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月経痛(生理痛)を緩和する食事

皆さん、月経痛に伴う「腹痛や不快な症状はごく当たり前なこと」だと思っていませんか?

統計によると、女性の80%以上の人が月経痛に伴う腹痛や不快な症状を訴えていて、そのうち3分の1の人が鎮痛剤を服用していると言われています。

程度の差はあれど、激しい痛みや大量の出血、貧血、腰痛や頭痛、むくみや下痢、乳房の圧痛、体力や集中力の低下、イライラや感情の爆発、情緒不安定、憂鬱などの不安な症状に苦しみ、閉経までに経験する痛みの期間を換算すると、10年〜13年にもなると言われています。

しかし、こうした身体の状況は決してノーマルでも自然なものではなく、体の機能や組織に異常が生じていることを知らせている「病気のサイン」だったりするわけなんですね。

じゃあ、その原因はどこから来てるの?って言ったら食事を含んだ生活習慣だったりするわけです。って事で

今回は、栄養学的観点で「月経痛(生理痛)を緩和する食事」で配信していきたい。

(3)生理痛の緩和に寄与する栄養素・食物

1)オメガ3

皆さんも、一度は聞いたことがあると思います。オメガ3とは、不飽和脂肪酸の一つであり抗炎症作用を持ち合わせている。代表される食材としてはDHA、EPAなどを多く含む青魚(サバ・サンマ・イワシ)に多く含まれるほか、亜麻仁油、えごま油が挙げられる。

2)ビタミンD

ビタミンDはうつ病を改善する作用があるともされるほど、抗ストレスビタミンとして知られている。太陽光を浴びて体内で生成できるため、健康・ダイエットを兼ねて15~30分の散歩をするといい。食材としては、キノコ類や魚介類に多く含まれる。

3)ビタミンA

ニンジン(βカロテン)、ウナギに多く含まれ、抗酸化作用が非常に強いため体内のヒスタミン(炎症物質)の作用を相殺しつつ、コラーゲン生成、肌のターンオーバーを促してくれる。

4)ビタミンC

ビタミンCは抗ストレスビタミンとして知られている。朝には果物を食べる習慣がいいと言われる所以は、ビタミンCを摂取して、日中に多く発生するストレスや、日中最も分泌量が多くなるコルチゾール(ストレス対抗ホルモン)に対抗できる点にあるとされる。

ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツ、イチゴ、レモン(果汁)などに多く含まれる。また、ローズヒップティーは「ビタミンCの爆弾」と称されるほど、ビタミンC含有量が多い。

より多くのビタミンCを摂取したい場合は、粉末の状態で豆乳ヨーグルトと混ぜるといった方法もおすすめだ。

5)ビタミンE

ビタミンCと同様に、抗ストレスビタミンとして知られる。アーモンド、たらこ、かぼちゃなどに多く含まれる。また、疲労軽減や疲労回復にも効果的。

6)マグネシウム

ほうれん草、ナッツ類、魚、大豆などに多く含まれる。筋肉を弛緩する役割もある為、肩こりなどにも効果的。また、マグネシウムは、欠乏すると精神障害の成因にかかわる可能性が示唆されている。精神的ストレスでマグネシウム量は低下するので、意識的に摂取したい。















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