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透明な孤独

群れてばかりいるやつ
自分の考えがないやつ
人ばっかり頼ってるやつ
ごますることばっかり考えてるやつ
流行りばっかり追ってるやつ

ハナクソだなと思うけど
そう言う「没個性」と言う名の「個性」
も認めなければならん。

しかし正しいとわかりきってる
自分の意見を曲げてまで
人に与することで得られる安心って
なんじゃろね。
価値があんのかね。
保身だけのために不本意な相手と
短い人生の限られた貴重な時間を過ごすことは
自分を貫くことよりも大切なことなのかね。
自分をごまかしてまで得た安寧に
果たして居心地の良さはあるのかね。

私は
淀んだにせの友情より
透明な孤独を選ぶ。
寂しくて死にそうでも
水より深くて怖くて綺麗で透明な孤独を選ぶ。
たとえそれが残酷で冷たくても。

「あなたには、それができるから。
私にはその勇気がない」って言われてもね。

そりゃそうだ。
私はそのためにいろんなものを諦めて、
いろんなものを捨てて
今まで生きて来たんだから。

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