TOOLS for UR-C V3.0 アップデートでUR22Cが化けたお話 Part1
こんにちはGomaffy(ごまふぃー)です。
今回は、先日公開されたTOOLS for UR-C V3.0についてマニュアルを一通り読んだので、備忘録として、また、誰かの役に立つと良いなと思い、仕様の変更などについて語ります。
※なお、この記事ではMac環境で解説を行っています。Windowsでも基本的な仕様は同じですが、入出力デバイスの名称などが少し異なります。
TOOLS for UR-Cとはなんぞや?
そもそもTOOLS for UR-Cとは何かというと、
普通はオーディオインターフェースをコンピューターと接続して使うときに「ドライバー」だけあればいいんですが、
UR−Cシリーズ(UR22CとかUR44Cとか)はDSPという便利機能が搭載されていて、そのDSPの細かい設定を行うためにはドライバーだけでなく
「dspMixFX」というソフトウェアが必要なんです。
そしてTOOLS for UR-Cにはドライバー、dspMixFx、その他諸々がセットになっているので、
TOOLS for UR-CだけインストールすればUR22Cが使えるよ、ということなんですね。
TOOLS for UR-C V3.0で何が変わった?
TOOLS for UR-C V3.0で何が変わったかを一言で言うと、
ストリーミング関連の機能が大幅に向上しました。
Steinbergから公式で発表された文章では以下のように書かれています。
一番大きな変化は「マルチストリームオーディオドライバー」ってとこなんですけど、言葉で見てもよくわからないのでこのあと画像付きで説明します。
後個人的にすごいと思ったのはボイスチェンジャーが追加されたことですかね…!
マルチストリームオーディオドライバーとは
早速ですが下の画像をご覧ください。
今までは入力・出力ともに1つずつしか表示されなかったのが、
入力・出力ともに3つずつ表示されるようになりました!
※使い方は後ほど説明します。
また、それに伴ってdspMixFxも変化しました。
↑なんかいろいろ変わってますね〜!
「Music」とか「Voice」っていうのも以前はなかったし、
Loopbackのボタンが消えてるし、
右上にYouTubeのロゴみたいなボタンが増えてます!
さて、これらをどう扱えばいいんでしょうか…
まずは”3つの出力デバイス”について
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