purple tide

思い出の中の風の香り
やがて薄紫のベールで
今日のために飾られて
鈍色の壁にかかっている
重力も忘れた遥か彼方
まだ残った少女の声で
悠久の時を越え
受け取った気持ちは君のもの

きっとまだ 覚えている
ここにいる 息を吸って
違っていて ひとりじゃない
雲に揺られ 身を委ねて

明日の 風が 愛さなくても
君の 気持ち そこにあるなら
明日の雨も 逃げたくなる日々も
今は 預かっとくから

あのノートの落書きが
いちばん大事だったかもね
屋上の 柵を越してた
飛行機雲は君のもの

きっとまだ 覚えてるよ
大丈夫 まぶた閉じて
悲しくなる 時に触れる
海に揺られ 身を委ねて

明日の 風が 愛さなくても
君の 気持ち そこにあるなら
明日の雨も 逃げたくなる日々も
今は 預かっとくから


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