測定マニュアルを遵守して

オンデーズには各種マニュアルがありますが、その中でも1番凄いなと思ったのは測定マニュアルです。認定眼鏡士の様なプロフェッショナルな内容と言うよりも昨日今日メガネ屋さんになった方に測定を教えるにはとても良いツールだと思います。このマニュアルを読めばフォロプターの操作も間違えないと思います。余程イレギュラーな事が起こらない限りは完全矯正値はだせると思います。処方値もSEからどれだけ下げるのか等マニュアルには書いてますからね。実際にお客様に掛けていただき、目的視力の確認をしていけば処方出来るのかと思います。

ここまでの道標って僕がいたメガネ屋さんにはなかったかなと。丁寧だと思いますし、分かりやすいです。J時代のトレーナーをしていたときもマニュアルを作成しましたが、ここまでの内容ではなかったと思います。(当時は。今は分かりませんが。)

勿論このマニュアルだけで完璧かと問われるとそうではないと思います。問診がキチンと出来てなければお客様のご希望に沿った見え方にはならないですよね。他にも日々店頭に来られるお客様の中には様々な眼病をお持ちの方もおられます。緑内障、白内障、網膜剥離、網膜裂孔、黄斑変性性、網膜色素変性等。眼病に対して何かすると言うよりもそれらを知った上でお話をするだけでもお客様は安心されると思います。それら眼病は今ではネットで簡単に調べる事も出来るのですから。

大型免許であれば深視力も簡易ですがフォロプターで確認出来ます。不同視であれば不等像視の確認も出来ます。

忙しくて中々覚える機会も少ないかも知れませんが、お店にある機械はある程度知っておいて損はないのかなと思います。知らないから出来ないより知っているから応用出来るようになった方がお仕事は楽しくなるのではと思えます。

人間の五感の中で最も情報を得る視覚に関わるお仕事をしているのですからね。出来ること、知っていることを増やしてよりお客様に寄り添える。これも大切な接客技術だと思います。

必死になって寄り添うスタッフさんにお客様も信頼を寄せると思います。そしてそれこそがそのスタッフにしか出来ない接客応対になりますしファンも増えると思います。

オンデーズの○○さんではなく、○○さんのいるオンデーズになるのではないかなと勝手ながら思えます。

誰もが出来るようになれる素晴らしい測定マニュアルがあるのだからこそ、マニュアルを遵守しながらも自分にしか出来ない接客応対も出来るようになれると思います。

マニュアルを大切にしながらも日々の測定中に少しだけ工夫が出来れば、お客様もスタッフもより豊かになるのではと思い書かせていただきました。


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