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私の番手ごとの飛距離などなど

覧いただきありがとうございます。荒野弘道です。
今回は年末から年始にかけて7日間連続で練習を行いまして、毎日同じ練習場ではなく3か所ほど利用したのですが、そのうちの1か所にトラックマンが設置してある練習場がありました。トラックマンといってもYouTubeなどでよく出てくるオレンジ色のものではなくトラックマンレンジという練習場用の計測器です。今日はその計測結果と飛距離を把握することのメリットについて書いてみたいと思います。


各番手の飛距離

早速ですが以下がトラックマンで計測した私の番手ごとの飛距離です。

56度 75~100ヤード
52度 100~110ヤード
PW 115~125ヤード
9アイアン 130~140ヤード
8アイアン 140~150ヤード
7アイアン 150~160ヤード
5ウッド 190~200ヤード
3ウッド 210~220ヤード
ドライバー 250~270ヤード

概ねこのような結果で、ドライバー以外は全てキャリーの飛距離です。また、一部を除きフルショットをした場合でなおかつそれなりの当たりや会心の当たりをした数球の結果なので、当たり損ねた場合はもちろん上記の飛距離を下回ります。
なお、4~6アイアンは練習場には持っていっていなかったので上記の一覧からは抜けています。
自分の飛距離を数値化できるのはすごくいいですね。お分かりのように同じ番手でも飛距離に幅があるのが分かります。飛距離的には、もちろんもっと伸ばしたいですがひとまずはこの飛距離でも不満はないので、課題としてはこの幅を少しずつ狭めていくことになりそうですが、自分の飛距離ってヤーデージ看板から何となく把握する感じになってしまいで分かりづらいので、こういう課題が見つかることも数値化のメリットと言えるのではないでしょうか。
また、ラウンド時の番手の選び方も変わってきそうです。例えばグリーンセンターまでの距離が150ヤードくらいの場合、今までの私だと恐らく8アイアン一択だったと思いますが、番手に幅があることを考えると、ピンが手前なら8アイアン、ピンが奥なら7アイアンがよさそうです。飛距離というと〇アイアンで〇〇ヤードといったように1つのアイアンに対して1つの距離しか設定していないケースは良くあると思いますし私もそうでしたが、そういった考えを排除できることも飛距離計測のメリットかと思います。
次にウェッジ、ショートアイアン、ミドルアイアン、フェアウェイウッド、ドライバーごとの結果をもう少しだけ詳しく見ていきたいと思います。

ウェッジ(56度、52度)

まず、56度と52度のウェッジからです。ちなみに私はPWはウェッジと名がつくけどショートアイアンのくくりに入れて考えていますのでこの項目では省きたいと思います。
距離については上にある通りですが、56度に関しては25ヤード度の幅があることが分かると思います。これは、打ち方の差であって距離のばらつきは比較的少ないことを補足させていただきます。75~80ヤードの場合は、イメージとしてはハーフスイングで、実際はスリークォーターくらいになっていると思いますがかなり安定して75ヤード~80ヤードが打てることが分りました。フルスイング(といってもスリークォーターのイメージ)をすると90ヤード~95ヤードほどに距離は伸びましたが、少し距離のばらつきがあり80ヤード台の球も何球かありました。最後に、フルショットでフェースターンを強めてなおかつハンドファーストを意識した場合のショットは85~100ヤードという結果になりました。しかし距離のばらつきも多くなおかつ左右の散らばりもありましたので、本番では使えないショットだなという印象です。球筋に関しては、どのショットにおいても見た目にはほぼストレートの球筋なのですが、数値としては2度~3度ほど右に出て左に曲がる球筋のようです。
ここまでが56度のウェッジの感想ですが、飛距離としては75~100ヤードと書きましたがかなり安定して打てる距離が75~80ヤードで、ばらつきはあれどフルスイングで90~95ヤード打てるので、それらを総合的に考えると私が無理なく打てる最大飛距離は90ヤード前後、そして一番安定して打てる80ヤード前後をこの番手の通常の飛距離として考えたいと思いました。

52度のウェッジに関しても56度のウェッジとほぼ同じような結果ですが、ここではハーフスイングイメージのショットは打たなかったので、上に書いたのはスリークォーターイメージのフルショットの距離になります。ここでもフェースターンを強めて打つと110ヤード打つことができましたが、やはり安定感はないので実践では使えないショットとなります。通常に打つと95~105ヤードくらいかなと思いますので、私が無理なく打てる最大飛距離は105ヤードまで、そして試していないですがハーフスイングイメージの一番安定して打てる距離は90ヤード前後と考えたいと思います。

ショートアイアン(PW、9アイアン、8アイアン)

次にショートアイアンです。前述の通りPWはショートアイアンに分類していますので、私の場合PW~8アイアンがショートアイアンに分類されます。ウェッジの場合はスリークォーターイメージのショットをすると、フィニッシュは少し抑えた感じのショットになります。手が胸のより少し上くらいの高さくらいでしょうか。しかし、PWになるとスリークォーターイメージのショットで手が肩より少し上くらい、9~8アイアンは完全なフィニッシュの位置に収まります。これは遠心力がかかってくるためだと思っています。
そのため(なのかは分かりませんが)、56度と52度では概ね10~15ヤードの飛距離の差があるのですが、52度とPWでは20ヤード以上の差が出てPWと9アイアンではまた15ヤードの適正な番手間の飛距離差に戻ります。ここが、私がPWをショートアイアンに感じている一番の理由なのかもしれません。まあ、メーカーによってはPWを10アイアンと呼ぶこともありますし、PWはショートアイアンという認識でよいと思っています。
さて、飛距離は一覧の通りですが、ウェッジとは違い飛距離を打ち分けるようなショットではなくフルショット(スリークォーターイメージのショット)の結果なので、上記の幅は単純にスイングやインパクトの精度の問題です。やはりショートアイアンはグリーンに正確にボールを運びたいクラブなので、もう少しインパクトの精度を上げることで飛距離の幅も縮めて、ブレの少ないショートアイアンを目標にしたいと思います。
球筋は、3度くらい右に出て左に戻ることを表す数値が出ていました。しかし、少し左に戻りすぎてしまうことが多く、距離のばらつきに加え曲がり幅も抑えていかないとグリーンを狙うにはちょっと怖い球だった印象です。ここも修正したいと思います。

ミドルアイアン(7~5アイアン)

今回は7アイアンまでしか持っていっていないのですが、私の中では7~5アイアンがミドルアイアンの分類です。5アイアンはロングアイアンに分類される場合もあるようなのですが、一般的には5アイアンはミドルアイアンに分類されるようです。
余談ですが、私の一番好きなクラブがこの7アイアンです。初めて100を切った時、ティーショットは全て7アイアンで打っていました(ショートホール除く)。また一番練習をしたクラブでもありますので愛着があるのでしょう。ちなみに2番目に好きなクラブは56度ウェッジです。
話を戻します。7アイアンに関してはショートアイアンと同じでフルショットのみを行いました。何回も出ていますがイメージはスリークォーターで、10ヤードくらいの飛距離のばらつきがあり150~160ヤードという結果でした。ショートアイアンと同じくばらつきをできるだけなくすよう心掛けたいと思います。球筋はほとんど真っすぐからやや右に出て左に戻る球筋が数値として出ていました。ショートアイアンよりも曲がり幅は少ないように思いますので、7アイアンに関しては飛距離のばらつきと平均飛距離のアップを心がけたいです。

フェアウェイウッド(5W、3W)

私はフェアウェイウッドを3と5しか持っていませんが、ショートウッドやユーティリティも将来的には入れたほうがよいだろうとは思います。
飛距離は一覧の通りですが、ランは概ね10ヤード~20ヤードくらいでした。
ですので、5ウッドは概ね総飛距離210~220ヤード、3ウッドは総飛距離230~240ヤードといった結果です。球筋は、5ウッドはまっすぐ出てやや左に戻る球か右へのプッシュアウトが多かったように思います。3ウッドは貰い物のためシャフトが5Wに比べるとかなり柔らかく感じるためなのか、タイミングが合わず右にも左にもいく球筋でした。全クラブの中で一番安定性に欠けているクラブということが分かりました。ただ、練習していて感じたのですが、これは3Wに限らず腕の脱力がしっかりできていると長いクラブほどうまく当たりやすく方向もそこまで散らばらないような気がしました。あくまで腕の脱力であって「軽く振る」とか「ゆっくり振る」というわけではなく、脚と体の動きをメインに腕とクラブをしなやかに振る感覚とでも言いましょうか。とにかく、あまり細かいことは考えずに腕の脱力だけを意識するとコースでも十分使えるフェアウェイウッドが打てると思いました。

ドライバー

最後にドライバーです。普段はあまり練習しないクラブなのですが、広い練習場に来たときはそれなりに練習するようにしています。ティーショットをできるだけ曲げずに遠くにボールを運ぶことができれば、セカンドショットはショートアイアンやホールによってはウェッジになりますのでそれだけでもパーオンの確率はぐんと上がります。もちろんグリーンに近ければよいというわけではないですが、アマチュアゴルファーはできる限り飛ばしたいと思っているはずですし、セカンドショットはグリーンに近いほうが安心できますよね。
さて、話がそれてしまいましたが、飛距離は上の一覧の通りでここだけはキャリー+ランの総飛距離を書いています。大体ドライバーのキャリーは概ね20~30ヤードほどで、意外とランを差し引くとキャリーって思ったより飛んでいないことが分かりました。私の場合、平均すると250~260ヤードが総飛距離になると思うので、キャリーは220~230ヤードになるはずです。そう考えると、例えば220ヤード先にクリーク(小川)があるホールで、250ヤード打てるからといってドライバーを持つということは、キャリーが220ヤードとなりクリーク一直線です。こうなるとこの状況でドライバーを持つことはクラブ選択のミスを犯している可能性が非常に高いことがわかるようになります。もちろんランの距離は必ず30ヤードというわけではなく、低い球筋の人はもう少し出るかもしれませんし、高い球筋の人はもっと出ないかもしれません。また、本番だったら着弾地点のライも影響すると思います。しかし、どちらにせよ上記の例で言うとドライバーを持つことはトラブルになる可能性が高いと考えるのが妥当のように思います。
このように総飛距離だけでなくキャリーは何ヤードなのか、ランはどのくらい出るのかを把握しておくと、クラブ選択やコースマネージメントも変わってくるということも分かったことは大きな収穫だったと思います。

はい、ということで私の番手ごとの飛距離と飛距離を把握することで得られるメリットについて書いてみました。トラックマンレンジがどのくらいの精度か、という問題はあるのですが見ている限りはそこまで誤差はないのかなという印象です。
このような練習場を探して、自分の飛距離を把握してみてはいかがでしょうか。

ここまでご覧いただきありがとうございます。
またの機会に!

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