起業してからfreeeにジョインするまで

こんにちは。2022年4月にfreeeにジョインした今井と申します。「freee許認可」のプロダクトマネージャーをしておりまして、ちょうどこの間軽貨物営業届に対応したプロダクトをリリースしました!

私は前職は起業しており、freee許認可の前身となるサービスを運営していたのですが、かなり特殊な形でfreeeにジョインしておりまして、その背景と思いについて書いていこうと思います。

新卒で外資系のコンサルティング会社に入社から、コンサルティング会社立ち上げまで

私は新卒で外資系のコンサルティング会社に入社し、データ分析を中心としたプロジェクトに従事していました。
5年くらいした後、ある程度一人でもできるようになり、会社に所属しなくてもやっていけそうだなと思ったので、コンサルティング会社を立ち上げ、数人でプロジェクトを回していくような小さな会社を運営しはじめました。

受託って簡単にそこそこの営業利益が出るし、うまくやっていけばサラリーマンの時とは比較にならないくらいのお金を手に入れることができるようになるものなので、やり始めた当時は会社辞めて正解だったなーと思っていたのですが、

それを1年くらい続けていると、あれ、自分ってこういうことをやりたかったんだっけと疑問に思い始めてきました。
収入は格段に増えたし、自由な時間も増えるのですが、社会に何も貢献できていないような感覚が強くなってきたのが原因でそうおもうようになり、
何かしら社会に良いインパクトを与えられる事業をしていきたいと思うようになっていきました。

新規事業立ち上げのコンサルティングから行政手続きに興味

そんな中、当時食品関係の会社に新規事業立ち上げのコンサルティングをしていたのですが、その時に事業立ち上げに関する行政への手続きで非常に苦労しているのをみて、行政手続きに興味を持つようになりました。

いろいろと調べていると、行政手続きの中でも便利さの温度感は全然違っていて、例えば戸籍謄本の取得とかはコンビニや郵送でも取得できるようになっているし、住民票の発行などは端末などから出力できたりするので、ある程度便利になっているんです。

しかしそんな中でも許認可手続きには圧倒的に課題が多く、基本的に対面でしか受け付けてもらえないし、書類の作成も尋常じゃないほどめんどくさい。
当時お客さんだった食品関係の方がやっていた手続きも許認可関係のもので、道理でめんどくさそうにしてたわけだと納得しました。

許認可手続きサービス立ち上げからfreeeジョインまで

これは世の中的に課題だなと強く感じたので、それを解決するサービスを立ち上げようと思い、freee許認可の前身となる「手続きドットコム」というサービスを立ち上げました。

ユーザの入力情報に従って書類が自動で作成され、提出先や手順なども案内されるサービスで、反響もよくユーザ数も着実に伸びていったので、これはいけるという感覚があり、

市場が小さいことに対する課題はあったのですが、手続き対象を広げて横展をしていきつつ、関連業種との提携でも少額ながら売上を立てることにも成功していきました。

サービスをローンチして1年くらいした後、じゃあそろそろ資金調達して規模を拡大していこうかとなり、調達先を探していた矢先にfreeeからウチでやらんかねとお声がけがかかりました。

当時はM&Aのようなことは考えていなかったので、軽く聞き流していましたが、
よくよく聞いてみると自分が解決したいと思っている世の中の課題感と、freeeが実現したい世界観が非常に近く、
かつサービスの親和性も非常に良いため、じゃあこれだったら資金調達するよりも中に入ってやったほうが早いよね、と思うようになり、freeeにジョインすることに決めました。

実際に入社してみると、全員が企業理念に向かって進んでいるし、すごく働きやすい環境でいい会社だなーと思いました。特に、何か困っていることがあると、アラートを上げればみんなで協力してくれて前に進んでいくスタイルが素敵だなと思っていて、新卒で入った会社とかではありえない光景です。

これからまだまだfreee許認可は拡大していくので、スピード感を持って進めていこうと思います!

freeeは「あえ共freee」というマガジンから、freeeの事業や組織に関する情報を「あえて、共有」しています!ぜひ覗いてみてください!


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