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この馬のココが良い! 【ヒートオンビート編】


皆様こんにちは。
タイガーマスク「G」です。

「この馬のココが良い!」と題し、今回は今週の天皇賞(春)に出走予定である【ヒートオンビート】の良さについて書き綴って参ります。


私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も沢山下さると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m






ヒートオンビートは現在18戦4勝(2022年4月25日時点)の成績。母のマルセリーナは2012年の桜花賞馬で兄も重賞勝ち馬ラストドラフトという良血馬。この馬自身はまだタイトルこそ獲得していないものの重賞に挑戦した近5走は2着2回、3着2回と安定した成績を収めておりタイトル獲得は時間の問題と言えるでしょう。
私が考えるこの馬の良さは主に2つあり、1つは前進気勢があるという点、そしてもう1つは前肢の掻き込みが強くダイナミックなフォームで走るという点。
まずは前進気勢についてですが、若駒時代はあまり前進気勢が見られなかったどころかズブさが目立つほどゆったりとした走りが印象的で剛腕・川田将雅ジョッキーに追われてようやく伸びるイメージの強い馬でした。そこからレースを重ねる毎に少しずつ前進気勢が出始め、今では2000mでも難なく追走できるほどに成長し重賞好走へと繋がっているように見受けられます。
続いて前肢の掻き込みの強さとダイナミックなフォームについて、こちらもレースを重ねる毎に良化していった印象があるものの良化し始めた頃はまだバランスが伴っておらず直線で内へモタれるような競馬が続いていました。それでも徐々に改善されて今ではある程度真っ直ぐ走れるようになり安定感へと繋がっています。

この2つの良さを大きく感じたレースがOPクラス昇級初戦の大阪-ハンブルクC。正直なところ当時はまだこの馬の事を注視しておらず桜花賞dayの準メイン競走であった事もあり何の気なしにレースを眺めていたのですが、道中の行きっぷりや直線であっさり抜け出した時のダイナミックなフォームに思わず二度見をしてしまうほど当初のイメージと大きく異なる姿であった事を鮮明に記憶しています。改めて見返していると同レースから定年解散となった松田国英厩舎から友道康夫厩舎へ転厩している事が分かり、環境や調整方法などが変わったことで馬がガラッと一変し完成形へと作られていったのだと確信いたしました。
実際、その2走前のオリオンS(2着)時にも跨っていたC.ルメール騎手は「内回りはこの馬にとってはせまい。長い直線が必要です」とズブさを表すコメントを残していたものの、同レース(大阪-ハンブルクC)では「直線で動くのが早すぎました」と反応の速さを示すコメントを残しており明らかに別馬へと変身していた事が分かります。

こうして生まれ変わったヒートオンビートがいよいよ今週末G1の大舞台へと挑む事になるわけですが、重賞であと一歩足りない競馬が続いている中で並み居る強豪を相手にキャリア初の3200m、また前進気勢が増したことで長丁場を乗り越える事ができるのか、などといった様々な不安要素があるのは事実です。
それでも充実期を迎えた今のこの馬ならば「もしかしたら戴冠も…」と期待してしまいますし、G1級とも対等に戦える下地と力は十分に備わったと個人的には思っています。相手は強いですがこの馬の良さが最大限発揮される事を心より願っております。




以上が、私の考えるヒートオンビートの良さでございます。

冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひ聞かせて下さると私も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。

今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。
何らかの形で皆様のお役に立てる事が私としては一番嬉しく思うので、烏滸がましくもぜひ「いいね」や「コメント」を頂けると大変励みになります!


最後までお読み頂きありがとうございました🙇‍♂️




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