#火の鳥を義務教育に

山手線のホームを降り、東口から徒歩5分。2階に住む彼と向き合ったのは一年振り。
前回は、目黒川の桜が満開に咲いていた時期だった。

そういえば、今日は桜が咲いているかどうかなんて気にしなかった。
この1年間で、色々失ってしまった。落としたという表現の方が正しいのだろうか。その間、彼は何も失っていない。

羨ましい。しかし、考え直す。得たものもたくさんある。手放したくないものがいくつもある。いや、やはり、でも、これからは得るものを選択していかなければ上手に生きていけない、と思う。手持ちのポケモンは6匹まで、パスドラのコストは150まで。

確証はないが、どんなものにも制限がある。制限が怖くて、俺はいつの間にか、取捨選択する場面で無視を決め込むようになった。

成功でもなければ失敗でもない「何もしない」
awichのパンチラインが刺さる。

「無限に持てる」チートがあるなら使いたいと思った。思いかえせば俺はチートが好きだった。好きなゲームを、ぶっ壊して、無限にして、最強にしてやりたい放題やった。
そのうち飽きて、つまらなくなった。正規プレイをしても物足りなさを感じた。
「何もしない」「プレイしない」が正解になった。

だから、チートなんて使ったらずっと死ぬ。俺は春夏秋冬を感じ、あと80回くらい、大好きな冬の始まりの匂いを嗅いで、身体の限界迎えてオワオワリです

楽をするために、苦しい道を選び続ける。
てかこんなん4千年前の人類も知ってそう。
chatGPTの出現、AIの進化は、人類の進化ではない。
マサトは愛に生きる。ハレルヤには考えられない。

というわけで、面白く無くなるからキメセクは、いけないですよ!路肩アンゼリーカさん。
おわり

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