【ゴルフ】打点を確かめる~スコア100切りの先へ#10~
一度でも100切りを達成できているアナタ。毎回100切りできていますか? もし出来ていないのであれば、本コラム・マガジンをご一読ください。毎回100切りから90切りへ向けたヒント満載です。今回は自分の打点を知ろう、がテーマ。気づきがあるかも。
練習場でどんな練習していますか?
アナタはいつものように練習場に来ました。先週末のラウンドを振り返りつつ、目の前のボールをもくもくと打ちます。一度100を切ったことがあれば、ボール自体を打つことはできます。基本は出来てる。でもミスも起こる。ゴルフはミスのスポーツだと聞いたことはありますよね? 今日もミスを減らすためにボールを打ちましょう。でもちょっと待って。ボールがクラブヘッドのどこに当たっているか、ご存じですか?
クラブヘッドにシールを貼ってみる
ミスヒットの原因はいろいろあります。ただ、一番難しいのは、自分がどんなミスを起こしているかを知ること。その手掛かりを得る簡単な方法があります。それは、クラブヘッドにシールを貼り、打痕を確認すること。はっきりいって、打痕が分かったからといって、ミスの原因を修正できることにはなりません。ただ、自分のスイングの傾向を把握して対処する手がかりにはなります。それが今は大切なんです。
まずアイアン専用のシールを貼りましょう。このシールはソール部分まで張りだしているため、ソールが地面に対してどのように当たっているかを知ることもできます。さっそく貼ります。
こんな感じ。ちょっとずれていますが、それはご愛敬。さっそく打ってみます。
すこし下目でヒール寄りでした。私はいつもこんな感じです。ソールはあまり色が付いていません。別の計測でも確かめてみたんですが、私の傾向はちょっとあおり打ち。ダウンブローというより、アッパーブローなんです。ダウンブローで打とうとしてみました。すると・・・
いや酷い。大ダフリです。クラブヘッドの下部に左右にラインが出ています。これはマットへ圧がかかった跡。要するに大ダフリ。やりすぎです。これなら1打目のほうがまし。最高ではないものの、自分の打ち方の傾向はよく分かりました。
ドライバーでも安定していない
次にドライバーで試してみます。
今日は本当にうまく打てていません。打痕がスイートスポットのボール1個分上。ティーアップが高いわけではなく、ドライバーはアイアンとは逆に打ち込みに行くあまり、フェイス面が下向きにボールにコンタクトしているのです。もうすこし真ん中で打ちたいと思い、続けます。
打痕がどんどんヒール側(シャフトの刺さっている側)に近づいてきました。打てていません。自分の身体の動きにエラーが発生しているのです。私の場合は自分でよく分かっています。頭が左に流れる、クラブがアウトサイドから入っている。つま先体重で状態がボール側に突っ込んでいる。ここは地道に修正するため、練習を続けるよりほかありません。
まとめ
打痕がどこにあるかで、その理由がわかり対処できるのは、正直いって100を切る切らないのアベレージゴルファーでは、難しいと思います。いまはまず、自分がクラブのどこで打っているかを確かめる。これが大事ではないかと。シールは5~10枚入りで300円しない程度です。たいていのゴルフショップで購入できるので、まずは購入し試してみませんか? ちゃんと当たっていればラッキー。当たっていないとすれば、伸びしろありまくり。練習場に行くたびにやる必要はありません。3か月に1回ぐらい、自分の現在地を確かめるために試してください。練習と確認を繰り返すうち、どうすればフェイスの真ん中で当たるようになるか、分かってきます。時間はかかります。でもそれこそが、ゴルフの楽しみの一つだと思うんですよね。
いつも100切りを達成するために
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