1年で一番嫌な日「元旦」

 まず、昨日、能登半島で起きた大きな地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

 今寒空の下で避難されている被災者の方々に比べると、私の現状など全くもって大したことがないのかもしれません。ただ、新しい年、そして私事ですが、新しい環境で始まる2024年。一人語りになりますが、思うところを語っていきたいと思っております。

 私、48歳、独身、結婚歴一度も無し。私の代わりに弟が1回行って戻ってきて、また行った。この愚弟が今回のお話の重要なカギを握ります。

 2人姉弟の我が家では、3歳下の弟がとにかく母親に溺愛されていました。そして私との扱いの差は子供心に明らかで、子供あるあるの「橋の下で拾われたんだ~」は1万回くらい言った気がします。
 やがて成長し、友人と話をすると悩みはみんな同じなんだと傷をなめあったりして、だんだんと心の傷は癒えてきました。さらに近年は両親も年老いて弱くなり、日ごろ寄り添っている自分の方を頼りにしてくれている・・・ということも小さな自信につながっていました。

 そんな中、何年か前から「元旦」は、私にとって1年のうちで一番嫌な日になります。この日は弟一家(弟夫婦+姪2)が1年に1度だけ我が家を訪れる日。弟家族が来ている間、私は家にいられないのです。
 何年か前、母からこう告げられました「どこか出かけていて」。以前、お嫁さんがご実家の母親同伴で「お義姉さんが怖い」と両親の前で、泣いたことがあるからです。私がいたら来ないのでしょう(もちろんいじめたつもりはありません。気を遣ってご飯に誘ったりしていましたし…)
 40半ばの娘は母の言う通りにしました。ある時は親戚の家に行き、ある時は繁華街をぶらぶらしたり、ガストで一人お酒を飲んだり、、、元旦は営業しているお店も少ないので、新年早々街をさまようことになります。しかも姪へのお年玉はきっちり召し上げられてから家を出るのです。
 初めの数年は「もう(弟家族が)帰ったから戻ってきなさい」と連絡もあったのですがもはやそれもなく、昨日など帰宅すると鍵がかかっていました。思わずトー横へ向かおうかと。。。

 今、羽生結弦の離婚問題が世間を騒がせています。もちろん本当のことは当事者にしかわからないのですが、本来、家族が増えるって楽しくて幸せなことなんじゃなかろうか。。。

ーーーとにもかくにも、2024年、最悪な年明け。あとは上がるしかない


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