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歌舞伎

十三代目 市川團十郎白猿襲名披露
八代目 市川新之助初舞台

昼の部

行ってきました!
昼の部!
さくっと作品紹介と、ちょこと感想を……。

一、三人吉三巴白浪

阿竹黙阿弥作品です。
お嬢吉三、お坊吉三、和尚吉三の三人の盗賊が、節分の夜に出会い、義理兄弟の契りを結ぶ……とまあ、ざっくり言うとこんなお話です。(はしょりすぎか?)

七五調による流麗な台詞で、三人の絵面が本作の見せ場です!😳リズムの掛け合いがほんと良きで、謡のような会話が面白かった。

二、鯉つかみ

第一場、第二場とシーンが別れて見せ場があります!釣屋の娘が許嫁のことを想い笛を吹くと、どこからか、許嫁が現れる。しかし、正体は鯉の精の化身だった。やがて本物の許嫁が現れる、琵琶湖での鯉退治に乗り出す。

早替わりや大鯉との立ち回り!迫力があってかっこよかった!!
舞台にも凝っていて、今回は違いましたが、本物の水⛲️を使う時もあるそうです。

三、外郎売

皆さんご存知の方もござりましょうが、
あの外郎売でございます!

初舞台として、八代目新之助が外郎売実は曽我五郎を、勇ましい芸を披露してくれました!
現れた瞬間の「八代目!」「成田屋!」の声に答えるかのように、幼き声を張り上げて、外郎売を披露!なぜか私は、じわ…と涙しちゃいました。
みんなの暖かい拍手と、眼差しにジーン(  ˘ ˘ )
体を大きく動かし、立派に荒事を魅せてくれました!!感動した!!🥹

四、吉野山

源義経の愛妾静御前と、義経の忠臣佐藤忠信は、兄源頼朝との不和により、都を落ち延びた義経を追って吉野山に向かった。しかし、この忠信は、狐の子で、親恋しさの余り忠信にばけて、静を守りながら、旅を続けてきたのでした。

市川團十郎さんが、この化け狐で、勇壮な戦物語や、狐を表す演技、華やかな人気舞踊を、拍子木、お囃子に乗せて、披露する姿は圧巻でした!
とにかく凄い…✨️拍手も忘れ魅入ってました。


以上四公演なり〜👏( ˘ω˘ )
間に小休憩と、30分休憩があり、その場で弁当を(御園座で購入に限る)を食べるのも楽しみの1つ。ちゃんと膝にのせやすい風呂敷の平べったい弁当🍱、天むす、鯖寿司。
お弁当も、とっても美味しいのだ(*´~`*)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"

私はこの彩り弁当

こういった形も、歌舞伎公演の楽しみですね。
今回の御園座2階席でしたが、ここでも十分楽しめました。

夜の部は、これまた気になる演目で…
時間的に無理だったのですが、また機会あったら、観たい!!

夜の部

夜の部…
一、相生獅子
二、慶安太平記
三、口上
四、勧進帳

あ〜夜の部も最高やん……。
勧進帳!!Σ(゚Д゚)
あ〜観たかった……。


1月は、母の誕生日といいこともあり、今回は、プレゼントを兼ねて、二人で楽しみました。

料金的にもそう頻繁に行けるものではないですが、ぜひ生歌舞伎を機会があれば観て欲しいです。舞台、囃子、謡、そして演者、そして観客
みんなで作る舞台!素晴らしい✨

歌舞伎にかかわらず、舞台、ライブというのは、ほんとその時の瞬間を感じる…共有するという意味で私の大好きな空間です。(*´꒳`*)゚*.・


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