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今年に入ってヤケにスターズオンアースに関するツイートが増えた件


皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。


今回は今までの堅苦しい記事とは違い、少し自分の話を。
内容はタイトルの通りスターズオンアースについてです。興味のある方は最後までお付き合い下さいませ。




私のTwitterをフォローし、ミュートせずツイートを見て下さっている方は薄々感じているかもしれませんが、今年に入ってヤケにスターズオンアースのツイートでうるさくなっているなという自覚があります。(笑)


自分は普段、Twitterの使い方として「気になった馬についてつらつらと考えを述べる」という活用方法が中心なのですが、スターズオンアースについてはツイートしたりしなかったり、というのが昨年までの状況でした。
その昨年は牝馬クラシック二冠を達成しているわけですから、今年になって騒ぎ出している自分は競馬で言うなら“出遅れ”そのもの。

当noteで昨年のオークス前に「この馬のココが良い」というタイトルでスターズオンアースに関する記事を出しましたが、その時でさえ桜花賞馬になった後ですからとても威張れるものではありません。


※オークス前の記事↓




そんなスターズオンアースに乗り遅れた自分ですが、なぜ今年に入ってから急激に推すようになったのかというと、デビュー前の追い切りから「良いな」と思って注目していた馬だからです。


今更言ったところで足掻いてるようにしか見えませんが。笑


前出の記事内でも書いている内容ですが、大跳びの綺麗なフットワークと抜群のバランスがこの馬の最大の特徴であり、私自身がデビュー前の追い切りで素晴らしいと感じた点。
当時はルージュスティリアという強敵がいたため敗れてしまいましたが、これから芯が入って完成してくれば楽しみだと個人的に感じていました。

その後、未勝利戦こそ難なく勝ち切ったものの、赤松賞ではナミュールに完敗の3着、フェアリーSではゴール前で強烈に右へモタれて2着、クイーンCでは好位からスムーズに競馬をするも再び右へモタれてプレサージュリフトの末脚に屈し2着。


重賞でも勝ち負けできるというのはもちろん立派なことですが、自分が感じていた良さとその期待度からするとやや物足りない結果であったのも事実。「もっと走ると思ってたんだけど…」といった心境だったと思います。

当時はナミュールやプレサージュリフトを高く評価している人を「凄いなぁ」と見ることしかできず、悔しいという感情ではありませんが羨ましさは少なからずあったと思います(笑)



そんなこんなで気づかないうちに自信が薄れていたのか、今まで本命にして応援していたスターズオンアースを桜花賞では評価を落とし別の馬を本命にしていました。そして結果はご存知の通り。
何と言うか、とことん見る目がないなぁと思わされましたね。

勝った後は世間でも「トラックバイアスが大きく影響した」と言われるほど大混戦の決着でしたが、自分としてはトラックバイアスが全てではないと思いつつも僅差の勝利という結果は事実なので、まだスターズオンアースに対して自信を持てずにいたのは確かです。


当時、競馬仲間と集まって競馬の話をしている時に「スターズオンアースの桜花賞の勝利は過大評価しちゃいけないけど、タイプ的にオークスの方が向きそうだから難しいよね」という事を友人が口にしていたのですが、その時も自分の中で「コレだ!」と思う根拠がなかったので自信を持った返答ができなかった事を鮮明に覚えています。

それでも自分自身、大きく綺麗なフットワークを良いなと思っていただけに【広いコース・中距離】で見てみたいというのは思っていたところで、オークスが近づくに連れて再び自信が蘇ってきていたのも事実。
そしてオークス前の先の記事に繋がるわけですが、この時「桜花賞でしっかり推せなかったのに今更もう一回推すなんて」という恥ずかしさは一切捨てて、自分に素直になって信じ切ろうと決めていました。それでも桜花賞の結果が結果なだけにかなり難解な一戦だとは思っていましたが。笑


レース直前に発走時刻が延びるアクシデントこそありましたが、パフォーマンスとしては明らかに桜花賞以上の内容で勝利。
この時に自分の中でようやく自信が確信へと変わり「今までの物足りない内容は、距離などの条件がベストではなかったからだ」と結論付けるに至りました。

恥ずかしさを捨てて以降、デビューから推していた事は自分の中でもすっかり薄れていたので「実は推してました!」などと掘り返すことすら思い浮かばず、純粋に秋以降を楽しみしていた心境の方が強かったと思います。



秋は軽度の骨折を経て、秋華賞へ直行。もともと広いコースの方が良いと思っていた事もありますが、秋華賞ではナミュールが中間からかなり成長していると感じたためそちらに浮気をしてしまい、結果としてはナミュールが僅かに先着。
幸い、馬券も的中することができレース直後は嬉しい気持ちでいましたが、時間が経つに連れて後悔が強くなっていました。

というのも、広いコースが良いと思って他の馬を本命にしてレースでも致命的な出遅れをし、結果、その本命馬とハナ差の競馬をしているわけですから、馬券は当たっても予想は外れているわけです。
何より、スターズオンアースに対する評価が甘かったとハッキリ分かるような結果でしたから「なぜもっと評価できなかったのだろう」「不向きな条件でも勝ち負けできるという事を見抜けられなかった」といった悔しさ、信じてあげられなかったという後悔が増すばかりでありました。


大袈裟だと思われるかもしれませんが本当に感じていたことです。



個人的にはこの秋華賞が自分のスターズオンアースに対する熱量が大きく増したきっかけであり、いわばターニングポイント。今年になって急激に推すようになった一番の要因はこれです。

もっと言うと、今年に入って「2023年、期待している馬」と自分の中でテーマを作ったのですが、そこで一番に思い浮かんだのがスターズオンアース。ならばこれからしっかり推していこうという事で、この馬に対するツイートが増えた経緯に繋がります。




と、ここまで自分のスターズオンアースに対する想いや物語をだらだらと話してきましたが、正直読んでいる皆様からしたらどうでもいい事だと思います。



私が今回のこの記事で最も伝えたい事は、

恥ずかしい事を恥ずかしがらずにやったヤツが勝ち

ということ。



スターズオンアースを良いなと思い、なかなか思うような結果が出ない中で「お前が良いって言っていた馬、大したことないじゃないか」と言われるかもしれない。そんな恥じらいを恐れずに自信を持って推すことで先々大きな結果が生まれて報われる時が来る。
明らかにおかしな方向に進んでさえいなければ、自分の信じた事は貫くべきだとスターズオンアースから教わりました。

仮に良い結果が得られなくても、それは失敗ではなく今後のための経験値。
私自身もスターズオンアースは結果的にG1タイトルを獲ってくれましたが、良いと思った馬が結果を残せず引退した経験はこれまで何度もあります。その経験は間違いなく無駄になっていないし、何ならいい思い出になっています。


大袈裟かもしれませんが、競馬を見て得られるもの、馬から教わることは想像以上にたくさんあるなと身をもって感じました。




長々と話してしまいましたが、今後も後悔のないようスターズオンアースを信じ続け、いい思い出を作っていきたいなと思います。



つまらない記事になってしまいましたが最後までお読み頂きましてありがとうございました🙇‍♂️




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