【ゴーイング・ネオハカタ・サーチ・トゥ・カーバンクル・ニンジャクラン・ダンジョン】#3

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◆戦闘終了な◆

オブシディアンフェザーが膝をついたところで、5人は攻撃の手を止める。
彼らにこれ以上の戦意を感じられなかったからだ。
とりあえずキョセイニンジャのオペレション・ジツで手当をして話をできる状態にしてから話を聞いてみることに。

NM:オペレション・ジツは自動成功でいいよ
キョセイニンジャ:有情!

オブシディアンフェザー(NM):「オペレション・ニンジャのソウル憑依者とはな。オペレション・ニンジャクランとカーバンクル・ニンジャクランは友好な関係を築けていたニンジャクランさ。もっとも、ファンタスティックビースト・ニンジャクランとの関係も上々だったが」
オリビンフラッシュ(NM):「カツ・ワンソー一派とのイクサはひどかった、二度とあのようなイクサは御免こうむる」
クェルヴァルム:「カーバンクル・ニンジャの記憶はまだ少ししか共有できてないけど、ニンジャ大戦は想像を絶するものだったとだけは理解しているよ」
キョセイニンジャ:「古事記にすら記されていなかったな、ニンジャ大戦は」
モレファシア:「載せるわけないでしょ普通」
アメジスサフィール(NM):「ニンジャ大戦…か、興味深い」

NM:やがてオブシディアンフェザーとオリビンフラッシュは以下のようなことを話してくれた

・この遺跡はカーバンクル・ニンジャクラン縁の地の一つであり、昔のような力は失われている。
 そのためソウルの覚醒の引き金とするのは難しいが、ジツの壁を突破することは可能なはず。

・自分たちは一応カーバンクル・ニンジャクランのグレーター級リアルニンジャアニマルではあるが、江戸戦争以前に煙のように消えたとされた時から現代までどのように生きてきたのかを覚えていない。

・自分たち以外にもおそらくレッサー級やグレーター級のリアルニンジャアニマルがこの世界中の遺跡のあちこちで生きているはず。

・中にはドージョーを持っている者も居るはずなので探してみて欲しい。

・日本の中で一番力が残っている可能性のあるカーバンクル・ニンジャクランの遺跡はドサンコにあり、この遺跡に場所のヒントが記されたマキモノがカーバンクル・ニンジャクランのレリックとともに保管されているので案内する。

◆レリックのある場所へ◆

オリビンフラッシュ・オブシディアンフェザーに案内され、5人はサガ遺跡群カーバンクルニンジャ・クラン遺跡区画の最深部へやってきた。
そこには普通のニンジャであればニンジャ真実に触れすぎて発狂しかねないほどの情報量を秘めた壁画やカーバンクルのニンジャアニマルと思われる石像などがところせましと置かれている。

オリビンフラッシュ(NM):「これが例のマキモノです」
オブシディアンフェザー(NM):「そしてこれがカーバンクル・ニンジャクランに伝わるレリック、カーバンクルのニンジャアニマルの抜け毛で作られた布。『幻獣の布』です」

レリック『幻獣の布』を入手!
用途不明、ドサンコのカーバンクル・ニンジャクラン縁の地へ行けばなにか分かるかも知れない…。
ウィズダムサファイア・モレファシア・クェルヴァルムは【ジツ】の壁を突破し【ジツ】4以上まで伸ばせるようになった!
*マキモノ・オブ・シークレット・ニンジャアーツ*で【ジツ】4までは伸ばせるが、それ以降は上位の*グレーター・マキモノ・オブ・シークレット・ニンジャアーツ*もしくはさらなるカーバンクル・ニンジャクラン縁の地でニンジャクラン真実に触れる必要がある

クェルヴァルム:「ありがたく受け取るよ」
ウィズダムサファイア:「確かに」
キョセイニンジャ:「お前たちのことはまた別のカーバンクルのリアルニンジャアニマルに出会った時に話すとしよう」
オブシディアンフェザー(NM):「そうしてもらえると助かる。我々も他の仲間が今どうしているのかが分からなくてな」
モレファシア:「会えたら、ね」

オブシディアンフェザー(NM):「ところで、ネオサイタマから来たと聞きいたが、早く帰ったほうがいい。何やら嫌な予感がするのでな」
オリビンフラッシュ(NM):「我が額のオリビンの光り方が鈍い。オブシディアンフェザー=サンの言うとおりだ、早くネオサイタマへ戻るのが懸命だ」
ウィズダムサファイア:「忠告ありがたい、では我々はネオサイタマへ帰るとしよう。また機会あらば会いましょう」

オブシディアンフェザーとオリビンフラッシュの忠告を聞き入れ、5人はネオサイタマへと帰還した。

◆エンディング◆

急ぎネオサイタマへ帰還した5人の目に映ったもの、それは…

炎上するトコロザワ・ピラー、それ以外にもあちこちで火の手が上がるビル、市民が逃げ惑う声、ニンジャのシャウト。

ネオサイタマが、炎上していた。

ウィズダムサファイア:「一体何がどうなっているんだ?」
キョセイニンジャ:「分からない、テロでもあったのか?」
モレファシア:「トコロザワ・ピラーがキャンプファイアーめいてよく燃えているわね」
クェルヴァルム:「それよりミルシュニーア=サン達と連絡が取れない」
アメジスサフィール(NM):「それは困った、ユヅキ社長と連絡は取れないのか?」

とここで、全員のIRC端末の通知音が鳴る。
一体何が起きたのだと、IRC端末を開く5人。
そこには、ユヅキ社長からの緊急ノーティスが。

ニンジャスレイヤーを名乗るニンジャがソウカイヤを急襲、そしてシックスゲイツとその首領ラオモト・カンを殺し、ソウカイヤは事実上滅びた。
そしてそれを狙ったかのように、ザイバツシャドーギルドのニンジャが不可侵条約を破り捨てネオサイタマを襲撃し始めたとのこと。
オボロヅキ社のニンジャはただちに市民の保護および避難誘導、ザイバツニンジャを撃退すること。

それがユヅキ社長から送られてきたメッセージだった。

ウィズダムサフィア:「行こう」
キョセイニンジャ:「そうだな」
モレファシア:「ええ、ザイバツニンジャの好きにさせないわ」
クェルヴァルム:「休む暇はなさそうだね、やれやれ…」
アメジスサフィール(NM):「勝手に人の庭に入ってきて好き放題する奴らは好かないね、行こうか」

5人は、オボロヅキ社本社へと急ぐ。
邪悪ではないニンジャとして、ザイバツニンジャを撃退すべく。
ネオサイタマ市民を守るべく。

【ゴーイング・ネオハカタ・サーチ・トゥ・カーバンクル・ニンジャクラン・ダンジョン】完
チームファンタスティックビーストキャンペイグン-第1部:ネオサイタマインフレイム最終章【ゴー・トゥ・ネクスト・エイジ・オブ・ニュー・チーム・ファンタスティックビースト】へ続く

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