季節外れの雪がつくった雪だるまは、光を浴びて。

Snow Manがデビュー1周年を迎えた。

そんな今日、彼ら9人へのお祝いの言葉を記そうと、このタイトルをつけた。

……でもやっぱりやめようかな。


私がSnow Manのファンになったのは2020年6月3日。


6人時代に必死にもがいてきた姿も、

6人が9人になった日の衝撃も、

デビューが発表された瞬間の喜びも、

初めてSnow ManのCDが店頭に並んだ1年前の光景も、

何も知らない。


だから、ずっと彼らとともに喜びや苦しみを味わってきたファンと同じ土俵に立てているかのように「1周年おめでとう!」と言ってしまうのはなんだか後ろめたい。

そもそもファンになってから234日しか経っていないのに、空白の131日まで祝おうとしていることに、とてつもない嘘を含んでしまっている気がしている。


だけど。

たとえ出会った季節が遅かろうと、Snow Manそして佐久間くんというアイドルを分かりたい気持ちの深さは誰にも負けていない。

そう思いたい。


だから今日は、ただただ、彼らに向ける想いをここに残しておこうと思う。


2020年、私にとっては本当に耐えの年で暗中模索した、苦しいことばかりの年だった。

そんな中で、Snow Manは間違いなく私の救いになってくれた。

もし彼らに出逢えていなかったら、好きになったのが佐久間くんじゃなかったら、精神的にどうにかなってたんじゃないかというくらい。


ずっと忘れられないのは、デビューコンサートで佐久間くんがくれた

「みんな、愛してるよ」

「愛してくれてありがとう」

「生きてたら絶対会えるから」

の言葉。


綺麗事でもファンを喜ばせるための計算された言葉でもなく、

真剣に、真正面から投げてくれた言葉だと思っているし、

何よりあの時の目に涙を溜めた佐久間くんの顔は脳裏に焼き付いている。


こんなに本気でファンに向き合って、大事に思ってくれる人なんだと知って、

この人のかけてくれる言葉を素直に信じていいんだと思えた日。


これからも忘れることはないし、何度思い出しても涙してしまう気がしている。


でも私を支えてくれた佐久間くんの言葉はこれだけじゃない。

そして、言葉だけでもない。



アイドルでいることへの誇りと、自分を厳しく律する強さに鼓舞されて。

その心にふつふつと燃える闘志に力を貰って。

ネガティブだった過去の自分を変えた努力を尊敬して。

過去の佐久間くんがあるからこそ生まれる優しさに救われている。

愛情のこもった眼差しに心の繋がりを覚えてしまうのはおこがましいことかもしれないが、佐久間くんをファンとして好きになった気持ちを肯定してくれているような気がしてしまう。


決して器用に言葉が紡げるわけじゃない佐久間くんだけど、伝えたい気持ちはいつも痛いほどに伝わってきて、

パフォーマンスの一つ一つも、歌に込める表情も、

全力で思いを届けてくれることがこんなに美しいのだと教えてくれた。


そんな佐久間くんを心から愛しく思い、そして、彼のこれまでが誰の予想も超えるほどに報われていってほしいと、本気でそう願ってる。



だけど、こんなにSnow Manを応援したいと思うまでになったのは、佐久間くん1人だけじゃなく、9人みんなのことを好きになったから。


9人全員が同じ方向を目指して進み、

お互いを想い合い支え合う。

誰の目にも嘘やごまかしがなくて、

どこまでも強い。


照の「平坦な道を歩きたいとは思わない」という言葉に共感しながら、苦しい状況を楽しむ気持ちを思い出し、

ラウールの努力する姿に、甘えてはいけないと身を引き締める。

しょっぴーの誤解を恐れず自分の気持ちを声にする姿は頼もしい。

あべちゃんの生き方は本当に格好いいし、やりたくてもできるものじゃないと思っているから本当に尊敬の気持ちしかない。

こーじの人の懐に入っていく技は見習うことばかりだし、太陽みたいな笑顔は元気をくれる。

めめの人を暖かく包み込むような思いやりはどんなに落ち込んだ時も心をほぐしてくれるし、

ふっかのように、自然に人を支えられるようでい続けたい。

「応援してくれる人たちのために腐るわけにいかなかった」と語った舘さまを応援しているのだからと、心が折れそうな時にも踏ん張ることができた。


誰が欠けてもSnow Manじゃないし、他の誰が混ざってもSnow Manじゃない。

この9人だからこそ、最高で最強。

この9人だからこそ、どんな夢でも見ていいんだと、どんな夢も現実にできるんだと思えてしまう。


9人が集まれば季節外れの雪だって降らせることができるのだから。



季節外れの雪が作った雪だるまは、冬を越すたび強くなって、夏でもけっして溶けない。

陽の光を浴びたその輝きは、私たちを照らし、いつでも寄り添ってくれる。


そんな9人がどんなに高くまでのぼったとしても、幸せに笑っていられるように。

いつまでも相思相愛の仲でいられるように。

暑苦しいと言われるほどに、彼らに感謝の想いを伝えていたい。


出逢ってくれてありがとう。

何度も好きにさせてくれてありがとう。

ファンと横並びでいてくれてありがとう。

いつも笑っていてくれてありがとう。

生きててくれてありがとう。


そしてやっぱり言わせてほしいです。


1周年おめでとう。



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