あたらしいせいかつ

夢に見た 言葉 さえも
こぼれ落ちていた 物語
冬に似た 息を ひそめた
いま 晴れる光と 春霞

鈍く鳴った 換気扇
期待は 反比例
一人で季節を
抱き切ってしまおう
6月をみてた
風は応えていた
明日のことだけ
覚えていようかな

木漏れ日のはじまり
せいかつのはじまり
痛みはワンルーム
放課の白昼夢

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