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浜松を散策しました。(ちょっぴり井伊谷編)

お盆の最後にお父さんと浜松を巡ってきました。
行ったことのある史跡もありましたが、また新たな発見もあり、楽しかったです。
前半の浜松城編に続き井伊谷編です。

浜名湖の北方・井伊谷は井伊家が領していました。
井伊家の本城の井伊谷城、詰めの城址が多くあるので、わたしは2度ほどウロウロしています。
女城主直虎、の舞台になりましたが、昨今は女城主だった説が否定されつつあり、地元もちょっと微妙だと思います。

龍潭寺本堂と補陀落の庭

今回、井伊谷で出かけたのは、国指定の名勝庭園がある井伊家の菩提寺の龍潭寺と鍾乳洞の竜ヶ岩洞です。

国指定名勝小堀遠州作庭園。書院の殿様着座の間からお庭を臨んでみます。
解説のアナウンスがあって勉強になりますよ。

龍潭寺は本堂西に井伊家墓所、本堂裏に小堀遠州庭園があり、本堂廊下は左甚五郎作、本堂内には井伊家宝物があります。

左甚五郎作の一刀彫りの龍。


私はホントは秋の紅葉に行きたかったんですけど、夏の深緑の庭園もよかったです。

直虎が母の松岳院と暮らして生涯を閉じたともされる塔頭跡。

龍潭寺の裏には井伊谷宮があります。祭神は後醍醐天皇第四皇子の宗良親王です。

夏らしく風鈴で飾られた楼門


南北朝時代に南朝方で井伊家の保護を受けてこの地でも合戦をくりかえし、転戦もしましたが、最晩年はこの地に迎え入れられて井伊谷で薨去したとの説があります。陵墓もあります。

最後に鍾乳洞に行きました。お父さんが多分好きなのか、こどものころからよく各地の鍾乳洞に行ったことがありました。関ヶ原古戦場はスルーして、関ヶ原鍾乳洞は行ったり、中国地方の鍾乳洞もマイナー所にいきましたね。
でも、こんなに混雑している鍾乳洞は初めてでした。

鳳凰の間。ほぅおー、と言いましょう。


黄金の大滝。すごく涼しい。


きっと猛暑すぎるからでしょうね。
洞窟内は400メートルなんですが、混み込みすぎて最徐行ノロノロ運転での見学でした。
あんまり狭いところは得意でないけど、ホントひんやり涼しいし、徐行も楽しみました。洞窟資料館とかもあります。

今年はどこ行っても、何しても暑いですけど、やっぱり出かけると楽しいなあ。

井伊共保出生の井戸。井戸から生まれたと言う伝承を持つ始祖の井伊共保。


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