ウマ娘から競馬に興味をもったあなたへ、競馬場ではキミの愛馬の子孫が走っている。それもたくさん
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ウマ娘から競馬に興味をもったあなたへ、競馬場ではキミの愛馬の子孫が走っている。それもたくさん

※2021年10月7日追記
この記事は改訂版を出しております。↓

こんにちは、ごまです。
「ウマ娘 プリティーダービー」のアプリ版がリリースされたことで、週末のJRAの開催では自分の周りで競馬を見てくれる人が増えたように感じています。ゲーム内で育成目標のレースで選ばれることも多いチューリップ賞、弥生賞が現実の世界で開催された事で「そろそろクラシック三冠、トリプルティアラの季節が始まるんだな」と思った方もいるかも知れません。

2021年3月7に開催された弥生賞ディープインパクト記念では、ウマ娘にゆかりのある血統を持った馬が走りました。​

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現在進行系で進む「史実」

その馬の名は「テンバガー」です。残念ながら5着でしたがその血統表はコチラです。母父がスペシャルウィークですが、血統詳細を押すとこの馬のひいおじいちゃん(3代父)がグラスワンダーであることがわかります。

※テンバガーの血統表

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ウマ娘のアニメ、ゲーム内でも1995年生まれの黄金世代(スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイロー、グラスワンダー、エルコンドルパサー)のエモいお話が描かれていますが、史実と語られる当時の物語を少年時代にワクワクしながら見ていた自分としては、25年近く経った今、その競走馬たちの子孫たちが史実を作り事が嬉しくて嬉しくて仕方がないんですよ!(クソデカ大声)
僕はこの世代の3歳時はセイウンスカイが大好きでしたが、最終的にみんな大好きになりました、そのくらいドラマティックな競走馬たちでした。
好きだった競走馬の子孫や親戚を応援する推し方は、世代が人間の数倍の速さで進む競馬ならではの応援方法の一つです。

難易度別!ウマ娘ゆかりの血統の探し方

弥生賞ディープインパクト記念は、実はテンバガー以外にもウマ娘の血を持った競走馬が走っていました。ウマ娘のモデルになった競走馬の調べ方は以下の3つの方法を繰り返していく感じです。

1.父親をたどっていくとウマ娘にたどり着く
2.母親をたどっていくとウマ娘にたどり着く
3.血統表のどこかにウマ娘がいる(高難易度)

ここではウマ娘血統の探し方を、難易度別に分けて探し方を紹介していきます。競走馬を調べるには競馬サイトのnetkeiba.comがおすすめです。いつもお世話になってます。

難易度F:今活躍してる馬(しそうな馬)を推そう!

一番早い方法は既に活躍している馬を応援する事です。上半期のG1レースがこれからどんどん始まっていくのでダービーに向かって盛り上がる上半期の競馬を楽しむことができます。以下の8頭を紹介します。

デアリングタクト

2020年に日本競馬史上初の無敗での牝馬三冠(トリプルティアラ)を達成したデアリングタクト。父エピファネイアがスペシャルウィークの血を持っています。スペシャルウィークの母の父はマルゼンスキーですので、この2頭はセットで出ることが多いです。父方と母方の祖母シーザリオとデアリングハートは同い年でクラシックで一緒に走った事があるので、この馬の子孫から歴史に残る馬が出た事もドラマチックですね。


キセキ

2017年に菊花賞を勝ったキセキの父ルーラーシップの母がエアグルーヴです。菊花賞以降は勝利がなく、G1の2着が4回というシルバーコレクターですが、ファンの人気は高い馬です。


グローリーヴェイズ

香港ヴァーズを勝ったグローリーヴェイズはメジロの冠名こそありませんが、れっきとしたメジロの末裔です。メジロラモーヌは史上初の牝馬三冠馬であり、メジロアルダンの姉になります。
母系にメジロライアンの血も入っていますが、注目したいのはこの血統がずっとメジロ牧場によって紡がれてきた事です。
メジロ牧場は2011年に解散してしまいましたが、設備と所有馬は牧場のスタッフが引き継ぐ形でレイクヴィラファームとして再出発しました。
雌伏の時を経てグローリーヴェイズは海外のG1でメジロの血を証明した馬の1頭になりました。

レイクヴィラファームでは以前ニコニコ競馬chのリアルダービースタリオンのコラボ企画でメジロドーベルの様子を中心に45時間にわたり放送した事もあります。アーカイブも残っています。

https://t.co/r6Kz3eeQQE

カレンモエ

カレンチャンの娘カレンモエ、実はゲームのような配合で生まれた馬です。父ロードカナロアと母カレンチャンは同じ厩舎、ともに短距離で活躍したチームメイトの結晶がカレンモエです。厩舎も両親と同じ安田隆行厩舎というロマンが詰まっている馬です。昨年秋にオープン入りし、重賞2着2回の成績を残しており、重賞勝利まで後一歩のところまできています。


オーソクレース

昨年のホープフルS2着のオーソクレースはデアリングタクトと同じエピファネイア産駒というだけでなく、母系にスペシャルウィークと同世代のエルコンドルパサーの血を持っています。
牡馬クラシックの有力候補が黄金世代の血を受け継いで走っているのは胸が熱くなりますね。


ピクシーナイト

こちらはテンバガーと同じグラスワンダーの血を引くモーリス産駒で、今年のシンザン記念を勝っています。この馬の母父は同期のキングヘイロー、さらに母の母父がサクラバクシンオーとなっており、3世代続けてウマ娘に縁のある種牡馬が配合されているレアな血統です。短距離やマイルで活躍が期待されている馬です。


ピンクカメハメハ

この馬の父リオンディーズはエピファネイアの弟、なのでスペシャルウィークの血を持っていますが、それだけではなくスイープトウショウの17歳下の弟になります。母タバサトウショウがの出産時の年齢は、高齢といわれる25歳の時という驚きの馬です。
さらに驚くことに、この馬は2月に開催されたサウジアラビアのダービーを勝っています。しかもリオンディーズ産駒はこれが重賞初勝利。

その勝利により急遽今月ドバイで開催されるUAEダービーに出走する事が決まりました。
異色な経歴を進んでいる彼の今後に注目です。


ラペルーズ

父ペルーサがゼンノロブロイの産駒になります。この馬はJRAでデビューしましたが、一度地方競馬に移籍し、出戻りでダートで2連勝をあげ、アメリカのクラシックに挑戦するプランが出ています。
ラペルーズを語る上で外せないのが父ペルーサという馬です。
デビュー4連勝でダービーで1番人気で出走するも、痛恨の出遅れ。以降は出遅れるのが癖になってしまい、G1の2着などがあるものの勝利から見放されてしまいますが、常に物凄い末脚で入着する姿はファンを沸かせ続けました。8歳時の札幌日経OPではゲートを上手く出て先行策、道中で逃げの先頭に立ちそのまま逃げ切りレコード勝ちをあげ、JRA最長勝利間隔の記録を更新(5年3ヶ月8日)、競馬場は拍手に包まれるほど愛された馬でした。ウマ娘化してもおかしくない個性派の馬でした。


ペルーサの産駒から父を彷彿とさせる末脚で勝ち星を重ねるラペルーズには大きな期待をしています。

以上の8頭は、現役で近い間に出走する予定もあるので是非チェックしてみてください。

(2021/3/12追記)
1勝馬ですが、はやてさんのこのツイートを見てピックアップすべき馬がいたので追記で紹介いたします。範囲が広すぎて見逃しがあるので許してほんとに。

アンブレラデート

ツイートにも詳細がありますが、アンブレラデートは現役で唯一の両親がウマ娘のモデルになっている競走馬です。父エイシンフラッシュ、母ダイワスカーレット、母の父アグネスタキオンになります。

(21/3/20追記)
と、3歳馬をこの記事を執筆した先週の段階では書いていたんですが、今日のレースでなんとウマ娘にゆかりのある血統を持った3歳馬が3頭も重賞とリステッド競走を勝ちました。明日のスプリングSにもウマ娘血統馬が何頭もいるので、ピックアップしきれないほど沢山の競走馬の血統に入っているんですよね。許して!むしろウマ娘と合わせるかのよう実際の競馬を見ていて思い入れのある馬が活躍しだすのは嬉しいです。

ルークズネスト

シンザン記念でピクシーナイトの2着になり、ファルコンステークスを勝ったこの馬も父がモーリスです。昨年の2歳デビュー直後にモーリスの産駒は大苦戦しとても不安になっていましたが、お父さんが古馬になってから活躍した事もあり、ようやく活躍する馬が増えてきた事は嬉しいですね。

ホウオウイクセル

フェアリーSの2着があるホウオウイクセルはフラワーカップを勝ちました。なんと、この馬はイトカワさんのツイートで知ったのですが 、現役で最多のウマ娘の血(5頭)を持っているうちの1頭のようです。他にも何頭かいるようです。

母系はメジロドーベルの孫にあたり、スペシャルウィーク、ルーラーシップと配合されて生まれたメジロ血統の中でもウマ娘血統の要素がかなり強い馬になります。特に血統表の2代目にキングカメハメハ、エアグルーヴ、スペシャルウィーク、メジロドーベルというダービーとオークスを勝った名馬がキレイに縦に並んでいるのは、とても美しいエモエモな血統図です。
レイクヴィラファームがツイートしていましたが、ホウオウイクセルはメジロドーベルの牝系で初めて重賞を勝った馬という喜びのツイートされていました。私も見始めた頃の強い牝馬の1頭がドーベルだったので、とても嬉しかったです。馬券もとりました💰


アドマイヤハダル

皐月賞トライアルの若葉Sを勝ったアドマイヤハダルは、母母がタバサトウショウとなりスイープトウショウの甥になります。ディープインパクト、ロードカナロアと日本競馬を代表する種牡馬が配合され、スイープの一族の馬なんだという鋭い末脚で勝ちました。近年では若葉Sを勝った馬が皐月賞に向かうケースは少ないので、ダービーに向かうことになるのではないかと思いますが。カナロア産駒なので距離を克服できる産駒もいるので、大きく期待したいと思っています。

難易度E:直接のこども(産駒)を推そう!

少し難易度があがりますが、これも比較的簡単な探し方です。netkeibaや競馬新聞の馬柱(うまばしら)に載っている父、母、母の父でウマ娘に登場しているキャラを探しましょう!一番簡単な方法です。改めて弥生賞の出走表を見るとタイムトゥヘヴンの欄に「母父アドマイヤベガ」がいるがわかります。


競馬の血統というのはウマ娘の継承システムの元となっている要素で、両親や母の父の競走成績からその馬がどういう因子を継承しているかを判断しやすいので、競馬の予想をする上でも重視している人が多いので必ず載っています。

産駒を探す場合は、年間1頭しか生産できない牝馬よりも、年間数十頭から200頭以上種付けする事もある父の産駒のほうが探しやすいです。
JBISが出している2020年度の種牡馬ランキングによると、JRAで走ったウマ娘のモデルとなった種牡馬の産駒のランキングは以下になっています(ランキング順と出走頭数)この馬の産駒たちは比較的見る機会が多いと思うので是非チェックしてみてください。

エイシンフラッシュ(213頭)
ゴールドシップ(116頭)
マンハッタンカフェ(59頭)
スマートファルコン(99頭)
ゼンノロブロイ(67頭)
キングヘイロー(51頭)
ナカヤマフェスタ(33頭)
アグネスデジタル(29頭)
トーセンジョーダン(72頭)
グラスワンダー(44頭)

200位まで見ましたが、以下の産駒もわずかに出走があるようです。

マーベラスサンデー(3頭)
テイエムオペラオー(6頭)
スペシャルウィーク(7頭)
マヤノトップガン(3頭)

産駒数が多いので既に活躍している馬を探したい場合は、netkeibaの「競走馬血統検索」の一番左上の青い欄に「ゴールドシップ」など、馬名を入れて検索をすると獲得賞金が多い順で結果が出てきます。生まれた年でもソートできるので非常に便利です。

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牝馬がモデルになっているウマ娘の産駒が現在走っているのはウオッカダイワスカーレットカレンチャンスイープトウショウ、カワカミプリンセス、メジロドーベルなどです。
最大年間1頭しか生まれないので、こちらは競走馬のページの「産駒一覧」のタブから産駒が確認できます。

ちなみに余談ですが、ダイワスカーレットの産駒は現時点で10頭全て牝馬です。

まだデビューしていない馬の産駒はどちらも種牡馬になっているキタサンブラックサトノダイヤモンドがいます。キタサンブラックは今年、サトノダイヤモンドは2022年に2歳の初年度産駒がデビューします。


難易度D:ウマ娘の血統を持つ種牡馬を覚えよう!

次はウマ娘が血統に入っている種牡馬を覚えていきましょう!競馬新聞の父、母父の欄でこれから紹介する馬が目に入れば、その馬にはウマ娘の血が入ってる事になります。ランキング上位の種牡馬も多く含まれているので血統のトレンドも同時に覚えることが出来まるので覚えると競馬が更に楽しくなります。こちらも探し方は先程書いた3つの方法と同じですが、こちらは数が多くなるので、JBISに掲載されている2020年のランキング300位まで調べ、そこに載っているウマ娘血統の種牡馬を紹介します。ランキング上位での種牡馬と、下位でも現役で活躍馬がいる種牡馬についてはコメント付きで紹介いたします


オルフェーヴル

2011年の三冠馬オルフェーヴルはゴールドシップと同じ父ステイゴールド、母父メジロマックイーンという血統です。G1を6勝、2度の凱旋門賞2着など輝かしい成績を残した名馬ですが、菊花賞ゴール後に騎手を振り落とす、阪神大賞典での逸走などこの馬もお父さんに似た暴れ馬でした。代表産駒にG1を4勝したラッキーライラック、現役ではダート短距離で活躍しているジャスティン、重賞2勝のオーソリティ(母はエピファネイアの妹です)などがいます。


ルーラーシップ

エアグルーヴの牡馬の代表産駒です。日本ではG1未勝利ながら香港G1クイーンエリザベスII世カップを勝っていますが、この馬も気性が難しい馬で2012年の有馬記念ではゲートを立ち上がって大出遅れしながらも3着に突っ込んだ事を覚えている人が多いと思います。代表産駒に菊花賞を勝ったキセキ(現役)などがいます。

エピファネイア

スペシャルウィークの代表産駒であるシーザリオが産んだ3頭のG1馬のうちの1頭です。現役時代には菊花賞、ジャパンカップを勝っています。初年度産駒に史上初の無敗の牝馬三冠馬(トリプルティアラ)のデアリングタクトを排出し、昨年引退したアーモンドアイの初年度の配合相手に選ばれるなど、今一番注目されている種牡馬と言っていいでしょう。

キンシャサノキセキ

フジキセキ産駒ののキンシャサノキセキは異色のオーストラリア生まれ。生産シーズンが逆になる南半球にシャトル種牡馬として出向していた時に種付けされ生まれた産駒です。9月生まれながら2歳11月でデビューし2連勝、8歳まで活躍し高松宮記念でG1を初勝利したときは7歳、翌年も勝利し同レース史上初の2連覇を達成し引退し種牡馬入りしました。代表産駒に重賞2勝のシュウジ、南関東で活躍するストライクイーグルなどがいます。

スクリーンヒーロー

グラスワンダーの産駒で2008年のジャパンカップを9番人気の低評価で勝利した馬です。80年代の名牝ダイナアクトレスの血を引いていいます。種牡馬としての評価は低かったものの、初年度からモーリス、ゴールドアクターという父を超えるような名馬を輩出しています。現役ではフローラS勝ちのウインマリリンなどがいます。

モーリス

そのスクリーンヒーローの息子で、グラスワンダーの直系の孫にあたるモーリスは2010年代の最強マイラーの1頭です。古馬になってから本格化し、日本と香港でG1を計6勝しました。最後の2戦は2000mにも挑戦し勝利。二階級を制覇しました。
モーリスはグローリーヴェイズと同じく、母系がメジロの末裔です。母はメジロフランシス。この馬とメジロドーベルは母をたどるとメジロボサツという馬にたどり着き、遠い親戚関係になります。
現3歳世代が初年度産駒、産駒初のOPを勝ったカイザーノヴァは母父スペシャルウィーク、前述したピクシーナイトも含め、同世代の血を引いた馬の活躍馬も多く、エモい血統でこれからの競馬を引っ張っていく存在です。


ドリームジャーニー

ステイゴールド初の、そしてメジロマックイーンの血が入った馬で初めてのG1勝ち馬です。朝日杯FS、宝塚記念、有馬記念を勝った馬ですが、現在では三冠馬オルフェーヴルの全兄(両親の血統が同じ)として語られる事が多いです。この馬も弟や父と同様に気性難でしたが、体型は父ステイゴールドと似た420kg台の軽量馬で、31戦走った丈夫な馬でした。産駒には単勝325倍でダイヤモンドSを勝ったミライヘノツバサ、現役では重賞で2着4回のヴェルトライゼンデ(屈腱炎で休養中)がいます。


メイショウボーラー

父はタイキシャトル、所属厩舎はスペシャルウィーク、アグネスデジタルと同じ白井最強でおなじみの白井寿昭調教師でした
デビュー4連勝で朝日杯2着、皐月賞、NHKマイルCで3着など芝で活躍していましたが、古馬になりダートに挑戦してから3連勝でフェブラリーSを勝ちG1馬となりました。代表産駒はJBCクラシックを勝ったニシケンモノノフ、現役では3勝クラスのキタノヴイジョンがいます。


ドゥラメンテ

母はエリザベス女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴ、その母はエアグルーヴです。強烈な末脚で2015年の皐月賞、ダービーを勝ちましたが、故障で三冠の夢は幻に終わりました。翌年に復帰しましたが、宝塚記念後に再び故障、そのまま引退し種牡馬入りしました。
産駒は現3歳が初年度産駒になり、弥生賞ディープインパクト記念でタイトルホルダーが最初の重賞勝ち馬になりました。


ダノンシャンティ

フジキセキの産駒です。一番のインパクトは2010年のNHKマイルCでの豪快な差し切り勝ち、しかも叩き出したタイムが1600mで1分31秒4の日本レコード(当時)。当時の記憶は強烈に記憶に残っています。ダービーの有力候補にあがりましたが、レースの前日に骨折が判明、無念の出走取消となりました。ちなみにその時に勝った馬はエイシンフラッシュでした。代表産駒は重賞を3勝して今年の京都金杯で引退したスマートオーディンがいます。

リーチザクラウン

スペシャルウィークと同じ臼田浩義オーナーの元でデビューしました。デビューした新馬戦は「伝説の新馬戦」と呼ばれ、後の皐月賞馬アンライバルド、菊花賞馬のスリーロールス、スペシャルウィークの代表産駒でG1を6勝した牝馬ブエナビスタと一緒に出走した経験もあります。G1はダービーの2着が最高でしたが、重賞2勝をあげ、2011年にセイウンスカイニシノフラワーの西山牧場にトレードされ、後に種牡馬入りしました。代表産駒にシンザン記念を勝ったキョウヘイがいます。


ヴァーミリアン

エルコンドルパサーは産駒がデビューする2002年に7歳で急死。3世代しか産駒を残せなかったがその中で排出した3頭のG1馬の中で一番活躍した馬がヴァーミリアンです。04年のラジオたんぱ杯2歳S(ホープフルSの前身となったレースで当時は阪神2000mで開催されていた)を勝ちクラシックの有力候補になりながらも、3歳時は2桁着順の大敗続きで、芝に見切りをつけてダートに戦いの場所を変えてから快進撃が始まりました。ダートのG1/Jpn1競走を9勝し、ダートの王者として君臨しました。産駒は南関東で活躍し種牡馬入りしたノブワイルド、現役では今年に入りOPを2勝したリュウノユキナがいま
す。

ディープスカイ

アグネスタキオン産駒。2008年に父が出走できなかったダービーを勝った孝行息子です。NHKマイルCも勝利し変則2冠を達成しました。スピードとスタミナ、そして日程にのタフさを克服して両レースを勝利したのはキングカメハメハとこの馬の2頭だけで、以降は達成されていません。代表産駒は凱旋門賞にも出走し、現在はダートで活躍中のクリンチャー。幻影時代にパリロンシャンと佐賀を走った馬もおそらくこの馬以降達成される可能性は低いでしょう。


ジョーカプチーノ

マンハッタンカフェ産駒。父とは違い短距離で活躍しました。初勝利まではダートを走り、その後芝に転向しNHKマイルを10番人気ながらもレースレコードで勝利しましたが、1番の印象は超不良馬場のダービーで1000m59秒9の大逃げを打った事ですね(18着)。以降は約1年半の休養後に短距離に戻り、2勝を挙げて種牡馬入りしました。代表産駒はニュージーランドトロフィーを勝ち現在南関東に在籍しているジョーストリクトリ。3歳の現役にビーマイベイビーがいます。


リオンディーズ

エピファネイアと同じシーザリオ(父スペシャルウィーク)を母に持つリオンディーズは2戦目で朝日杯FSを勝利し、兄と同じようにクラシックでの活躍が期待されましたが、マカヒキ、サトノダイヤモンドと同世代だったこともありクラシックで活躍できず、ダービー後に屈腱炎を発症、そのまま競走生活を終え種牡馬入りし、現3歳世代が初年度産駒として走っています。代表産駒は先述したピンクカメハメハがいます。

レッドスパーダ

タイキシャトル産駒。G1はNHKマイルCの2着が最高でしたが、8歳時に京王杯スプリングCを勝つなど重賞3勝を挙げ、短距離で長く活躍しました。数少ない産駒からは現在OP馬のクラヴィスオレアが走っています。この馬は母父もキングヘイローというウマ娘血統です。

グランプリボス

サクラバクシンオー産駒。父は短距離で大活躍しましたが、グランプリボスは主にマイルで活躍し朝日杯FS、NHKマイルカップなど重賞5勝をあげ、バクシンオーの代表産駒になりました。
産駒は初年度産駒が2歳時に37頭走りながらも1頭も勝てずという結果に終わる厳しいスタートになりましたが、昨年秋から3連勝中のモズナガレボシが現れ、産駒の期待の星になっています。
父系は1968年に日本に輸入されたテスコボーイが祖で、日本において50年以上経った現在でも父系の血統が直系で残っているほぼ唯一の系統になるので、彼を含めた種牡馬たちで何とか血を繋げて行ってもらいたいですね。


カネヒキリ

フジキセキ産駒のカネヒキリは2000年代にダートで活躍した名馬で、ディープインパクトと同世代、同じオーナー、主戦も武豊騎手だったこともあり付いたニックネームは「砂のディープインパクト」と呼ばれ愛されました。古馬になってからは2度の屈腱炎により2年半の休養を余儀なくされましたが、復帰後に不死鳥のように復活し、ジャパンカップダート、東京大賞典、川崎記念とG1/JpnIを勝利する目覚ましい活躍をしました。産駒には川崎記念を勝ったミツバ、韓国のコリアカップを連覇したロンドンタウンなどがいます。


サムライハート

父サンデーサイレンス、母エアグルーヴ、全姉にアドマイヤグルーヴという良血馬でしたが、度重なる骨折に見舞われ競走成績では大成できませんでした。血統背景を買われ種牡馬入りし、安い種付け価格もあり初年度から100頭を超える種付け頭数に恵まれました。主に地方競馬で走る産駒が多く、南関東に所属して活躍したクリスタルシルバーが代表産駒です。


ローレルゲレイロ

キングヘイローの代表産駒で高松宮記念、スプリンターズSなどを勝っていますが、母系にもマルゼンスキーの名前が見えます。牝系は戦前に輸入されたセレタを祖とする在来牝系です。数少ない産駒の中からダートで現役で活躍しているアイオライトがいます。


ショウナンカンプ

サクラバクシンオーの種牡馬の1頭です。短距離で活躍し高松宮記念を勝っています。牝系は非常に歴史が古く明治時代に小岩井農場により日本に輸入された牝馬アストニシメントの子孫になります。同じ牝系にメジロマックイーンもいます。代表産駒は3歳時に牝馬ながら重賞、G1で2着を繰り返し、不振に陥るも昨年のCBC賞で鮮やかに復活勝利をあげたラブカンプーがいます。


アドマイヤオーラ

父はアグネスタキオン、シンザン記念と弥生賞を勝ち、クラシック候補になりましたが皐月賞、ダービーは3着に終わり、その後骨折が判明し休養。半年後に復帰し京都記念を勝利しますが、これが最後の勝利になりました。
数少ない産駒はダートで活躍する馬が多く、交流重賞を勝ったノボバカラや2020年の南部杯を日本レコードで勝利したアルクトスがいます。


ペルーサ

ラペルーズの項目で詳しく書いてしまったので、詳細は省きますが、初年度産駒がデビューした昨年に種牡馬を引退しています。すでに乗馬として新しいキャリアを積むために去勢されているため、ラペルーズを含めた産駒達が血をつなげられるような活躍をして欲しいと願っています。


ビッグアーサー

サクラバクシンオーのビッグアーサーの産駒は今年2歳馬がデビューします。3歳春のデビューから安定した成績を上げ、5歳時に高松宮記念を勝ちました。毎年100頭を超える牝馬と種付けをしており、人気のある種牡馬となっているので、バクシンオーの血を繋げてくれる産駒が出てきてほしいですね。


イスラボニータ

フジキセキ産駒のイスラボニータも今年2歳馬がデビューします。現役時は父の出走が叶わなかった皐月賞で父の産駒で初めてクラシックを勝った馬になり、中距離から短距離で活躍しました。こちらも100頭以上の産駒がデビュー予定で、フジキセキの血を繋げてくれる有力な種牡馬の1頭になってくれる事を願っています。

以下の種牡馬は説明は省きますが名前ののみですが、紹介いたします。

パドトロワ(母父フジキセキ)
サクラプレジデント(母父マルゼンスキー、母はサクラチヨノオーの全妹)
アーネストリー(父グラスワンダー)
キャプテントゥーレ(父アグネスタキオン)
ファーガソン(父マンハッタンカフェ)
ヒルノダムール(父マンハッタンカフェ)
メジロダイボサツ(母メジロドーベル、母父メジロライアン)
ダイシンオレンジ(父アグネスデジタル)
ソングオブウインド(父エルコンドルパサー)
アスカクリチャン(母母父マルゼンスキー)
タイセイレジェンド(母父メジロマックイーン)
ザサンデーフサイチ(母エアグルーヴ)
ニホンピロアワーズ(母父アドマイヤベガ)
サクラゼウス(父サクラバクシンオー)


難易度C:牝馬モデルのウマ娘の孫を推そう!

90年代に現役生活を送っていた牝馬は直接の産駒が走っていませんが、孫が走っている可能性があります。エアグルーヴを例に2つの方法を紹介します。
まずはnetkeibaので牝馬を表示し、血統のページの下の欄にある牝系図から探す方法です。エアグルーヴの牝系図は、PCでは祖父のシャダイフェザー、スマホでは母のダイナカールからスタートしています。下に伸びている線はダイナカールが産んだ産駒で、エアグルーヴと線が繋がっている馬はきょうだいになります。青い丸が牡馬、赤い丸が牝馬です。

スマホページのほうが見やすいかもしれない

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同じようにエアグルーヴを見るとアドマイヤグルーヴ、ルーラーシップなどが見れます。この牝系図ではエアグルーヴの孫世代以降は省略されている馬が居るので、孫やひ孫がいるか探したい場合はそれぞれの馬のページを開き産駒一覧や、牝系図から探すことができます。

もう一つはデータベースの血統から検索する方法です。競走馬血統検索の5代血統表から特定の欄に馬名を入れるとそれに該当する馬が出てきます。例えば左から2列目の1番下にヒシアマゾンと入れ検索彼女の孫世代の馬が出てきます。タブで生年順を選ぶと若い順番から検索結果が出るので現役馬やこれからデビューする馬を見つけやすいです。

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獲得賞金順、生産牧場順などのソートもできる

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難易度S:血統検索でひたすら検索しよう!

最後の探し方は血統検索でウマ娘の名前を検索し、地道に該当する産駒を探す方法です。アスカクリチャンのように母系で数世代前にマルゼンスキーが配合されている馬を探したい場合は、基本的にこの方法で探すしかありません。

こんな血統あるかな~?と妄想しながら検索をすると

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そういう血統の馬が出てきます(※出てこない事もあります)

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検索のコツは「母の父」「母の母の父」「母の母の母の父」の欄に種牡馬がモデルのウマ娘を入れて探す事です。90年代前半のウマ娘血統を持った馬は「母の母の父」でヒットする可能性が高いです。

余談になりますが、80年代や90年代前半に活躍したシンボリルドルフオグリキャップナリタブライアンなどの牡馬がモデルとなっているウマ娘の血を持っている馬はあまり多くありません。
これはナリタブライアンのように早世してしまったり、サンデーサイレンスなどの90年代に輸入された種牡馬が日本の競馬を世界レベルに上がり淘汰が進んだ事もありますが、メジロマックイーンのように母の父として血が残りオルフェーヴルやゴールドシップのような活躍馬を生み出す事は良くあります。

次に「母の母の父」の欄にオグリキャップと入れてみしょう。生年順にソートすると数少ない頭数ながら、2歳馬が2頭いるようです。現役馬は地方で走っているようです。賞金順にソートすると稼いだ馬はラインミーティアという馬で、新潟の直線1000mを得意とし、アイビスサマーダッシュを勝っています。

複数の馬を入力する事もできます。テンバガーやオーソクレースのように父モーリスやエピファネイア、母父などにキングヘイロースペシャルウィークを入れて、エモいウマ娘血統の組み合わせを持つ馬が居るかどうかを探す事も可能です。


難易度A:牝系の一族を推そう!

最後はこれを紹介します。牝系の一族、つまりウマ娘のモデルになった馬の兄弟姉妹の子を応援するという推し方です。ウマ娘になっていないし、これからウマ娘になるかどうかもわかりませんが、こういう応援の方法もあります。

競馬での兄弟姉妹はJRAのサイトにあるように、同じ母から生まれた馬のみが当てはまります。同様に甥姪いとこなども基本的に同じ母、祖母の関係のみで当てはまります。

現在ではビワハヤヒデナリタブライアンを血統表で見る事は非常にまれですが、この馬のいとこには牝馬G1を3勝したファレノプシスや第80回ダービーを武豊騎手の騎乗で劇的に勝利し、現役種牡馬として複数の重賞勝ち馬を出しているキズナがいます。

また、サイレンススズカなど血を残すことが出来なかった馬たちの近親馬を応援する方法もあります。

「メジロ家が大好きなのでメジロ一族を応援したい!」という貴方にはメジロ牧場から事業を引き継いだレイクヴィラファームの生産馬やメジロ牝系の馬を応援するという方法もあります。


あとがき:競馬を知るとウマ娘がさらに楽しくなりますよ(建前) 競馬にもハマってくれ(本音)

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ここまで今まで積み上げてきた競馬歴と競馬知識をフル稼働でこの記事を書き上げてしまいました。リリース前はウマ娘がそれなりに面白いゲームで、競馬好きな人間にもそこそこ受け入れられて、そこから本当の競馬を見てくれる人が増えて、地道に実績を積み重ねて、許可をもらえる馬が増えて、ゆくゆくは没になってしまったあの馬やこの馬が復活すると嬉しいよねと思っていましたが、まさかゲーム自体が初動とはいえソシャゲ界のサンデーサイレンスのように人気が爆発するとは思ってもいませんでした。超嬉しい。

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ウマ娘から本物の競馬に興味を持ってくださった方に、この記事が競馬が好きになる、好きな馬が作る方法こ入り口として機能できれば、それに勝る喜びはありません。2021年の競馬はアーモンドアイこそ引退しましたが、それでもコントレイルなどのスターホースが群雄割拠している時代です。30年後もウマ娘が残っていたら確実に描かれているような物語が現代の競馬場で繰り広げられています。

2015年日本ダービー、ドゥラメンテのウイニングラン

JRAの競馬は土曜、日曜に開催され、中継はコロナ禍の間はBSで競馬専門チャンネルのグリーンチャンネルで全レース無料で見れます。ラジオのネット同時配信をしているRadikoにアクセスすればラジオNIKKEIをはじめ、全国で聴ける競馬中継をしている放送局があります。

インターネットで馬券も購入できます

関東では無観客競馬が続いていますが、中京、阪神では抽選で人数制限付きですが競馬場で現地観戦もできます。

競馬好きこ友達に誘われてた人には、「競馬場で飲みにいく」感覚で、競馬場でビールや食べ物買いを片手にスマホゲーをやり、時々馬券を買ってワイワイ楽しむ人もいます。

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そしていつか新しい感染症の脅威がなくなる世の中に戻った時は、競馬場にみんなで集まって芝生スペースの上にレジャーシートに寝転んだり、ビールを飲んだりしながら大声をあげて競馬を楽しみましょう!

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映像クリエイター ウマ娘から入った人に競馬を布教する記事を趣味で書いています ポートフォリオ:https://www.foriio.com/goma YouTube:https://t.co/qH8gZbhL5U