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この馬のココが良い! 【アンドヴァラナウト編】


皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。

「この馬のココが良い!」と題し、今回は今週のヴィクトリアマイルに出走予定である【アンドヴァラナウト】の良さについて書き綴って参ります。


私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も沢山下さると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m






アンドヴァラナウトは現在9戦3勝(2022年5月14日時点)の成績。母のグルヴェイグは名牝エアグルーヴと種牡馬初年度であったディープインパクトとの間に産まれた超良血馬で、現役時代は相当な能力を持っていながらもマーメイドSを制した後に脚部不安を発症し志半ばで引退を余儀なくされ、母の果たせなかったG1制覇を同馬が達成すべく今週末の大一番に挑みます。

この馬の一番の良さは直線での一瞬の切れ味

重賞初挑戦となった4走前のローズSでその良さが存分に発揮され、直線の急坂で一気に他馬を置き去りにする強烈な末脚を繰り出し、並み居る同世代の実績馬たちを完封。
夏の自己条件を勝ち上がった勢いが相まっての勝利に思われましたが、続く秋華賞も直線一瞬のキレを使いあわや勝ち切りまで見える素晴らしい内容での3着で、世代トップクラスの実力馬である事をこの2戦でハッキリと証明しました。

一瞬のキレで急坂を駆け上がる@ローズS




このような一瞬のキレが身上である馬の特徴として、見せ場は作るもののラスト甘くなってしまい勝ち切れないといったタイプが多く、実際にこの馬も初勝利に3戦を要しておりましたが、反対に大崩れしない安定感も魅力であり唯一崩れたのは前々走の愛知杯(11着)のみで他8戦は全て3着以内という現役屈指の安定勢力。
大敗した愛知杯は冬の中京2000mというタフな条件下で"キレ"が活きづらい馬場であった上、上位馬はいずれも中距離気質の強い馬たちが独占した事からもこの馬には不向きの一戦だったと捉えてよいでしょう。
この馬自身、2000mで結果を残してはいるものの適性としてはマイル寄りの1800mベターといった個人的な印象で、実際に新馬戦をマイルで下ろしている事からも上記の推測が成り立ちます。

現役牝馬屈指の瞬発力を誇り、まともな条件であれば大崩れしない抜群の安定感を持つこの馬が、今週のヴィクトリアマイルではあまり人気にならない事が予想されます。
有力馬たちが牽制し合えば先に抜け出してセーフティリードを取る競馬もできますし、反対に有力馬同士の早仕掛けが起こるとなればギリギリまで追い出しを我慢してラストまとめて差し切るといった競馬もできるだけに、とても不気味な存在であると個人的に思っています。
一瞬のキレが活きる競馬になる事を願いつつ、母の忘れ物を取りに行くアンドヴァラナウト。確固たる信念が最高の結末へと結びつく事を私も心から願っております。





以上が、私の考えるアンドヴァラナウトの良さでございます。

冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひ聞かせて下さると私も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。

今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。
何らかの形で皆様のお役に立てる事が私としては一番嬉しく思うので、烏滸がましくもぜひ「いいね」や「コメント」を頂けると大変励みになります!


最後までお読み頂きありがとうございました🙇‍♂️




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