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2022年ドラフト高卒野手考察(7月現在)(金田優太、井坪陽生)

金田優太 浦和学院一言:じっくり力を蓄えてほしい 打撃 アッパースイングで広角に打ち分ける選手ですね。良いところは逆方向に打つときのスイングがインサイドアウトに打てる点です。 即プロを目指すならもう少しスイングスピードが欲しいですね。高めを打つときはアッパー気味に入るので、プロのレベルになった時に今のスイングスピードとスイングで対応できる点が気がかりです。 守備 守備は基本に忠実ながらも挟殺プレーでは上手に捌きかなり上手いです。足は速くなく守備範囲が凄く広いわけでは

    • 数々のスタープレイヤーを世に送り出した伝説のスカウト・鈴木照雄

      まえがき プロのスカウトは担当エリアを毎日駆け巡ります。 その中でスカウトのセンサーに反応した選手との出会い、それから重ねての視察… 度重なるチェックを経て担当スカウトが推薦し、獲得へ至る。その選手の活躍こそがスカウトの仕事の醍醐味と言えるでしょう。 例えば、今年育成2位ルーキーながら1軍で獅子奮迅の活躍を見せている滝澤夏央を見出したスカウトは関根学園の監督曰く、 他球団のファンが羨むほど、スカウティングに強みのある西武スカウトの熱意が実った指名です。 何十年も前

      • 2022年ドラフト高卒野手考察(7月現在)(田代旭、三塚琉生)

        ★田代旭 花巻東高校一言:下位指名ならかなり面白い 打撃 高校通算40発以上の長打力が持ち味の花巻東高校の4番です。神宮大会でホームランを放ち注目を浴びました。 インコースも引っ張れるので打撃のレベルは高いと思います。アウトハイも引っ張れるので基本的にはハイボールヒッターです。 去年の広陵戦では佐々木麟太郎が反応できなかったカーブを初球捉えてヒットにしていましたので対応力もある印象ですね。 守備 肩はかなり弱いのでプロで捕手を務めるレベルはまずないと思います。

        • 大学日本代表2戦を終えての雑感

          青山美夏人(亜細亜大) オーソドックスな右腕で無失点に抑えましたが少し不満 ストレートと落ちる球を拾われて当てられるケースも目立ち カウント球のカーブをストレート待ちで打たれたりしていたのでアマチュアレベルなら超高投手ですが空振りをもっと奪ってほしかったです。 ★荘司康誠(立教大) 1、2年の時に投げていないので今日の試合で真価を見れると思い注目していました。角度を活かしたストレートとフォークで打ち取る投手。アメリカにはこういうタイプはいっぱいいるので苦労するだろうなと

        2022年ドラフト高卒野手考察(7月現在)(金田優太、井坪陽生)

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        • 2022年度ドラフト高校生野手
          5本

        記事

          2022年ドラフト高卒野手考察(7月現在)(田中多聞、イヒネ・イツア、戸井零士)

          田中多聞 呉港高打撃今流行のややアッパー気味のスイングで鋭い打球を飛ばします。踏み込みがかなり強く真ん中から外角よりの球は踏み込んで引っ張ってきます。 高校生相手にプルヒッター気味なのはかなり好感です。このスイングで上のレベルで通用するにはやはりインコースの捌きですね。ヒットにする球は殆ど真ん中から外目で、インコースは詰まってのポテンヒットを確認しました。クリーンヒットを打てるようになるのが鍵かと 守備肩自体はそこそこ強そうです。送球はややバラけますが指導で改善するレベル

          2022年ドラフト高卒野手考察(7月現在)(田中多聞、イヒネ・イツア、戸井零士)

          2022年ドラフト高卒野手考察(7月現在)(田中晴也、松尾汐恩、西村瑠伊斗)

          田中晴也 日本文理 打撃 ハイボールヒッターです。かなり基本に忠実な打撃をする打者で、たまにスウェーする癖もありますがレベルスイングでインハイ寄りをセンターライト中心に引っ張ることができます。 ツボにハマればホームランも打てますし、直球への対応力は高いのでプロのスピードに大きな戸惑いは見せなさそうな選手です。 体の割に撫でるようなスイングが多く、高校通算本塁打が現在18本なのもそこらへんが理由でしょうか。プロでバンバン長打を放つような感じではないように思います。 守備

          2022年ドラフト高卒野手考察(7月現在)(田中晴也、松尾汐恩、西村瑠伊斗)

          2022年ドラフト高卒野手考察(7月現在)(浅野翔吾、内藤鵬)

          備忘録も兼ねて記しておこうと思います。 浅野翔吾 高松商 打撃 インハイを打つことに積極的ではないが決め打ちしたら反応はできます。アウトローを引っ張ることが長けており、滞空時間の長いフライを打つことが可能。 スイングもこれといった欠点がない印象で高校レベルは逸脱しているように見受けられます。 守備 怪我開けからイップスを発症。キャッチボールの際に明らかに不安そうに腕の振りを置きに行く。 現時点での見解 失敗率が極めて高い高校時代外野専でもレベルの高い打撃があればレギュラー

          2022年ドラフト高卒野手考察(7月現在)(浅野翔吾、内藤鵬)