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この馬のココが良い! 【レイパパレ編】


皆様こんにちは。
タイガーマスク「G」です。

「この馬のココが良い!」と題し、今回は今週のヴィクトリアマイルに出走予定である【レイパパレ】の良さについて書き綴って参ります。


私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も沢山下さると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m






レイパパレは現在12戦6勝(G1・1勝、2022年5月11日時点)の成績。デビュー6連勝で大阪杯を制した素質馬で、母のシェルズレイは2006年の牝馬クラシック三冠皆勤賞を果たし、その母であるオイスターチケットもまた春クラシック二冠に出走した良血一族であります。

私が考えるこの馬の良さは牝馬らしからぬタフさ折り合いがつくようになったという点。

まずは前者のタフさに関して、無敗のまま制した昨年の大阪杯で時計を要する重馬場ながら前半1000mを59.8秒というハイペースで逃げ、直線後続に4馬身差を付ける圧巻の走りに誰しもがこの馬のタフさを感じたのではないでしょうか。
この強靭なタフさを馬体面から紐解くと、430kg前後とは思えぬ胸周りの頑強さが一目瞭然で高い心肺機能が備わっている事が推測でき、ここがスタミナの源であると考えられます。
加えて、現役屈指のピッチ走法で加速力に優れているため道中や直線でのギアチェンジを容易に行う事ができ、他馬がその追走に苦労してしまう事から"肉を切らせて骨を断つ"といった強い競馬を実現させられるのでしょう。

続いて2点目の折り合い面に関して、これはデビュー時からこの馬の大きな課題として挙げられており昨年の大阪杯を制した時点でもその課題は解消されていない状態でした。
そんな中、あのような厳しい流れで逃げ切った事が災いし、その後2200mのレースでラスト止まってしまう場面や番手に控える形で終い甘くなってしまうといった競馬が続き、同レース以降勝利から遠ざかっている現状。一部では「距離が長い」「逃げる形の方がいいのでは」などといった意見も出ていますが、私個人的にはこの1年間あえて長い距離を使い続けた事や控える競馬を続けた事がこの馬の大きな成長に繋がっていると考えています。
この1年間、確かに勝利からは遠ざかっていますが安定感は格段に増しており、遂に近2走の金鯱賞と大阪杯では好位からラスト脚を伸ばせるまでに進化し、以前のレイパパレとは見違える姿になっております。
競走馬の定義として「レースで結果を残す」「ビッグレースを勝利する」といった目的があるのは事実ですが、私はそれ以上に「長い期間トップクラスで安定して戦い続ける」という事が一流馬には大事であるとの持論があります。この馬はまさしく教育に重視したレースを重ね、折り合い面の課題を解消した事で5歳春になった今でもG1戦線で勝ち負けできていると言って差し支えないでしょう。もしも課題を残したままG1戦線で戦っていたら恐らく今現在まで活躍し続ける事はできていなかったと思います。ジョッキーや調教師をはじめ、この馬に従事する陣営の努力の賜物と言えますね。

成長を遂げたレイパパレ@大阪杯2022



素質の高さでG1制覇を成し遂げたレイパパレが、1年前の当時から成長と進化を遂げた状態で再びタイトル奪取を目論む。馬は完成形に仕上がっているので、あとは最大の目的であるタイトル獲得を達成するのみ。その瞬間が今週末訪れるか、楽しみに待ちたいと思います。





以上が、私の考えるレイパパレの良さでございます。

冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひ聞かせて下さると私も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。

今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。
何らかの形で皆様のお役に立てる事が私としては一番嬉しく思うので、烏滸がましくもぜひ「いいね」や「コメント」を頂けると大変励みになります!


最後までお読み頂きありがとうございました🙇‍♂️




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