narciso rodriguez for her fleur musc
おはようございます。
グーテンモルゲン。
アローアロー。
人並みのお給金と引き換えの変化に乏しいルーティンワークからはつい逃げ出したくなる。
地に足のつかない根っからの浮き草稼業。
そんな私の新しいおともだち。
起きぬけに首筋と手首にしゅっしゅっしゅっ。
しがない薄給オフィスガールの小さな朝のお楽しみ。
ムスクのにおいは苦手なふりしてずっと敬遠していたけれど、この香水はばらのにおいが鮮烈で、まるでお風呂上がりのはだかの赤ん坊に、天花粉をはたいたような柔らかくて粉っぽくて温かいにおい。
仕事に飽きたら手首に顔を近づけて、自分のにおいをくんくんくんくん。
私にとっての香水は、誰のためでもない自分のためだけのもの。自分の付加価値を上げるための、目に見えないアクセサリーのようなもの。
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