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#11未払金・未収入金について徹底解説!

こんにちは!
今回は、未払金と未収入金についての仕訳について詳しく解説していきます。

そもそも、未払金や未収入金について分からなかったり未払金と買掛金の違いを知りたい!・単純に仕訳方法を知りたいという方はぜひ見ることをオススメします。

また、
➡教科書が無くてもわかりやすく理解可能!
➡ポイントを分かりやすくまとめて紹介
このようなことを意識してまとめていきました。

では早速始めていきます。

未払い金とは?未収入金とは?

未払金や未収入金について知識があまりない方は、


未払金とは、建物や土地のような商品ではないものを購入した際に、その代金を後で支払わなければいけない権利が発生することを言います。

未収入金とは、建物や土地のような商品ではないものを取引相手に売却した際に、その代金を後で受け取れる権利が発生することを言います。

このように見てみると、意味的には買掛金や売掛金と似ていると思いませんか?

この違いを解説していきます。

未払金と買掛金・未収入金と売掛金の違い

買掛金も未払金も後で代金を支払わなければいけない権利が発生していて同じような意味だと思った方は多いと思います。

結論から申し上げますと、商品を買ったり、売ったりするときの物の違いによって分けられます。

どうゆうことかと言いますと、
未払金や未収入金では、建物や土地といった商品ではないものを、対して買掛金や売掛金は商品について取引するというような意味があります。

なので、
    商品を仕入れた場合は買掛金
    商品以外の物を購入した場合は未払金

    商品を売り上げた場合は売掛金
    商品以外の物を売却した場合は未収入金

というような取引を行うと頭に入れておきましょう。

未払金・未収入金についての仕訳方法

では、これからは仕訳に入っていくのですが、その前に仕訳をする際、覚えておかなければいけない勘定科目について少し解説します。

未払金について処理をするときには、その代金を後で支払わなければいけない権利が発生するので負債勘定で処理を行います。
実際仕訳で使用するときはそのまま「未払金」と書きます。

未収入金について処理をするときには、その代金を後で受け取れる権利が発生するので自分の資産となります。
なので、資産勘定で処理を行います。また、実際仕訳で使用するときはそのまま「未収入金」と書きます。

この前置きを理解して、仕訳に臨むと理解しやすくなります。

では、未払金についての場合を挙げて解説していきます。
では例を参考にして解説します。
次の例を参考にしてみてください。
問1.ゴンべ株式会社は、A会社から土地(資産)を100円で購入した。この代金は、後日支払うこと(未払金)とする。

解説

  1. あまず、土地を100円で買っているので資産の増加として借方に土地100と記入します。
    *土地や建物のような購入すると自分の資産になるようなものは、資産勘定としてそのままの名前で処理を行います。

  2. 次に、商品以外の物を後日支払うこととしているので、負債の増加として貸方に未払金100と記入します。

答え
(土地)100(未払金)100

問2.土地(資産)100円で購入した代金を現金(資産)で支払った

解説

  1. あまず、以前購入した土地を現金で支払っているので資産の減少として借方に現金100と記入します。

  2. 次に、未払金として処理をしていた取引を取り消す必要があるので負債の減少として借方に未払金100と記入します。

答え
(未払金)100(現金)100

このようにして、未払金の発生時は、負債の増加として処理をして、未払金の支払い後は負債の減少として処理を行います。

これは、未収入金も同様で、未収入金の発生時は、資産の増加と処理をして、未収入金の受け取り後は資産の減少として処理を行います。

まとめ

いかかでしたでしょうか?
理解はできましたか?

基本的にこれまでの記事を読んでいただくとこの回は理解しやすいと思います。

では、今回の内容をまとめますと、

未払金
建物や土地のような商品ではないものを購入した際に、その代金を後で支払わなければいけない権利が発生することを言います。

未収入金
建物や土地のような商品ではないものを取引相手に売却した際に、その代金を後で受け取れる権利が発生することを言います。


未払金と買掛金・未収入金と売掛金の違い
    商品を仕入れた場合は買掛金
    商品以外の物を購入した場合は未払金

    商品を売り上げた場合は売掛金
    商品以外の物を売却した場合は未収入金

として処理を行います。


仕訳方法
未払金
負債勘定で処理
仕訳で使用する名前もそのまま未払金と記入

未収入金
資産勘定で処理
仕訳で使用する名前もそのまま未収入金と記入

未払金の発生時は、負債の増加として処理をして、未払金の支払い後は負債の減少として処理を行います。

未収入金の発生時は、資産の増加と処理をして、未収入金の受け取り後は資産の減少として処理を行います。

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