ネットスケープじじいのパソコン日記(真空管ラジオ編)

 部屋の片づけでほこりをかぶった古い5球スーパーヘテロダインラジオのシャーシが出できた。かなり以前に購入したもので穴の大きさからGT管仕様(ST管、MT管、メタル管、ニュービスタ管と色々)てす。じじいの子供時代は真空管のラジオ、テレビ世代、テレビの故障は町の電気屋さんが修理に来ていました。ちなみに「NHK」にテレビ修理講座があり「テレビジョン受信機修理技術者」資格の取得のための講座でした。
 シャーシを丸洗いして50数年ぶりに組み立て開始です。

まずは、電源部からと古い電源トランスをつけて、短いリード線の継ぎ足し、熱収縮チューブをかぶせて延長しました。ヒューズホルダ、電源スイッチ、ハム音用フィルタにセラミックコンデンサ「0.01マイクロファラド」耐圧1kV(画像の小さい青いもの)を二つつけました。交流から直流にはブリッジ整流ダイオードで変換します。ダイオードからの出力は直流138Vででいました。このあと平滑回路(フィルタ回路)を付けますが抵抗と電解コンデンサの簡単な回路にするかMOS(金属酸化膜半導体)-FET(電界効果トランジスタ)を使った平滑回路にするか考え中です。どちらも手持ちの部品で対応できます。フィルタ通過後の電圧は約180~190Vになります。家庭用の交流100Vは直流変換後は「100V x ルート2 =141V」になります。
 少しだけ真空管用のワット数の高い抵抗が足りないので集めていきます。
受信周波数はTRIO(旧春日無線、現ケンウッド)の短波帯「S」コイルを持っているので3.5MHzから10MHzになります。
 構成は周波数変換(6BE6)、中間周波数増幅(6BA6)、検波(ゲルマニウムダイオード1N60)、低周波、電力増幅(6U8)と3球スーパーヘテロダインラジオになります。50数年前は父の手ほどきで作りました。

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