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500年後の君へ(中古ROMガチャのやり方)

剣盾のランクバトルで使うために幻のポケモンが欲しくて、ついでにポケモンホームの全国図鑑を完成させて500年前の姿のマギアナをもらおうと思い立った話まで書いた。過去作をほぼ未プレイだったため、中古ソフトを買ってきて幻のポケモンのデータが残っていることを祈る中古ROMガチャをはじめたが、今回はROMガチャで大切なことや実際にやってみたからこそ得られた経験を話していこうと思う。

趣味の範囲でROMガチャを楽しむ上で最も重要なことは、限られた資金のなかでいかに多くの本数を購入できるか、ということにある。これはあくまで体感であって統計学的根拠は皆無であることを承知の上で聞いてもらいたいのだけど、とりあえず幻や配布のポケモンが入っているROMを当たりとするならば、だいたい5~10本につき1本当たりがでる。これはROMガチャで動画を投稿している方々もおっしゃていることなので、だいたいあっていると思う。つまり、本数を多く買うことができれば当たりのチャンスも多くなる。

ちなみに当たりやすいソフトはあるのかというと、僕の経験では基本的にそのようなものはないと思う。もちろん目当てのポケモンが決まっているならそれに対応したソフトを買わなければいけないが、ソフト毎の当たりの確率はそんなに変わらないと思う。僕も動画投稿者に比べればほとんどROMガチャをしていない部類なので、興味がある人はぜひ自分でやってみてください。言いたいことは、ROMガチャでは量より質という考え方がほとんど通用しないため、とにかく試行回数を稼ぐしかない、ということである。これはコスモパワーをガン積みされたゴチルゼルを突破するために急所を狙うことや、色違いや証厳選で何千回もリセマラするのと同じことであるので、ポケモン廃人の方には実感が伴いやすいと思う。ポケモンというゲームは試行回数を稼ぐことの大切さを教えてくれる教育的なゲームである。

心身の調子を崩した結果退職することになった僕は、いくばくかの貯金はあるものの派手な浪費ができる状況にはなかったため、いかに安く中古ROMを買うかを工夫しなければならなかった。毎回3000円もするウルトラムーンを購入する余裕はないのだ。そこで近場のブックオフでポケットモンスターシリーズの各ソフトの相場を調べてみた。

〇ウルトラ サン・ムーン 2900円
〇サン・ムーン 800円
〇オメガルビー・アルファサファイア 1800円
〇X・Y 1200円
〇ブラック2・ホワイト2 2500円
〇ブラック・ホワイト 2500円(他店舗で900円で売っていた)
〇プラチナ 2300円
〇ダイヤモンド・パール 900円

 これが各ソフトの箱入りのおおよその値段である。ブックオフに関しては店舗によって値段がかなりばらついているので、複数の店舗を視察するべきである。ちなみに僕はあちこちのブックオフを覗いてみたけど、この価格表はBWを除けばかなり安いほうだった。どうやら東京23区内や横浜などの都心部ほど高価格になっているような気がする。あとはROMガチャバイヤーがいると相場は上がりやすいようだ。BWの高価格の謎はいまだに解けていないが、みなさんは900円で買える場所を探してください。

僕が狙いをつけたのは新しい世代の中でももっとも低価格なサン・ムーンである。マイナーチェンジ版のUSUMはいまだに高価格を維持しているが、SMは1000円以下で購入することができるし、幻のポケモンに関してもゼラオラまでゲットできるチャンスがある。
ブックオフにはさらに安く買える方法があるので紹介する。箱なしのゲームソフトはショーケースの中に展示されており、上記の一覧からさらにだいたい20%offで購入することができる。これを使えばSMのソフトが1本650円で手に入るのでかなり安い。しかし実はもっと安く買う方法があるので教えます。ブックオフは交通が不便な店舗ほど価格が安い傾向にあり、幹線道路沿いの店舗なんかだと、なんと箱なし30%OFFというとんでもない安売りをしていることがある。SMが560円という破格の値段で買えるので、自動車を持っている方はおすすめします。僕は自動車の免許を持っていなかったので、駅からはるばる徒歩で出かけたり、運転できる友人に連れて行ってもらったりした。

今回は中古ROMガチャの実践的な方法を紹介してみた。どんな物事でも、やってみるまでは知らないことだったし、意外と奥が深いものである。次はROMガチャで引き当てたポケモンを自慢していこうと思います。

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