アドリブと言語


ジャズのアドリブは、言語習得と同じ感じである!、と、様々なwebサイトで見たことがありました。

バブバブ喋ってみて、単語を覚えて、ボキャブラリーを増やして、、文法勉強して、

みたいな。

なるほど、とは思ってたけど、なかなかできなかった!

サックス吹いてる息子は、割とすんなり、バブバブ喋りはじめて、その後で、文法を覚えている感じ。

なんで、俺にはできない?

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そうだ、共通点として、英語。

バブバブ喋って、あとから文法。

なるほど、この習得方法は、子供向けなのね。多分。

ヤツは、英語も日本語も、improvizationも、教えてないのに、勝手にできるようになっていってるから。


大人が言語習得するときは、バブバブ喋って、、の方針だと、バブバブ、で終わる(多分)

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脳が硬くなった、というか、発達しきっちゃってるので、それに合わせた学習方法を言語習得に習って、やれば良いのかな、と、改めて思い始めてます。


今だに、英語は得意とは言えないけど、30過ぎて、渡米して、なんとか英語で仕事をできているのは、トレーニングというか、毎日、使っているから。自分の英語を考えてみると、、、

アメリカきて、最初の5年くらい

ー英語脳にしようと思って、日本語を排除しようとした。できるだけ、英語で考えて、しゃベろう、みたいな

失敗。完璧に、意味わからず。人と喋っていて、フンフン、とわかっているフリに慣れる(汗)英語を喋るのをどんどん避けるようになる。日本人だけと、つるむようになってしまった(悲)

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これじゃ、まずい、と切り替えて、その後は、

ー英語脳をあきらめる。英語を喋る人になるのをあきらめる。全部、日本語に翻訳、発想も、日本語ベース。日本人の俺が、英語を”使う”。

になりました。だから、相変わらず、発音とか、ひどいけど、これに慣れると、超快適。

まず、英語喋るときの、気後れ(きおくれ)がゼロ。 だから、わかんないときは、遠慮なく、わからん、なんて言った? え、それってどういう意味?とか、言えます。最初から、きれいに喋ろうとする気がなくなった瞬間に、コミニケーションが一気に楽になりました。そして、英語を”使う”のが苦痛じゃなくなりました。

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英語ができないから、ばかってわけじゃないし、自分を卑下する必要もない。自分のことも、好きになった!


この経験を、アドリブに応用するとすれば、まず、流暢に喋れるアドリブ人になることをとりあえず、あきらめる。

流暢じゃなくても、伝えることができる、ことを目指す。アドリブ人がなんとなく、意味がわかってくれるような、のを目指す。

表面上の、流暢っぽさを無視して、内容重視で!内容があるかどうかは、わかんないけど、なんとなくあるかもって思う。


これならできる!俺は、これでしばらくいこう。

失敗した自分の英語学習方法の経験を生かして、アドリブに生かす!

1.超簡単なフレーズで、II V Iをふけるようにする! (会話の定番フレーズは、そのまま使える。) 

2.無駄な音は入れないでいい、かっこつけることより、意味重視。スケール重視、意味わかってないで、グリッサンドとか適当にするの、絶対、禁止。

3.言葉が喋れない、自分を嫌いにならないように注意する。表現したい、何かは、ある、と自信をもつこと。(英語が喋れない、自分が、すごい嫌だった。そう思うのやめた。中身があれば、下手な英語でも、みんな一生懸命に聴いてくれるし、英語できないから、バカってわけじゃない。むしろ、第二外国語をガンバって使っていると、評価される!)


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とりあえずは、SAXOPARKの自習システムが、絶対に自分にはあっている!

ちゃんと、意味を理解して、翻訳してから話すこと

表面上のテクは、後から。

大人の脳で、アドリブ覚えるのには、これしかね〜、っと、改めて思いました。






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