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この馬のココが良い! 【デゼル編】


皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。

「この馬のココが良い!」と題し、今回は今週のヴィクトリアマイルに出走予定である【デゼル】の良さについて書き綴って参ります。


私自身の主観が大半を占めると思いますが、あくまでも一意見として読んで頂きつつ「こういう良いところもあるよ!」といった意見も沢山下さると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m






デゼルは現在12戦4勝(2022年5月12日時点)の成績。母のアヴニールセルタンはフランスの牝馬クラシック二冠馬で2014年の凱旋門賞では2番人気にも支持された世界的名牝でございます。

この馬の一番の良さは頭を低くし前肢を大きく前へ出す独特なフォーム

このフォームが初めて目に留まったのはデビュー2戦目・スイートピーSの1週前追い切りで、ゴール前軽く仕掛けられてから一気に首が沈んでトップスピードへと乗り、G1の1週前追いであった併せ馬(天皇賞・ユーキャンスマイル)をアオるような抜群の動きに底知れないポテンシャルを感じました。
このフォームは恐らく母のアヴニールセルタンから受け継がれたものと考えられ、同馬も現役時代は頭の低い走法で四肢の使い方も非常に柔らかくトップスピードに乗った際の末脚は強烈なモノがありました。その母を彷彿とさせるようなフォームと豪脚でデゼルもスイートピーSを完勝し、大きな将来性を感じさせるパフォーマンスを披露。続くオークスこそ11着と敗れはしたものの、キャリア2戦で初の重賞挑戦がG1の大舞台という身でありながら2番人気に支持されたのは紛れもなく期待の表れであったと言えるでしょう。

その後は今日に至るまで牝馬限定戦を中心に実績を積んでいますが、主な勝ち鞍は昨年の阪神牝馬Sに留まっておりG1では未だ良いところがなく重賞でも勝ち切れないレースが目立つなど、デビュー当初のポテンシャルを思えば物足りない実績とも言えます。
その要因として、豪脚を生み出す独特なフォームを支えるためのバランスが不足している事が一番に挙げられ、身体がしっかりしていない中で独特な走りをするため脚を溜めるという道中の大事な作業が上手くできず、持ち味である終いのキレを引き出せていない印象。もともとデビューが3歳春と遅かったため成長もその分ゆっくりなのだと思いますが、当初から期待の大きい馬だっただけに物足りなさを感じる現状です。
しかし、今年に入ってから体のバランスに改善が見られ、愛知杯、阪神牝馬Sともに後方大外から鋭い末脚を繰り出して3着と善戦。道中もスムーズな追走で以前より明らかにレースぶりが良化しており、勝ち切れてはいないものの安定感が増して成長した姿を見せています。

成長を見せるデゼル@愛知杯



デビューから2年が経ち、いよいよ完成された素質馬が挑む4度目のG1挑戦。マイルの距離はやや短い印象も受けますが、近年のヴィクトリアマイルは中距離志向の強いレース質になる傾向があるだけに十分チャンスはあると見ています。持ち前の切れ味を存分に発揮し、最高の結果になる事を期待しています。





以上が、私の考えるデゼルの良さでございます。

冒頭にも申しました通り、私の一意見ですので「他にもあるよ!」といった意見をぜひ聞かせて下さると私も勉強になりますし競馬トークがより一層盛り上がると思います。

今回の内容を馬券購入に活かして頂いたり競馬の見方を広げていく事に活かして頂くと投稿者冥利に尽きる思いでございます。
何らかの形で皆様のお役に立てる事が私としては一番嬉しく思うので、烏滸がましくもぜひ「いいね」や「コメント」を頂けると大変励みになります!


最後までお読み頂きありがとうございました🙇‍♂️




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