滝沢歌舞伎~雑感~

こんにちは。

佐久間さん担をしています、ごまです。


早速ですが『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』を見まして。映画館で一人抱えた気持ちを忘れない内にここに記録しておこうと思います(と言いつつだいぶ時間が経ってしまった)。

初投稿でいきなり歌舞伎の感想なの?という感じですが、お付き合いください。


ちなみに私は自担ロックオン型のおたくなので、「こいつ佐久間さんの話ばっかりするな」ということになる気がしています、うん。


それから、これは自担大好き系のブログではあると思うのですが、作品全肯定ではないので、なんかこいつの思ったこと違う~となったらごめんなさい……汗


⚠️ネタバレオンパレードですのでご注意ください⚠️


ひらりと桜


好き。

滝沢歌舞伎の目玉は腹筋太鼓と言われがちですが、私的には『ひらりと桜』こそ滝沢歌舞伎の代名詞だと思っています。


桜色のオーガンジー衣裳を着て、舞う花びらの中で踊るSnow Man。

春の暖かさと勢いを感じるし、ピンと胸を張っていつもより少し大きく見える佐久間さんとその晴れやかな表情を見ると、心に陽が射したような気持ちになる。


なんだか自担が誇らしく見える。そんな感じがしますね。

佐久間さんに限らず普段ちょっとやんちゃな服装をしていたり、いわゆる陽キャといわれたりするようなタイプのアイドル達が、一切チャラつくこともなくいたって真剣に、真面目に踊っている姿を見ると、なんだか胸が一杯になってしまう、そんな曲。



Snow Manのパフォーマンス姿勢を象徴しているかのような気がして、滝沢歌舞伎をSnow Manが座長として魅せることができてよかったなと思える1シーンですね。


腹筋太鼓


血気盛んな男たちを2列に並べて向かい合わせたらもはやそこは地下格闘場なのよね。

湯気でも出るんじゃないかというくらいの熱気と、上半身裸で鍛えた身体を見せつけるSnow Manはじめ演者の皆さん。


「これどういうシチュエーション?闘う?彼ら闘う???」



……闘いませんでした(でしょうね)。


腹筋太鼓といえば、やっぱり私の個人的注目ポイントも自担の腹筋なわけですが、ピンポイントでここ!というシーンが。


めめとラウールが交互に雄叫びをあげれば皆がそれに倣って身を屈めながら野太い声をあげる。そんな中ひとり全身に力を込めて反るほどに伸び上がる自担(ここ!!)。










その刹那、、、












伸びる腹部いつになくくっきりと露になったシックスパック釘づけになる視線!!!!!!!!!






まじ半端ない……宇宙かよ……さっきまで「これどういうシチュエーション?」とか思ってた私なんだったよ……

もちろん普段から佐久間さんの腹筋がバキバキなことは知ってるんだけど、そうじゃないの。

上半身を反らした瞬間に、シックスパックさんがニュッと現れるのがたまらないのね?


例えていうなら、「工場で一枚の金属板からモノを作るときに、機械に押しあてて型をとる瞬間」みたいな感じ。分かります?(絶対に伝わらん)

それが数秒もないんだけれどもめちゃくちゃ良くて。完全にロックオンでした。もう他の何も目に入りませんでした。


DVDが出たあかつきには皆さん是非チェックしてみてくださいね。

もしくはもう一度映画館へ足をお運びください。




そしてメインの太鼓シーン。



あのこれ、上で回ってる3人をもっと見せてくれてもよくなかったですか……?

これこそ映画でしか見せられない角度では……?


台が開いてくる時に見える背中とかめちゃくちゃ格好よかったけどね?

何を使ってケアしたらそんなに綺麗な背中になれるんですか?と映画のスクリーンに向かって問いかけたいくらいには見惚れる背中でした。それは確かにそう。


でも、もうちょっとアップの映像とか一心不乱に叩いてる瞬間の表情とか見せてほしかった気持ちがあるな~

自担に関しては太鼓叩き始めてから見えた筋肉背筋だけな気がするし、もはや背筋太鼓……なのでは……? 


まあ難しかったんですよね、きっと。



Black Gold


これ、、、、





やばくない???


何がやばいって佐久間さんが出だしでスッとフレームインしてくるのが何よりもやばい。

6日の舞台挨拶で阿部ちゃんも「一番最初が佐久間ってところが格好良い」って言っていたけど、まさにそうで。

オラオラした雰囲気を纏わせた佐久間さんが出てきた瞬間に、急な展開でビックリしたのとあまりに格好良いのとで動揺してしまって、その動揺をごまかしつつ映画館であんまり騒げないから手だけアワアワしていた結果……




買ったポップコーンひっくり返しかけたよね(  ˙-˙  )



あと何気に好きなのはふっかさんのソロパートで。

正直映画見終わってそこのパートばっかり脳内再生されたくらいには好き。

DVD発売されたら5万回見る。絶対。




組曲


私ですね、2019の滝沢歌舞伎の組曲がめっちゃ好きで(演舞場で見られてないけど)。

9分も激しく踊り続けていながら最後まで表現しきる自担の姿と、後半に行くにつれてどんどん増していく気迫。

DVDを買ってからそこだけ何度も何度も見るくらい好きです。



だから今年もそれを期待して映画館に行ったわけなんですけど。



結論からいうと、ちょっと物足りないなあって思ってしまった。


踊っている彼らが全力を尽くしていることも、気迫もめちゃくちゃ分かって。表情からも動き一つ一つからもね?それはとっても素晴らしくて好き。



だったんだけど、なんか映像編集が綺麗すぎたなって気がしまして。

これはもはや批評とかですらなくて完全に私の好みなので適当に流してって感じなんですけど、

私が期待していたのは、映像としては多少粗削りでも踊っている本人たちの気迫とか空気感が生っぽく伝わってくる映像だったんですけど、実際はそれよりも映像としての綺麗さが強調されたものだったような気がするなーっていう。

あとは映画になっていろんな要素を盛り込みすぎたのかな?って。

もっと踊っている姿にフォーカスして、そこだけをバンと見せてくれてもよかったなっていう気持ち……?



でも、雨が降る演出は映画ならではで素敵だったなあ。


ただ1つ、雨が降り始めたときにSnow Manさんが空を見上げて辛そうな表情をしていたところで


「あかん???何があかんかったん???どうしたん💦ちょっと泣かんといてやおばちゃんが飴ちゃんあげるから💦」


となったので、あのシーンの情景・心理描写の詳細を教えてほしい気持ちです。普通に知りたい。




舞。これですよ、これ。

めちゃくちゃ楽しみにしてましたさく姫。

去年のあべさく女形がとっても美しかったので、超~~~~~期待して見に行きました。



完全に期待を超えてきた、それも大幅に。


女辞めたいなんて考えすら浮かばないほど美人。

ただただ、美。


去年の舞を見たときだって、この人はなんてたおやかに踊るんだろうって思っていたのに。

一年の時を経たさく姫は格段に綺麗で優美になっていて、思わずため息が漏れるほどでした。


もう本当に、どれだけの向上心をもって研究を重ねたのかが一目で分かる。佐久間さんの表現力と、それを追求する姿勢に感服するばかりです。心の底から。


本当に佐久間さんの踊りを見てる時間が楽しくてしょうがないし、毎度感動してしまう。

アイドルではあるけれど、舞台に立つ彼はもはやアイドルを超えた表現者だと感じさせられますね。ずっと見ていたい。



そして表現というと、佐久間さんの踊りを見るたびに思い出すインタビュー記事があって。

踊って表現するときはね、その作品の一部、音楽の一部になりたくて。それができれば“芸術”になる。そう思ってる。
パフォーマンスに関しては、ジャニーズであることに誇りを持ちつつも、ジャニーズを超えたいって思ってる。何の枠もない表現の世界で、果てしなく追求していきたいんだよね。

(引用:ザ・テレビジョン「令和Jr.維新」)


まさにこの言葉をステージ上で体現しているなと。

きっと、私は佐久間さんのこの信念に魅せられているんだろうなって、つくづく思います。



総踊り


こちらも大好き花鳥風月。

去年の舞台では歌舞伎衣裳のままで踊っていたから、今年もそうなのかなと見ていたら。


「なんか全然違う衣裳で来た……歌舞伎どっか行っとる……!ひぇ……」

って、さく姫の総踊りが見られないことを一瞬悲しんでしまったのだけれど。


全然いい……!というかむしろこれがいい!!

佐久間さんも猛プッシュしていたYOSHIEさんの振り付けがめちゃくちゃ素敵だし、それを丁寧に、かつ生き生き踊る佐久間さんが本当に素晴らしい。


頭の先から爪先まで全神経に意識が巡らされていて、どこまでも美しかった……



一つ強烈に記憶された場面があって。

冒頭で「身体をなぞるように手を下から上に滑らせる」振り付けがあるんだけど(伝わるか?)、


その時の指が本当に綺麗。全員見てほしい。

特に右手の中指と薬指。


例えていうなら、「質の良い陶器に絵の具を塗る上質な刷毛」みたいな。(絶対誰も分からんやろこれ)


絵を描く時なんかでも、筆で絵の具を塗る瞬間って、色ムラがないようにとか、線からはみ出さないようにとかを気にしながら、ものすごく筆先に意識を集中させて動かすじゃないですか。


まさにその感じで。

指先に意識を集中させて、そこに物があるかのようにして反らせながら腕を上げる。

でも丁寧なだけじゃなく、みずみずしさもあるからすごいなあって。



この数秒もない動きに完全に吸い込まれました。

DVD出たらここだけでも擦りきれるほど見返す、絶対。 




あとは、表情で踊る佐久間大介さんも健在でしたね。

落ちサビの真ん中「♪空を~自由に舞って~信じ~て~」でズダッという音が入る瞬間が、個人的グッとくるポイント。


Grandeurの「♪I can show you my brightness」でも似たような表情をするのだけど、それともまたちょっと違っていて。

体の中から湧いてくるエネルギーを全身で爆発させるような力の込め方と、その瞬間身体に光が走ったかのようにギュッとなる表情。


たまらん。


因みに総踊りを見ている私はというと、佐久間さんの踊りを余すことなくこの目に焼き付けようとしすぎて、めちゃくちゃ眉間にシワ寄ってる。めっちゃ険しい顔で見ちゃう。なんなら総踊り終わった後目の筋肉痛い。

お腹痛い?とか楽しくない?とかって心配されるくらいには深刻な表情をしている自信があります。


それくらい惹き付けられるし、一瞬も見逃したくないと思う演目ということ。この3分のためだけに毎日映画館へ通っても良いくらいですね。



滝沢歌舞伎 ZERO 2021


のお知らせ?が映画の最後にあったじゃないですか?

青い衣裳で。


あれってどうして青い衣裳なのかな~って考えてみたのですが。


劇中の『ひらりと桜』は、既に満開に咲いた桜の中で完成した演目として踊っているからピンクの衣裳で。

でも来年の滝沢歌舞伎はまだ完成していない(=これから花が咲く)。

だから、これから花を咲かせる蕾がまだ青いように、Snow Manも青い衣裳に身を包んでいるのかなあと思ったり、思わなかったりまた思ったり。





ということで、『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』第一幕の雑感でした~ (1つ違うけど笑)


書いてない演目の方が多いね。あと長いね。

ごめんなさい……笑


語彙どっか行きすぎだし、例えも謎すぎたしね。

拙すぎる文章、大変失礼いたしました。


忘備録のつもりではあったけれど、最後まで読んでくれてありがとうございました。

ではまたどこかで。

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