この馬のココが良い! 【ダノンスコーピオン編】


皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。


「この馬のココが良い!」と題し、取り上げた馬の良さを私なりに書き綴っていく当企画ですが、今週は今年のG1勝ち馬からまだ取り上げていない馬を数日間に渡ってご紹介しております。


今回はNHKマイルCを勝利した【ダノンスコーピオン】の良さについて書き綴って参ります。

私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も多く頂けると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m






ダノンスコーピオンは現在6戦4勝(G1・1勝、2022年7月22日時点)の成績。デビュー前から非常に高い評判を集め、NHKマイルCのみならずキャリア全てで錚々たる実力馬としのぎを削ってきた素質馬でございます。

この馬の良さは身体能力の高さ勝負強さ

デビュー前の追い切りで抜群の動きを披露した事により大きな注目を集めましたが、個人的にはその追い切りで芯の入っていない走りである印象を受け、身体の動かし方はとても優秀だと感じたものの半信半疑でレースを見ていたのが正直なところ。
レースでは辛勝という形で勝利こそ収めましたが、やはり走りのバランスはとても褒められるようなものではなく芯が入っていない点に起因するフォームのバラつきが気になるレース内容でありました。
しかし、レースを何度見ても2着馬(ルージュラテール)は最後までしっかり伸びており本来ならば差し切るのは容易ではないはずで、あれだけバラバラなフォームで勝ち切ったという事実はただ単純に「能力が高い」の一言で済ませてはいけないと感じていました。

なぜ課題だらけで勝つ事ができたのかを精査した結果、先に述べた身体の動かし方にこの馬のポテンシャルが秘められていると推測。
芯が入っていないながらに大きく体を使い、ストライドをしっかり伸ばしたフットワークで他馬よりも一完歩が優れ、マイナス部分を相殺するような身体能力を持っていると感じ、成長したらとんでもない馬になると確信しました。
半信半疑であった自分が情けないと思う反面、乗り難しさが共存しているだけに一歩間違えれば良さが活きなくなってしまう恐れはあると今も考えています。

勝負強さに関しては確証と呼べる根拠が現状ないため挙げようか迷ったのですが、当noteで何度か述べている通りこの馬の現時点におけるキャリア4勝がいずれもクビ差の辛勝で、接戦をモノにできるというのは紛れもなくこの馬自身の良さであるため付け加えさせて頂きました。
前者で述べた身体能力の高さのみでこれまで戦ってきていると仮定すると、成長した際にはこの勝負強さもさらに脅威となる事は間違いないでしょう。


上記の口振りから何となく分かるかもしれませんが、この馬に関しては掴みどころが難しいと私自身感じており、そんな私が「この馬のココが良い」などと挙げるのは失礼だと当初思っていたのですが、こうして文字にして発信する事によりこの馬に対する視点を見直す事ができたので書いて良かったかなと思います。
この先、より成長した姿を見せ、世代のみならず日本のマイル界のトップ戦線へと進んでくれる事を大いに期待しています。





以上が、私の考えるダノンスコーピオンの良さでございます。


冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひお聞かせ頂けると私自身も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。

今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。



貴重なお時間の中、最後までお読み頂きましてありがとうございました🙇‍♂️




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