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専業主婦が近所にひとり部屋を借りてみた

ドアtoドアで狭い歩幅160歩のところに部屋を借りた。
家事を通いですることにしたのである。
本宅は3LDK。家族構成は夫1妻1娘2である。
家族それぞれが部屋を持ちたいということでこうなったわけであるが細かいことはのちほど。
さて入居して9日目だが、感じることがちょこちょことあり忘れないうちに記しておこうと思う。

専業主婦は24時間待機状態

家族それぞれがライフスタイルが違うとなおさらである。
例えばキッチンリセットをしたとしよう。
翌朝もピカピカのシンクにうっとりしたい。
そうするには家族が寝た後にキッチンリセットをし、家族が起きる前にキッチンに立つしかないのである。
キッチンに限らず、洗面所もトイレもすぐに汚れるのだ。
チッ!っとなるのだ。
小言も増えるのだ。
心に余裕があるならば曼荼羅砂絵と思えましょう。
海の底にも都はございましょう。

家事を通いですることで視覚的に区切りをつける

お母さん閉店します。ガラガラピシャーーンと毎晩アナウンスしてたこともあったが、問題解決しなかった。
今回、通いにすることで家事が可視化されて家族に理解を得られると思ったが、それよりも感動的な気づきがあった。
それは、キッチンリセットした後は自分以外の誰かが汚していくのを見ないで済むということ。
翌朝目覚めた時、ひとり部屋の風景を満喫することがよいクッションとなって、
本宅のキッチンや洗面所が汚れていてもなんのショックもストレスも感じない。むしろ掃除やる気スイッチが入るという。

何事もまずは自分を理解する、なのだな。

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