わって頂きたいなと強く思います。

基本はゲーセン開催のイベントになるので、どうしても収容人数の問題等は出てきてしまうのは承知の上ですが

皆、オフ大会があったらガンガン参加or観戦しよう!!



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