ペットボトルに自分の◯◯を入れて捨てる問題に遭遇

年の瀬にとんでもないものに遭遇してしまった。

それは、巷のニュースでも話題になっている、ペットボトルに用を足してそれをポイ捨てしいるという野蛮で卑劣な行動である。

たまたま、覗き込んだ側溝があまりにも汚かったので、ゴミ拾いを始めると・・・

お〜いお茶が落ちていた。

中身がとんでもなく汚い黄色だった。

そのニュースを最近目にしていた私は、すぐにその中身が尿だということに気がついた。

ペットボトルの蓋をそっと開けて、
流してみると・・・

間違いない。これは「黄金水」だ。

マスクをしていたにも関わらず、私の鼻を容赦なく異臭が突き抜ける。

たまらず吐きそうになる。

辺りを見回すと、そこら中にペットボトルが落ちているではないか・・・

しかも全て中身が入っているように見える。

まさか・・・

背中がゾクゾクして、一瞬ぼーっとした。

次の瞬間メッツコーラのボトルを手にとっていた。
これもそうだ。

次から次へとくすんだ黄色のペットボトルを拾っていった。

ただただ、がむしゃらに拾っていた。
その大半はメッツコーラだ。

私は思わず「メッツ野郎」と叫んでしまった。

メッツコーラは悪くないのにだ。

おそらく、この行動をとってる人物を早く呼びたいという気持ちが先行し、とっさに手に持っていたメッツから名付けたのだと思う。

全部で１０数本ほどを拾いあげ、中身をその場で出す作業に取り掛かった。

やはり強烈である。

だんだん頭が痛くなり始めた。
身の危険すら感じるとてつもない強い刺激臭。

全て流し終わりその場を離れると、肩の力が一気に抜けた。

実を言うとそこにはまだ、メッツ野郎のブツがまだたくさんあるのだ。

待ってるぞと言わんばかりにメッツのボトル達がこちらを地面から見上げている。

私はまた後日、ここに来ることを決めた。

メッツ野郎を早くぶん殴りたい。