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この馬のココが良い! 【ラスール編】


皆様こんにちは。
タイガーマスク「G」です。

「この馬のココが良い!」と題し、今回は今週のフローラSに出走予定である【ラスール】の良さについて書き綴って参ります。


私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も沢山下さると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m





ラスールは現在3戦2勝(2022年4月22日時点)の成績。父は新種牡馬のキタサンブラック、母はサマーハなので半兄にシャケトラがいる血統馬です。また、先日定年解散となった藤沢和雄厩舎でデビューをし、今週のフローラSからは新たに宮田敬介厩舎としてレースを迎えます。

そんなラスールですが最初に気になったのは新馬戦のパドックで見せた馬体の良さ。混合の新馬戦でありながら他の牡馬にもヒケを取らない雄大な馬体で牝馬とは思えぬ雰囲気を感じました。さらに驚きだったのはレースセンスの素晴らしさで、スタートこそ上手に決まらなかったものの好位馬群の最内でじっと競馬をし、直線開いたスペースから鋭くそして長くいい脚を使って3馬身半差の完勝。

新馬戦を見る上での私自身の視点として『馬群で競馬ができる』『馬群を割れる本能と根性がある』という事をとても大切にし重要視しています。
理由は2つあり、1つはレース経験のない新馬にとって馬群でレースをするというのは初めての経験でありパニックにもなりかねない為、それを新馬戦でクリアできる馬は根本的な競走能力が高いと推測できるからであります。もう1つはG1などの大舞台に於いては出走馬が多頭数集まり必然的に馬群でレースをする事になる為、先々へ向けた経験を初戦から積む事ができた証明になるからであります。

話は逸れましたが、ラスールは初戦から馬体の雄大さレースセンスの良さを見せた上に馬群で競馬をするという経験も積む事ができ、将来有望であると確信いたしました。

しかしウィークポイントがあるのも事実で、シンザン記念で見せた気性面の幼さが今後の課題とされます。3戦目の1勝クラスでは多少ながら成長した姿を見せておりましたが、転厩による環境の変化によって再びその一面が出てくる恐れもありますので今後も注視していく必要があります。
藤沢和雄厩舎といえば、若駒時代にあれだけ気性の荒かったグランアレグリアを晩年には2000mにも出走させられるまで成長させた超一流の厩舎でしたが、開業4年目の宮田敬介厩舎にとってはこのラスールがひとつ腕の見せ所と言える存在なのではないでしょうか。

曳き手になだめられる様子@シンザン記念
気性面が課題となる


余談ですが、私自身ラスールを新馬戦で見た時、雄大な馬体であると同時に牝馬としては胴が長めで「将来的には中距離でも見てみたい」と感じておりました。しかし既述の通り、気性面に於ける課題があるので現状はマイル戦を使っているのではないかと推測しております。
また、3歳春までの牝馬路線はマイル戦が中心で2000mを超える中距離戦はかなり数が少ないので今週のフローラSに出走する他の馬たちも未知な部分が多いと予想されます。
ラスールには中距離適性があると個人的に見込んでおりますので気性面に注意しつつどんな競馬を見せてくれるか、また今後成長した暁にはどういった活躍を見せてくれるのかも併せて楽しみにしております。



以上が、私の考えるラスールの良さでございます。

冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひ聞かせて下さると私も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。

今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。
何らかの形で皆様のお役に立てる事が私としては一番嬉しく思うので、烏滸がましくもぜひ「いいね」や「コメント」を頂けると大変励みになります!


最後までお読み頂きありがとうございました🙇‍♂️



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