
LINEオープンチャットを立ち上げた想い
長文失礼します。
LINEオープンチャット機能を使って、「親族がマルチ会員の相談部屋」と称したコミュニティを試しに作ってみました。
noteでは、私の伝え方も悪く、このようなコミュニティを作れませんでした。Twitterでは、まだ審査完了連絡が来ていません。
行動先行で動いていることもあり、迷走することがあるかもしれませんが、私の考える社会課題の解決に向けて、全力で進んでいきたいと思います。
少し長いですが、立ち上げ時点(2021/12/15)での想いを記載させてください。
背景
私は、母が現在もなおマルチ商法の会員を続けている(30年)、いわゆるマルチ2世です。
母の行き過ぎた行動※による被害に、自分・親族含め、ずっと苦しんできました。
※行き過ぎた行動…マルチ商法に対して疑念を伝えると、それを信じている自身の人格を否定されたと捉えられ、ときには攻撃を受ける
(その他にもたくさんあります)
マルチ商法に関する課題に悩む人たちを1人でも多く、減らしていきたいです。
解決したい課題
究極のことを言ってしまうと、自身の課題解決です。
母が、行き過ぎた行動を取らなくなれば、周りの意見を受け入れて・認めて・共生できるようになれば、解決と考えています。
会員の脱会は問いません。
それが実現すれば、私の親族が救われます。
課題は、現時点では2点を考えています。
1点目は、顕在化している、会員本人の行き過ぎた行動をやめさせること。
2点目は、親族がマルチ商法の課題に向き合うことを諦めてしまっている、という潜在的な課題です。
課題解決が難しい理由①会員本人の課題認識
なぜこれらが難しいのかについて、私の考えを記載します。
まず、このような場合、多くは会員本人に課題認識がありません。
自分のやり方、会社、商品等を信じています。
ただ、信じる商品・サービスを、大切にしたい人に勧めている、だけです。
お金を得たいという思いが強い方もいらっしゃるとは思いますが、稼げていなくても、純粋に信じて勧め続けている方もいます。
自分に関係するコミュニティ、知り合いのネットワークはフルに活用し、できるだけ多くの人に勧めようと試みます。フル活用している自分、すごい、です。
そのため、例えば勧誘した結果、距離を取られたとしても、その理由が理解できません。
仮に疑念を感じたとしても、安心の会員コミュニティで自身を承認され、それは相手が間違っている、縁を切った方が良いなどのアドバイスを受け、疑念に蓋をします。
コミュニティ内でも推敲を重ねられたQA集ができあがっているため、これを論理的・感情的に突破することは難しいです。
課題解決が難しい理由②親族の選択肢が限定的
周囲、特に親族は、本人を変えようと、手を変え品を変え、行動し続けます。
ただ、理由①でも記載したように、本人に課題認識がないため、変えることは困難です。
そもそも他人を変えることは、この課題に限らずそうそうできることではありません。親族の関係もフラットではありません。
親族が取り得る選択肢を順に記載します。
親族の選択肢①離婚・絶縁
まず一番に考えられるのが、疑念を素直に伝えることです。
難しいです。伝え方、伝わり方。
マルチ商法に関する話題になった瞬間、うまく伝わりません。
私も今でも継続して伝えることを試みていますが、伝える内容・タイミング・伝え方、分かりません。
冷静に伝えられればまだ良いですが、感情的になることが多いです。
そうなるとますます伝わりません。
よって、状況が悪化すると、冒頭の行き過ぎた行動、すなわち親族への攻撃につながります。
会員である親族からの攻撃は、ひどく傷を負います。
考えたくない、見たくない、人に話すことなんて到底できない、人の話を聞くこともできない、聞きたくない。トラウマです。
このような人たちは離婚・絶縁という選択肢を取ると思います。
実際、会員はそのようにコミュニティ内でもアドバイスを受けるようです。
親族の選択肢②黙認する・諦める
続いて、直接的な攻撃を受けていない親族。
直接的な攻撃をそれほど受けていないので、絶縁、という選択肢を取るまでに至りません。
この人たちは、離婚・絶縁という選択肢を取った親族を見ています。
会員に歯向かうと攻撃されることを知っています。
自分1人だったら攻撃されてもまだ良いのかもしれません。そんなこともありませんが。
家族がいたらどうでしょうか。
大切にしたい人がいたらどうでしょうか。
黙認します。諦めます。
私は諦めていました。まさにこれは私そのものです。
諦めた理由は、自分の大切にしたい人を攻撃から守るためです。
ここは絶対に守ります。
私はイメージが悪くなることを理解しつつも、母が自分の家族に直接連絡することを禁止しました。
これは言う通り守ってもらっているようなので大丈夫です。
私の親族は10人以上いますが、この2つのパターンしかいません。
親族の選択肢③通報する
3つ目は、行き過ぎた行動をどこかに通報する。
マルチ商法会社、消費者庁に通報する。
調べなくても、会社に連絡する、という手段はうっすら頭に浮かびます。
知らない、はさすがにないのかなと思います。
問題はただ1つ。
親族を通報すること、できますか?
私は、まだできていません。
いい加減しますが、通報、という言葉が悪いですよね。
ブログで書かれていた方の記事を参考にすると、逮捕者を出すことが目的ではない。
会員に自粛の気持ちが働いたり、行き過ぎた行動を取りづらくさせる効果もある。
もっともです。理解できます。
理解できます、なのに、それでも行動できない。
やっぱり、親族の悪態を第三者に話すのはすごい勇気が要ります。
匿名で大丈夫です、とかそんなことではありません。
どこかで親族のことって否定できないです。めちゃ難しいです。
今度、どれぐらい通報があるのか会社にも問い合わせてみます。
ちなみに、私の親族では絶縁した人でさえ、通報していません。
どれぐらいいるんでしょうかね、親族で通報まで至れる人。
親族の選択肢④向き合う・向き合い続ける
最後の選択肢、向き合う、向き合い続ける。
ごく僅かです。
特に、向き合い”続ける”。本当に、ごく僅かだと思います。
私の親族の場合、30年以上向き合い続けられた方は、ただ1人です。
考えるだけで涙が出ます。本当に救わなければいけない人です。
では、この人たちが何を求めているのかを書きます。
別の記事でも書きましたが、改めて言うと、1人でも多くの人に向き合ってもらうことです。
自分のやってきたことをほめてもらうとか、考えを認めてもらう、とかそんなことではありません。
ありがとうとか、ごめんなさいを言ってもらうことでもありません。
それを言うのなら、行動してください。余裕がある人は。
私は、そう思って今過去にないほど真剣に行動しています。
それでしか支えてあげられないから。
コミュニティの立ち上げ
この社会課題を解決するには、個々人の取り組み、考え、経験、想いをそれぞれが発信することが必要だと思います。
表に出ないと、そんな人そこまで多くいないでしょ、稀なケースでしょ、となってしまうからです。
マルチ商法会社もそのスタンスのようです。
確かに私が記載したような、行き過ぎた行動を取る人は多くはないのかもしれません。
私の家族が相当特殊なのかもしれません。
そうであれば、万々歳です。むしろそうあってほしいと本気で願っています。
ただ、ズュータンさんの本を読んだ私の仮説は、いっぱいいる、です。
ただ、表に見えていないだけ。表に出せないだけ。
当たり前です。こんな人はネットに出てきません。
こっちからPUSH型でアプローチしても出てきません。
土深くに想いを埋めてます。自分でも課題と捉えることを忘れています。
ちなみに、私はネットでマルチ、MLM、ネットワークビジネス、会社の名前。ほとんど検索したことがありません。
考えることからも逃げて、解決を諦めていたので。
だからこそ、そのような人たちを集めて、こんなにもいるんだ、ということを明らかにしたい。社会に知ってもらいたい。
それだけでなく、この課題に前向きに向き合う人を1人でも増やして、社会課題を解決したい。
そのためには、現状を、黙認して、諦めている人の力が必要です。
直接的に攻撃を受けていない今だったら、どんなに忙しくても、参加することはできるかもしれません。
投稿を読むぐらいはできるかもしれません。
自分の気持ちを発信できるかは、色々な事情もあると思うので難しいかと思いますが。
ただし、諦めてしまっている理由も十二分に分かるので、それを超えるための勇気は必要になります。
そこはまだアプローチできていない領域ですね。
そう思って立ち上げたのが冒頭のLINEオープンチャットです。
現状を黙認して、諦めている人に、勇気を与えること
そして、苦しんでいる親族が多数いることを明らかにすること、向き合い続ける親族を救うこと
まとめると、これが、立ち上げの理由です。
コミュニティの運営がこれまでの課題解決に対して最良かは分かりません。
それだけでは足りないことは間違いありません。
一歩ずつ、行動していきます。
オープンチャットへの参加方法
最後にオープンチャットへの参加方法を記載します。
下記リンク、またはQRコードからご参加ください。
LINEで既に実名を使っていても、別のプロフィールで参加できます、ご安心ください。
匿名で入ってください。
また、この記事を読んで共感いただいた方ももちろん入っていただいて結構です。
一人でも多くの人に状況を知ってもらいたいので、大歓迎です。
悪質な投稿や、誹謗中傷だけはご勘弁ください。即時に対処します。
気づいたらとんでもない量を書いていました。笑
お読みいただいた方、本当にありがとうございました!
前向きに、頑張ります!