【PANCRASE】北岡悟「成果とは勝利という結果のこと」=4月15日(日)「PANCRASE 295」新木場スタジオコーストで1年半ぶりパンクラス復帰戦
4月15日(日)「PANCRASE 295」新木場スタジオコースト大会(AbemaTVで生中継)第5試合で、1年半ぶりにパンクラスに出場し、ウクライナのタラス・サパ(70.6kg/Swarm Street Fighters)と対戦する北岡悟(70.65kg/ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜)が計量後、囲み取材に応じた。試合前の体重を変えたという北岡は「成果とは結果のことを言う」と、ひたすら、勝利へのこだわりを見せた。
──計量は70.65kgでパスしました。減量はいかがでしたか。
「そうですね……70kg近くにしたのは去年の7月( RIZIN vs矢地祐介)以来になります。あとは年末の試合(vsストラッサー起一・75kg契約)の反省ではないけど、シンプルに自分の弱さが悔しかったので、身体を作ることを大事にして過ごしてきました。大きくしようと作っていたので、それなりに数字が増えていて、結果的にそれは成功だったんですけど、その分、減量は面倒な部分はありました」
──これまでのライト級に向かう通常体重より増量していたのですか。
「そうとう増やしていました。80kgのまま動き続けるというのはここ数年、記憶にない感じでやっていました」
──1週間前、2週間前でどのくらいの体重だったのでしょうか。
「1週間前には70kg台に入っていました。2週間前は飲み食いすると81kgは越えていましたね。でもまあ、菊入(正行)選手を見ると、それくらいは余裕でありそうですよね。骨格の違いとかもあると思いますけど」
──同じライト級でももともとの体格が異なりますね……。80kgで動ける身体を作ってきたと。
「動けて……いたはどうかは分かりませんが、動いてはいました(笑)。松嶋(こよみ)と一杯、スパーリングしていたので動いてはいましたね」
──通常体重を変えた理由は?
「シンプルに強くなりたい、ということです。練習でも勝てるように。まあ、うまくいったと……。動けるようになるまではすごく弱くなったような気もしましたけど、難しさはありました」
──北岡選手ほどのキャリアのある選手が新しく試合前の状態を変えるというのはチャレンジかと。
「そうですね……1月、2月の途中までは、年末のダメージや疲れもあったのだと思いますけど、あまり動きがよくなかったのですが、3月は良かったと思います」
──対戦相手のタラス・サパも来日した12日には76.4kgと大きかったのですが、しっかり落としてきました。
「ああ、そうですね。まあ当たり前ですが、パンクラスでは2回も相手が体重超過してきたので(苦笑)、きちんとクリアな状態で試合ができるのはいいことだなと思います。当たり前のことですが」
── ──MMA PLANETのインタビューも拝見しましたが、「ただただ次の試合に勝ちたいからやるだけ」だと言っていましたね。
「ああ、はい。別に今日始まったことではないですけど、僕のこれまでの試合を見てもらえば分かると思います。(周囲から)誤解されているのかなと思ったので」
──勝敗抜きに盛り上がる試合を、という考えはないと。
「はい。そんなつもりは一切ないです。こんなことをわざわざ言う必要もないでしょうけど」
──今回の対戦相手のタラス・サパの動画も見たようですね。
「そんなに嘗め回すようには見ないですけど、最初にこの相手でどうですか、というときに動画を見ました。打撃と鋭いサブミッションを持っている、という印象です。スラムとかもやっているので、単純に組み力もあるのかなと。たぶんスクランブルも含め、ひととおりのことはできるだろうと考えています。まあ、それで僕がやるとこが変わるわけではないです」
──サパは戦績を見ると高い決定力を持っていますが、前後のステップでときに真っすぐ下がる印象を持ちました。
「そこまで気にしないですね。普通にキックボクシング、という印象です」
──今回の練習でのテーマは?
「アプローチをして組んで……、まあその時、その時によって変えています」
──試合に向けての出稽古も?
「第1試合でHEARTSの選手(深谷誠vsパンクラスイズム横浜の松岡嵩志)が出るので、今回はHEARTSには行かず、TRIBEとマモル塾などに行っていました」
──ああ、そういう気遣いもあるわけですね。練習の成果を出す試合になると。
「うーん、成果を出せなくても勝てればいいです。成果とは結果のことを言うのかなと」
──いまの北岡選手にとっての格闘技とは?
「人生そのもの、です」
──最後に、久しぶりのパンクラスでのケージでの試合で、ファンに向けて。
「特にないです。見ればいいでしょ。私を見てもらえれば、十分楽しんでもらえると思います」
──試合当日の身体・動きも楽しみにしています。計量直後にありがとうございました。
「ありがとうございました」
【試合速報&コメント】https://twitter.com/GONG_KAKUTOGI/status/985464836992593920
【試合前動画】 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=a4cUp1pdx8s
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◆PANCRASE 295
4月15日(日)スタジオコースト
ロビー内OPEN 12:00 (予定) 客席OPEN 15:30 (予定)
START 16:00 (予定)※当日券15時販売。
▼メインイベント 第7試合 ストロー級 キング オブ パンクラス タイトルマッチ 5分5R
砂辺光久(52.0kg/王者/reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/28勝7敗4分)
室伏シンヤ(51.95kg/挑戦者/SUBMIT MMA/1位/13勝5敗1分)
▼セミファイナル 第6試合 フェザー級暫定王座決定戦 5分5R
松嶋こよみ(65.7kg/パンクラスイズム横浜/1位/9勝2敗)
ISAO(65.7kg/NEVER QUIT/3位/22勝5敗)
(松嶋・ISAO 調印式コメント)
https://note.mu/gong_kakutogi/n/nd552eafb3015
(19時開始)
▼第5試合 ライト級 5分3R
北岡 悟(70.65kg/ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜)
タラス・サパ(70.6kg/Swarm Street Fighters/ウクライナ)
▼第4試合 フェザー級 5分3R
内村洋次郎(66.1kg/イングラム)
牛久絢太郎(65.95kg/K-Clann)
▼第3試合 ストロー級 5分3R
早坂優瑠(52.0kg/CORE QUEST KUSIRO)
曹 竜也(52.55kg/闘心)
▼第2試合 ライト級 3分3R
草MAX(70.55kg/TEAM CLIMB)
菊入正行(70.55kg/NEVER QUIT)
▼第1試合 ライト級 3分3R
松岡嵩志(70.1kg/パンクラスイズム横浜)
深谷 誠(70.4kg/和術慧舟會 HEARTS)
(16時開始)
◆2018年 第24回 ネオブラッドトーナメント①~⑤
【フェザー級 8人制トーナメント】(3分3R) ※他は3月に2試合
▼フェザー級 8人制トーナメント(3分3R)⑤
齋籐拓矢(ALLIANCE)
寿 太郎 (力ジム/りきジム)※初参戦
▼フェザー級 8人制トーナメント(3分3R)④
鬼山斑猫(KRAZY BEE ※PUREBREDから移籍)
DARANI DATE(Team DATE)
【バンタム級 8人制トーナメント】 ※他は3月と5月大会
▼バンタム級 8人制トーナメント 3分3R ③
野村優眞(NEVER QUIT)
北村侑麿(フリー)
▼バンタム級 8人制トーナメント 3分3R ②
大橋悠一(P's LAB大泉)
田代悠生(パラエストラ千葉)
【フライ級 8人制トーナメント】 ※他は3月に2試合と5月大会
▼フライ級 8人制トーナメント(3分3R)①
赤崎清志朗(香取道場)
岡野竜己(KRAZY BEE)
【プレリミナリーファイト】
▼プレリミナリーファイト フェザー級 3分3R
TAG(ERUPT)
加藤泰貴(RODEO STYLE)
▼フライ級 3分3R
渡辺竜也(MAX GYM/RINGS)
アンドレ・モレラ(アスレティック・アドバンス/COSTA RICA)
※ANDRE MORERA (ATHLETIC ADVANCE) 1995年8月7日生、173cm、4勝1敗、コスタリカ出身。
◆大会直前情報
https://www.facebook.com/gong.kakutogi/posts/1668831736541053
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