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電子ピアノについて語ろうと思った訳

幼少の頃にピアノをやっており、大学生の時にはシンセを買ってバンドを組んでいた。
しかし就職を機会に演奏から離れ、専ら聞く専門となった。
そして数十年が過ぎ・・・・
コロナ渦によるテレワーク化とアウトドアの趣味を封じられ、暇つぶしにピアノでもやってみるかと思ったのが事の発端。
ヤマハの卓上型の安い電子ピアノを買って練習を再開してみたのだが・・・
「なんじゃ、こりゃ?」
「これは本物のピアノとは全く別ものだよ」
「天下のヤマハがこんなもの作るのか?」
そう驚いたのが
「まあ、しかし値段がこんなもんだし仕方ないか」と納得したのである。
実際、現物を触らずに通販で買った自分も悪いのである。
まあそんな中で、P-125という機種は在庫が少ない事と、ヤマハというブランド力もあって、転売屋の餌食となり、今まで売られていた価格の1.5倍とか下手すれば2倍以上の価格で取引されていた。
ちなみにP-125のライバル機種であるカシオのPSX-1000という機種は常に在庫が安定してここの数年のトップ売れ筋機種となった。
しかしこのP-125のネット上の評判がやたらよいのである。
自分は実際に弾いてみて、それほどか?と思う。
そしてそのレビュー内容を見れば非常に抽象的であったり、何の根拠もないようなものが多いように感じた。
またP-125の優位性を説明するため、度々カシオの電子ピアノの弾き合いに出して「カシオの鍵盤は奥が弾くにくい」という事を執拗に繰り返していた。
それを見ては、「ははあ、これは転売屋がP-125を高値で売りたいから在庫が潤沢なカシオを批判しているんだろうな」と思った。
自分自身はろくに現物を触らずに後悔した事実もあり、このP-125の実態というものを多くの人に知ってもらい、後悔のない買い物をして欲しいと考えた所存である。



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