アイコン素材の投稿におすすめのストックイラストサイト【2ヶ月アイコンのみ投稿してみた】
こんにちは、日々ベクターアイコンを作っているゴンです。
数年前にストックイラストを始めたのち中断したり再開したりしており、今はアイコンに絞ってまた投稿をし始めて2ヶ月くらいのところです。
この記事は、
「ストックイラストやってるけど……アイコンも需要あるなら作ってみよかな?どしよかな?🤔」
な方に向けての体験談的記事になります。
具体的には、
アイコン投稿におすすめのストックイラストサイトランキング
2ヶ月間のふんわりした収益
感想や考察や偏見
についてまとめています。
アイコン投稿に興味がある方はぜひ読んでみてください◎
投稿数・投稿頻度など
まずは投稿数や投稿頻度などについてまとめます。
投稿時期:5月下旬〜7月下旬の約2ヶ月
投稿数:約85点(ほぼセット、ちょっとだけ単品)(色違い含む)
投稿頻度:単純計算で1日に1.5個くらいの投稿ペース。実際には1日に大量投稿したり1週間くらい開いたりとまちまち
投稿サイト:Adobe Stock、PIXTA、Shutterstock。(サンプルが少なくてごめんね)それぞれ同じ素材を投稿。サイトによってはリジェクトがあったりしたけどほぼ同数
以上を踏まえてランキングを確認してください🙏
おすすめ1位:Adobe Stock
めちゃめちゃよく売れてくれる、ぶっちぎりの一推しサイトです。
なんで? ってくらいASだけ売れる。
正直に言うと他2つはほぼ無風なので、複数サイトの投稿が面倒な人はとりあえずここだけでもいいと、私は思う。(※ 私のアイコンや投稿方法に問題がある可能性もあるけど😇)
収益
1日あたり、ジュースが買えたり安いランチが食べられたり…くらい。
ASでアイコン投稿を始めてからは、ありがたいことにほぼ毎日ダウンロードされています🙏✨
考察
投稿数も多くないのにASではよくダウンロードされる理由の予想だけど、ASの投稿画面にはこんなふうに ↓
「素材がアイコンかどうか」を入力する箇所があるので、アイコンを検索している人に見つけてもらいやすいアルゴリズムになっているのでは…?と思いました。
投稿開始直後から割とダウンロードがあったので、投稿数が少ない状態でも見つけてもらえる!っていうのがめちゃやる気出ました。
ちなみに一番ダウンロードがあったのが夏系のアイコンだったので、季節もの需要のおかげ感。
しかし正直、アイコンは季節ものより「ザ・定番」の方がもっと大きい需要があるんじゃないの? と思っています。
たとえばスマホとか、電球とか、歯車とか、アイコンと言えば系のモチーフ。
実はその辺りはまだあまり投稿していないので実際のところは分かりませんが…
かつ定番ほどすでに素材が充実しているので、作っても見つけられにくいかもしれませんが…
でも今後定番系を増やしていって、季節ものと比べてどちらが売れるんだい?の実験をしてみたいと思います。
おすすめ2位:PIXTA
おすすめ2位ではあるものの、おすすめはできない結果となりました😇
日本最大手だしいけるっしょ!と思っていたのに全くと言っていいほど反応がない😇
収益
2ヶ月で片手で収まるダウンロード数!
クレジットの計算がよくわかってないけど多分最近のガチャは回せないくらいの金額!
考察
ASとの差は一体何だ…!?😇
と思って試しに「スマホ アイコン」で検索してみた結果がこちら ↓
ちょっと想像してた結果とかなり違う……😇
もっとこう、モノクロでシンプルなスマホアイコンが並ぶのかなと思ったんだけど、イラスト寄りの素材が大半。(そして手がついてたりとスマホ単品の素材が少ない)
ちなみに、ASの検索結果はこんな感じ。
PIXTAよりもアイコンっぽい素材が多めにヒットします。
ということで、ASとのダウンロードの差は検索アルゴリズムの差な気がする。(他にも色々あるとは思うけど)
単純にPIXTAの検索性能が悪いのか、アイコン投稿を増やしたくなくて意図的に検索結果に出にくく操作しているのか……?
真相は分かりませんが、ひとつ言えるのは私がユーザーだったらアイコン探しにPIXTAには来ないかなってこと😇
おすすめ2位ではありますが、正直PIXTAでアイコン素材投稿に絞るのはおすすめはしません。(続けたらめっちゃ伸びる可能性がないとは言えないけど…)
ほんとにただの偏見なんだけど、PIXTAでは普通のイラストとかフレーム系素材とかがよく売れてる気がする。
アイコンはPIXTAの検索で冷遇されてる感じがあるし、PIXTA続けるなら方向転換が必要な気がする……と思いました。
要検討。
でもPIXTA内で「アイコン作ってる人」と認知されたら(投稿数を増やして目に触れる機会を増やしてお気に入り登録してくれるファンを獲得できたら)、検索に頼らずDL数を増やせる…かも…?
タグ管理が楽々になるツール、infoVector 様のおかげでPIXTAへの投稿自体は苦にならないので、ASと並行してしばらくアイコン投稿は続けてみようと思います。
素材の登録数が増えたらアクセス & ダウンロード数がアップすることを願って――・・・
おすすめ3位:Shutterstock
ほぼPIXTAと変わらないくらいの無風さだけど、タグ付けが英語なので、その手間の分3位にしました。
――― 余談 ―――
ちなみに、日本語 & 英語のタグ管理はこちらの「タグ入力おたすけくん」にお世話になっております🙇♀️
こちらのスプレッドシートに日本語で単語を入力した後、シートを複製して日本語を削除、同じセルに以下の式を入れて自動で英訳されるようにしています。
=LOWER(GOOGLETRANSLATE('翻訳元のシート名'!A1,"ja","en"))
LOWERは全部小文字にしてくれるやつです。
普通にGOOGLETRANSLATEだけやると文頭が大文字だったり小文字だったりで気持ち悪いので…
単語によってはトンチンカン英訳になってたり訳がダブってたりするので見直しは必要ですが、とりあえず英語にできればいいや〜の場合は楽です。おすすめ。
――― 余談おわり ―――
収益
ダウンロード数はPIXTAよりちょっと多いくらいだけど、単価が、低……!😇
英語のタグ付け頑張った割にこれかぁ……というのが正直なところ。
他の海外サイトにも投稿するならまだ報われるけど、私は英語タグ付けサイトへの投稿がShutterstock一ヶ所だけだったので(ASは日本語で投稿)コスパが悪かった……
考察
さて、SSでもダウンロードが全然ない理由の予想として、2点。
❶ アイコンのモチーフが日本向けのものが多く、海外勢に刺さらなかった?
今回は「夏祭りアイコン」とか、海外の人はまず使わんやろな!というテーマのアイコンセットが多めでした。
だからなのか? SS、ほんとに日本人のユーザーいる??ってくらい何も届いてない感じ…😇
いや、いるだろうけど、どちらかというとSSには写真素材を探しにきている…のか…?
ちなみにSSでの「スマホ アイコン」の検索結果はこんな感じ。
アイコン以外もヒットするけど、ちゃんと求めているようなモノクロスマホアイコンもたくさんありました。
PIXTAのように冷遇(?)されている訳ではないけど、結果があまり出てないのでASのように優遇(?)されてる訳でもないという感じ…
❷ 単純に投稿数少なすぎて検索で不利?
2ヶ月で投稿したアイコンセットは約85点だったので、正直まだまだこっから感はある。
投稿数が1,000とかになれば変わる可能性はある、かも、だけどすでに反応がいいところで頑張りたいのが人情……
あとアクセスを増やす方法としては、海外で使われることを前提にしたアイコンセットを作ったら反応が良くなる…かも?
例えば各宗教に関連したアイテムとか、海外の文化やイベントに基づいたチョイスでアイコンセットを作ったら気に入ってくれる…かも…しれない。
ただリサーチがちょっと難しいのと、現地にライバルがたくさんいることがネックかな…
海外の人、敏腕アイコンデザイナーが多い印象😇
すでにめちゃうまアイコンが網羅されている可能性はある…
でもデザインが違うアイコンは全て価値(ニーズ)があると信じているので、投稿は無駄にはならないはず。
私はアイコンの投稿はストップしようかなと思ってるけど😇
しかし、ストック界の大御所・トラノスケ先生は、「Shutterstockはどんなイラストを投稿しても売れてくれる」と2018年の記事でおっしゃっています。
今は状況がどうなってるかは分かりませんが、SSで生き残りたいならアイコンよりイラストの方が可能性あるのでは…?と思うのでこちらも方向転換するかも。
おすすめ4位:イラストAC
番外編です。おすすめ4位ではありますが、こちらもアイコン投稿にはおすすめはしません🙅♀️
注意喚起の意味でランクインさせました。
私はイラストACにはアイコンの投稿自体していません。
理由は、イラストACに投稿した素材は著作権を譲渡しなくてはならないからです。
詳しくは直接利用規約を参照してもらいたいのですが、基本的にイラストACに投稿した素材は他の有料ストックサイトに投稿できません。
アイコンとAdobe Stockとの相性がよすぎるので、イラストACかASかを選ぶとしたらASだなぁ…と私は思います。
なので、ACを利用する場合は著作権を手放しても惜しくない素材のみ投稿するのがおすすめ!
私はかつては人物イラストを投稿していましたが、今度はもっと素材!って感じの素材を作って投稿してみようかなぁ…と考えています。どうなるかは未定。
おまけ:BOOTH
ストックサイトに投稿するだけじゃなく、BOOTHで直接販売するのもおすすめです。
↑ 私はこんな感じで販売してます◎
メリット
BOOTHでアイコン素材を販売するメリットは、素材1点の売り上げがストックサイトより高くなるところ。
価格は自分で決められるので値付け次第ではありますが、私は1セットだいたい300〜500円程度にしているので、ASと比べてもかなりいい感じです。
今のところ、1ヶ月に何回かポチポチ売れるな…という感じ。大変ありがたいです🙏
イラストACに投稿するとBOOTHでも売れなくなってしまうので、やっぱり著作権は自分で持っておきたいわね…というところです。
デメリット
BOOTHでアイコン素材を販売するにあたってのデメリットは、サムネイルを用意しなくてはならないところ。
別に必須ではないのですが、BOOTHのサムネは正方形なので、ある程度調整しないと見た目が悪くなってしまいます。
他の方はたいていしっかりサムネを作っているので、ここで手を抜くと悪目立ちするかな…という感じ。(クオリティも実際より低く見えちゃう)
でも「試しにやってみっか😆」で気軽に始めたいならとりあえずアイコン並べたとこのスクショでもいいかも。サムネはあとで変更できるし。
デメリットの2つ目は、ストックサイトとは別にまたデータの書き出しをする必要があるところ。
これも自分次第ではあるけども、ニーズを考えると、アイコンセットで販売する場合はバラでも書き出しした方が良さそうかなと思って私はそうしてます。
BOOTHの客層を考えるとデザイナーじゃない人も多くいるので、PNGの単品を作っておくと喜ばれるかなと。
ちなみにBOOTHじゃなくてnoteでも販売できますが、実際にどちらも使ってみた結果、アイコン販売の場合はBOOTHの方が向いてるな〜と感じました。
一番の大きい理由が、BOOTHでは素材のまとめ売りが簡単だからです。
詳しくはこちらの記事の追記部分にまとめてありますので、有料なんですがもし気になる方がいたら。
まとめ
アイコン素材を投稿するならまずはAdobe Stock一択!
ただし他のサイトも後から伸びる可能性はあり。
BOOTHなどでの直接販売もおすすめ。
イラストACに投稿すると他のサイトで販売できなくなるのでNOTおすすめ。
以上、一体験談として参考にしてもらえたら嬉しいです💁♀️
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