この馬のココが良い! 【サンライズウルス編】


皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。

「この馬のココが良い!」と題し、今回は今週のプロキオンSに出走予定である【サンライズウルス】の良さについて書き綴って参ります。


私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も沢山下さると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m






サンライズウルスは現在8戦4勝(2022年7月9日時点)の成績。3代母に名牝トゥザヴィクトリーのいるフェアリードール一族で、とても気品のある良血馬でございます。

この馬の良さは終い確実に伸びる末脚の堅実性

9着に敗れた4走前を除き、7戦で最速の上がりを使っているように末脚が武器である事はもはや言うまでもないと思いますが、私なりに考えているこの馬の末脚の堅実性について書き綴って参ります。

1200mでおろした新馬戦は好位から差し切り勝ちを収めたものの、2戦目以降は行き足がやや鈍く後方から末脚を伸ばす形に。というよりも、その2戦目で繰り出した末脚がとても素晴らしく、当時の鞍上・藤井勘一郎騎手は無理しなくても後ろからいい脚が使えるという事が分かったかのように3戦目以降、出たなりの競馬をしていたようにも見て取れます。
もちろん当時の末脚も良いものがあったのですが、初の古馬相手となった4走前の2勝クラスで前残りの展開を後方から追走し、全く見せ場を作る事ができずに敗れた事で「このままでは展開に左右されるタイプになってしまう」と個人的に感じていました。
そんな中、ブリンカーを着用し鞍上にC.デムーロ騎手を据えたアプローズ賞では押して位置を取りに行く競馬を敢行。終い甘くなってしまうのではないかと半信半疑の気持ちで見ていましたが、結果は2着に3馬身半差を付ける完勝劇で一変した姿を披露。この時、好位からでも素晴らしい脚が使える"末脚の堅実性"がこの馬の良さだと確信いたしました。

このように位置を取りに行きながら終いも脚を使えるというのは決して簡単な事ではなく、末脚自慢の馬にとっては「脚を溜める」という事が競馬における絶対条件でもあるため、基本的には馬なりで取れる位置からレースを進める事がセオリーとされています。実際に「出して行ったら甘くなった」というケースは稀ではなく、裏を返せば好位から末脚を伸ばす事は競馬における理想形とも言えるでしょう。
その形をこの馬は3走前からできるようになり、まだ行き足に課題を残しているため危うさは拭えないものの、スタートから安定感が増して行けば今後の飛躍は間違いないと個人的に思っています。これから多くの経験を積み、安定感を増して活躍の幅を広げていってほしい好素材でございます。





以上が、私の考えるサンライズウルスの良さでございます。




冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひお聞かせ頂けると私自身も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。

今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。





貴重なお時間の中、最後までお読み頂きましてありがとうございました🙇‍♂️




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