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アシンメトリーな日記: 28日目

耳触りのよい言葉

今回は攻戦的な思想です。

僕はアラフォーだから、若者の言葉や表現と多少距離があると思う。

前に「最近の大人は若者に厳しい。」というのを聞いたことがある。

しかし、古代エジプトの石版には同じような事が記されていたらしい。

昔からそういうことなのだ。

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年功者が国の行く末を憂いてか、若者に期待を込めて叱咤か。

やはり人間は、物事を主観で推し量る。
自分が読み聞きしたこと、体験したこと、経験したこと、それらを材料に自分で考えたこと方向が定まってくる。

だから人それぞれ、考え方が違う。

昨今、多様性が叫ばれているのはそういう部分が明るみに出てきたか、輸入品を高級と勘違いしている戦後のおフランス文化的なものか。

だから、一つの正解というのはない。

若者は不安と日々闘っている。
それがガソリンになって新たな道を切り開いていく。
欲と不条理が人を育てる。

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しかしどうしたものか、苦労してきた大人達の中には、若者に優しくて甘い水を与えてしまう。
今までの自分がとても辛くて、もしかしたら死と隣り合わせを渡りぬいてきたから、もしくは汚い泥水を飲んできたからか、そんなことは若者にはさせたくないという乳母心なのか。 

「若いうちは、苦労は買ってでもしろ」という言葉がある。

うん、その言葉と優しくしてきたことのギャップを埋めるものは何なんだ?

パンやご飯じゃないから愛情でお腹は一杯にならない。

※心理的に、人に優しくする人は、その優しくしている自分が好きなことがある。優しくされる人の事はあまり考えてなく、自分の自尊心の栄養補給であることが多い。

アラフォーともなると、今の若者はなっとらんと感じることもある。

しかししかし、地下鉄に乗っていると行儀が悪い人、列に並ばなくて横入りしてくる図々しい人は、大体年功者が多い。

えっ?

どうした?


それではまた、あす!