スケオタのロイヤルバレエガラ見聞録

はじめに

縁あってロイヤルバレエガラを観に行きました。
スケオタのバレエ鑑賞初心者が気に入った演目の感想を叫んでるだけなので、温かい目で読んでください。

不思議の国のアリス

かわいい！！！バレエでこんなキュンとすることあるんだ？！ハートを作る振付がキュートすぎる。
てかアリスのお相手って誰？と思って調べたらジャックでひっくり返りました。バレエ版だとそんな出世してるんかジャック。まじかよ。

アフター・ザ・レイン

パパシゼ風の二人が出てきたと思ったらまさかのﾜﾘﾜﾘﾜｶﾒの曲でスケオタの血が騒いだ。やっぱり冒頭ユラユラしてて親近感。
この曲は無機のようで有機のような、ミクロのようでマクロのような、細胞のようで宇宙のような相反した何かを想起させます。今回も言葉にできない神秘さを感じ、演技後にはしばらく余韻に包まれていました。
ワリワリは一つ一つの音を細かく取りまくっていくスタイルだけど、バレエだと要所の音をとりながら物語を展開させていて、そっちの方がやっぱりスタンダードだよね〜と思いながら鑑賞。ルールに縛られる競技の中では出来ない手法だし、「静止」時に美しさが際立つバレエだからこその表現だろうなと思いました。

ラプソディ

とってもロマンティックで二人が踊ってる時にはララランドみたいな背景が見えた…好き……

ドン・キホーテ

スケオタなのでザギとうたしんを思い出した。
キトリ役の方が個人的に好きでした。キレがあって活発な町娘って感じがツボです。
バレエダンサー、くるくる回りまくった直後に美麗ポーズをジャストタイミングでとれるのまじで凄い。体幹どうなってるの……

やっぱドンキはめちゃくちゃ気分が上がるし楽しかった〜！

マノン

すてきや…………これぞロマンス…………
お互いベッドにor作業場に戻りそうで戻らない二人…………もう諦めて思う存分イチャイチャしな…………

インポッシブル・ヒューマン

ド素人から見たら、バレエというよりコンテンポラリーって感じがしました。なんだろ、フロアを多く使ってたりバレエ歩き(？)をあえて排除しているからかな。
とにかく色気が凄かった。

クローマ

友野くんのやつや！！！！と一人興奮してました。
男も女もなく、人間の身体を使ったコンテンポラリーバレエという印象でした。何度も繰り出されるリフトがまじ凄まじい。身体能力おばけ。

ロミジュリ

本物のロミジュリだァァァ(？？？)と思いテンションが上がりました。
お互い言葉を交わすように踊りを交わしている様が素敵で惚れ惚れ。最後のキスからのテラスに駆け戻るジュリエットが愛おしすぎて…。これが愛………。

グラン・パ・クラシック

演目は知らないものだったのですが、とってもイメージ通りの「THE・バレエ」って感じで満足感。男性の身軽さと柔らかさと、女性のバランス感覚に慄きました。何食べたらそんなんなるの？？

まとめ

全然予備知識がないまま、ちょっと興味あるしちょうど暇してる日だし行くか〜のノリで出かけてしまいましたがとっても楽しめました。正直最初にロイヤルなんて見ちゃって大丈夫？？勿体ない？？と思いもしましたがいい経験になったと信じてます！
終始「これが身体を極限までコントロールした人間たちなのか…」と驚嘆。演技中は文字通り手先足先にまで常に神経使ってて、並外れた精神力と体力を感じました。そもそもあの立ち方何？？考えた人変態？？？？

来年はロミジュリ全幕見れたらいいな〜

ごましお🍙