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エヴァ考察 - ことばの定義
私なりのエヴァ用語辞典です 随時更新
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アダム
第一使徒、おそらく地球上に現れた最初の生命体。
この世のモノ(フェルミオン・ボソンに関わらない)ならば全て肉体として扱うことができる。
・魂が宿る=生きていること。
・魂が宿っていない=死んでいること。
魂の有無に関わらず肉体(モノ)そのものが存在を続ける限り、生きていても死んでいても同じことである。
「僕たちにとって生と死は等価値なんだ」
モノ(肉体)が在る限り、アダムの魂は蝋燭の火のように何度でも与えられ(魂の定着)アダムの分身に成ったモノは生きるも死ぬも自由自在であると言う風に解釈できる。ただしカヲルくんはアダムの分身としての死ではなく、自由意志を司る天使として、人間の肉体(リリン)としての死を選んだ。(だから初号機の手には使徒の青い血でなく赤い血が付着していた)
リリス
第二使徒。アダムの次に地球に現れた生命体。
創世神話におけるアダムの最初の妻。母親の象徴であると思われる。
使徒と呼ばれているがリリスはアダムの魂を定着させたモノでも、この世のモノでもない(と考えている)。
セントラルドグマに保管されている下半身をぶった斬られたリリスの胎より下、無数の人間の足が生えていた。リリスは全てリリンの肉体が生まれ出てくる場所、すなわち母親と見立てられる。
エヴァ世界の人間はみなリリスの子であり、リリスに還ることができる。
リリン
リリスの子。エヴァ世界における人間は全てリリンを指す。
創世神話において、リリスはアダムと決別し地獄で悪魔の子を宿す。リリンは悪魔の子として産み落とされる。それゆえ、リリン(人間)はサードインパクトによって淘汰・浄化されるべきであると言った見解が生まれるのかも知れない。(ゼーレの目的)
例外:綾波レイ
肉体はリリン、碇ユイのクローン。魂はリリスから分離したものを定着させた。
(新劇場版で「魂の場所が違う」と言うセリフはそう言うことだと思う)
例外:渚カヲル
肉体はリリンでも魂はアダムに分け与えられた灯火である渚カヲル。
例外:惣流アスカラングレー
肉体はリリンであるが、ヒトの生殖活動で生まれていないため「まごころを、君に」でリリスの補完から弾かれた可能性がある。(と考えている)
使徒
第三使徒以降について、アダムの分身。
アダムの魂が定着したこの世界のモノならばなんでも使徒になりうる。
例:バルディエルさん
エヴァ参号機が積乱雲の中を通るとき、電気的な作用でアダムの魂が粘菌に定着し、菌類が使徒と成った。
例:ダブリス
ゼーレの技術でもってリリンの肉体にアダムの魂を定着させたことで、カヲルくんはリリンの肉体にアダムの魂を宿して使徒と成った。
エヴァンゲリオン
アダムの肉体・リリス(母親)の魂・リリン(子)の存在すべてを兼ね備えた生物。雌雄同体の妊婦みたいなモノと思っている。
創世神話において、エヴァ(イブ)はアダムの肋骨から複製された人間であり、アダムの二番目の妻である。
エヴァには必ず「母親の魂」が含まれていなければならない。
零号機 母親:一人目の綾波レイ
パイロット:二人目の綾波レイ
初号機 母親:碇ユイ
パイロット:碇シンジ
弍号機 母親:アスカの母
パイロット:惣流・アスカ・ラングレー(式波)
参号機 母親:トウジの母(冬月教授の学生にトウジの父親らしき人物が)
パイロット:鈴原トウジ
量産機については、渚カヲルの魂(とそのコピーであるダミーシステム)は使徒・アダムと同義であるので、アニメ版で弍号機とシンクロしたのと同様の手法で動いていたと考えられる。(もしくはもはや量産機は一つの独立した使徒であるとも思える)カヲルくんが旧劇場版で弍号機をパイロット不在で動かせたのはカヲルくんとアダムとエヴァが「本質的に同じモノ(肉体)」であるため操作可能であった。
「この弐号機の魂は今自ら閉じこもっている」
(弍号機を操作していたときアスカの母親とアスカの二人とも閉じこもっていたため都合がよかった)
魂
命を宿した個体を動かすもの、情報、記憶。異なる世界へは引き継げない(旧劇場版世界から新劇場版世界、またその逆)が、願いや呪いとして異なる世界と同期されていく。
「魂が消えても、願いと呪いはこの世界に残る。意思は情報として世界を伝い、変えて行く」
世界を伝うとは異なる世界と運命が同期されることと等しいと考えられる。
魂の分離・定着
ゼーレの謎技術。
アダム(使徒)やリリスと言った、リリンと異なる種族の魂(情報)をリリンの肉体に定着させること。肉体はリリンのままアダム・リリスと同等の能力を得る。
肉体
物理的な存在。魂の器。
アダムにとっての肉体はこの世のすべてのモノ。
リリス・リリンは人体・肉。
命
命があるとは、魂が定着している状態。
命がないのは魂が定着していない状態。
アダム・使徒にとっての命の有無はリリンの言う生死と異なる。使徒かそうでないかは、そもそも生き物であるか非生き物であるかという違いでしかない。