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ステルスのカーボンフェースの優位性を物理的に紐解く

大注目のステルスですが、フェースが44%軽く出来るというそのカーボンフェースの技術。

「ヘッド重心の位置をより自由に設計することができる」

ということが、これから大きな進化を遂げていくきっかけになるかと思います。

なぜフェースが軽いと重心位置が自由になるのか?

仮に合計100gのヘッドを、10gの軽いフェースと、90gの重いフェースで作る場合を考えます。

10gのフェースであれば、残り90gの重りをフェースの下につけたり、5cm後ろにつけたり、フェースの先につけたりすればかなり重心位置が変わりますよね。

逆にフェースが90gもあると、残り10gの重りをどこにつけてもそんなに重心位置を変えることはできません。

話を極端にすると分かりやすいのですが、要はそういうことです。

フェースが軽くなることによって、残りの重さを「どーこにしよーかな♪」と設計者がウキウキしながら、重心の位置を大きく変えたりして楽しむわけですね。

で、ドライバーとして優秀なヘッドとはどんなものでしょうか?

☆高弾道低スピン→飛距離重視!!

☆高慣性モーメント→安定性重視!!


大きく分けるとこの2大政党かと思います。

フェースが軽くなると、さらにこの性質を強めることができます。

フェースのすぐ下にデッカい重りをつければ、高弾道低スピンの飛距離重視型。

フェースから離れたお尻の方にデッカい重りをつければ、高慣性モーメントの安定性重視型。

その性格をしっかりとつけることが簡単になったわけです。

ステルスプラスは位置可変の重りがフェースのすぐ下にありますよね。く〜。

ステルスはデッカい重りがお尻についてますよね。く〜。

つまりそういうことですね。

いやはや、これからの他社も含め、軽量フェースから生まれるさらなる開発が楽しみですね。

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