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ゴールデンサークル理論*アップルの1984・・・その背景。

どうも、
座右の銘は「自他共に人生を充実させる」、
二代目です。

さて、前回はアップルのWHYを表しているとされる
Think different.
の言葉を表現したCMをご紹介しました。

もう1つ、WHYから始めよ、の中で出てくる
1984年のくだりについてです。

さて、まず本文から。
第9章の冒頭にCMが文字で表現されている。

かれらは、縦一列で行進してくる。
一言も言葉を交わさない・・・(つづく)
・・・この洞穴のような部屋に通づるトンネルを
ひとりのブロンドの女性が走ってくる。

という文章。
なんのこっちゃ。
まさに、チンプンカンプンです。笑

そして、そのcmの一文、
「一九八四年は、「1984年」のようにはならないでしょう。」
というのも背景を知らないと意味不明ですね。。。

実は、この"1984年"の意味、
イギリスのジョージ・オーウェルという作家がおり、
この人が1949年に刊行した「1984年」というSF小説のことを
指しています。

(まさに今の世の中が近づいているきがしてなりませんが、)
1949年に40年後の全体主義の恐怖の世界を表現した小説です。
すべてが均一に統治された個性の許されない、
全体に合わせよという世界観。

現在のiMacからはるかに遡った初号機である
アップル・マッキントッシュが発売されたのがこの年です。
(響きが懐かしい!)

そして、アップルの信条である「現状に挑戦する」という信条を
このジョージ・オーウェルの描いた世界観を
ぶち破るイメージと重ねてcmで表現したのが
この1984の有名なCMです。

欧米では有名でも日本ではそんなに知られていない「1984年」
この前知識なく、あの文章出てきてもわかりませんね(^^;
みなさまの解釈の一助となれば嬉しいです。

本日もお読み頂き、ありがとうございました。
みなさんの本日が、人生の充実した1ページとなりますように。
それでは!二代目でした。

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