醜形恐怖症で髪に固執する男
醜形恐怖症
この精神疾患を知っている方は、そんなに多くないと思います。
簡単に説明すると、自分のコンプレックスに必要以上に執着してしまう病気。
主に若年層を中心に症状が出やすい精神疾患なんです。必要以上に整形を繰り返して、全く別人になってしまう人なんかも世の中には居ますが、そういった方たちにも、実はこの疾患を持っている人がいたりします。しかし幸か不幸か、僕自身整形という手段を取ることは出来ませんでした。
何故なら髪にコンプレックスを持っていたからです。僕は生まれつき天然パーマ。
どれくらいの?
芸人の東野幸治よりも強烈と言えば想像できるでしょうか?アフリカ系統に近い感じです。
髪に関しては、長髪、短髪、ストレートパーマ、パーマ、ツイストパーマ、坊主、幸いにも色々な手段があります。(実際、自分自身も殆どの髪型に挑戦してきました。このことについてはまた別の記事に書きます)
しかしどんな髪型をしても、全く自分自身で納得できず、歳を重ねるたびに精神状態が悪化していきました。鏡を常に離すことができず、左手にはドライヤー、右手にはアイロンを持って、何度も何度も何時間も髪をいじるようになってしまったのです。しまいには、外出困難になりました。
勿論、通常の生活を行うことが難しくなりました。大学生活は一人暮らしだったため、やむなく休学。ここから、正常ルートから脱線した、ハードモードの人生に突入していったのです。
この病気の怖いところ
それは「固執」です。
僕の症状の場合だと、
<他人と全く違う奇妙な髪型をしてると感じる>
<通行人や知らない人に髪型を見られて笑われてると感じる>
などの大きく分けて二つの症状がありました。(正直、今でもそう感じる事は多くあります)
そして、家族や精神科医にどんなに普通だよと言われても、それを全く受け入れようとしませんでした。
その結果、徐々に症状は悪化していき、家に引きこもるようになってしまったのです。
同じように悩んでる方、何か質問がある方は
ツイッターでも、下のコメント欄にでもご意見ご感想をお願いします🤲
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?