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松本零士、星の海に消える⭐

「遠く星の輪の接する処で、また逢おう」
   (我が青春のアルカディア 劇場版)


「アニメ」、「コスプレ」、「オタク」(?)が日本文化のひとつとして、
海外認知は広がる中、訃報。

ここで、
作品やアニメ解説は一切、致しません。

 戦友を喪った心を書きます。

アルカディア号

40年程前にはなるかと思う。
「宇宙戦艦 ヤマト」の放映時間、
テレビの前に張り付いている(私)、
少年の後ろ姿は親からみても
異常な姿だったかもしれない。

 松本零士氏が描く作品には
「サムライ」が生きている。
 日本人という「人種濃度」
が濃いかと思う。

この点において日本アニメ界の巨匠のひとり、と言っても異存はあるまい。

 「無骨」と「優しさ」に深さがあり、
10代の多感な頃、自分の人生観に絶大な影響力となった。

 自分の生き方に不安になる時、
立ち止まり、思う。

(何のために生きぬくのか?)

多数に埋もれるを良しとせず、
自分の信じる事にだけ自分の時間(人生)
を生きる。

「己の信じる旗はなんだ?」

永遠の問いかけ。
 

クイーン エメラルダス号

 『自由』。
この提議は様々ある。
「思想からの自由」、「選択の自由」、
「労働からの自由」、「信条からの自由」…囚われのない心の自由。


「あなたの終着駅はどこ❓」

「俺は自殺したヤツの葬式には行かない。死んだら敗けだ、生きていればなんとかなる」。
 親しい経営者が語る男の信条。


これを読んでくれた方々に問いたい。

限りある時間、あなたは何処へ
目指しているのですか?

「メーテル、
星がまた1つ、消えるよ。」

自分の会社が倒産しても、
差押えの訴状が来ても、
税金だけは死ぬまで残る。
 国家は徴収搾取するのみ。

盲目的に与えられた常識を
信じる者よ、汚れた豚で生きるのか?

俺は…
もう一度、立ち上がる。

 自分自身の旗に生きるために。


サヨナラ、松本零士。

「生きて、お前の夢を必ず果たせ‼️」

男の信条はいつまでも生きている。

これから先、
幾度も困難に遭遇するだろう。

人間は脆くも弱い存在である。
強い存在になることもできる。


今を生きる。



迷った時、思い出す。

『己の信じる旗のもとに生きる。』

松本零士、永遠に。

アルカディアへ旅立つ人へ。
黙祷。

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