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☆第168回天皇賞(秋)予想☆

今年の古馬チャンピオンディスタンス最強を決める闘いは、世界No.1ホースとダービー馬の邂逅のレースとなりました。
スターズオンアースの回避で全11頭の出走、不利の起こりづらい真っ向勝負が期待されます。

〈全頭インプレッション〉
①ノースブリッジ
今回のレース展開はモーリス産駒2頭の出方で決まって来る。
ノースブリッジがハナに立つ展開の場合はスローペースが予想される。
ただ単純にスローペースにしたのでは有力馬にキレ負けするので仕掛けどころが重要。
そのあたりは鞍上岩田康が上手い。

②エヒト
理想は小倉記念を制した時のような、好位から早め先頭で押し切るカタチ。
ノースブリッジの後ろあたりで上手く脚を溜められれば。
データ的には6歳以上は推しづらいが、調子自体は良さそう。

③ドウドュース
イクイノックスとは皐月賞ダービーで1勝1敗、決着を付ける時がきた。
問題はドバイ跛行取消以来8ヶ月ぶりの状態がどうかということだけ。
調教の猛時計やバキバキのマッチョボディを見ると、むしろ進化すら伺えるが果たして…

④ダノンベルーガ
昨年春のクラシック戦線では1番人気に支持されたが結局ノンタイトル、その後も善戦マンに甘んじている。
展開待ちの後方一気スタイルが故の一歩届かずだが、今回は強い馬がいるので却って着狙いにはそれが良いかもしれない。
ただ状態に関しての陣営トーンはかなり低め。

⑤ガイアフォース
菊花賞に出たりマイルに行ったり中距離に戻ったり、方向性が一貫しない馬。
個人的にはマイルがハマっていた気がするのでオールカマー参戦は懐疑的だった。
ただ東京2000mはマイル寄りの馬でも対応可能。
安田記念で見せた脚を発揮できれば。

⑥ジャスティンパレス
史上6頭目の同一年天皇賞春秋連覇を狙う。
例年なら十分に主役の1頭だが、今年はキレ自慢が多く上がり33秒台の決着になると分が悪い。
スタミナが問われる展開も考えづらく、早めに動いていくくらいしか活路は無さそうだが…

⑦イクイノックス
G1を4連勝中のレーティング世界No.1ホースが出陣。
1部情報によると年内で引退の噂も出ており、その走りを見られる機会は限られるのかも知れない。
前走宝塚記念の評価がいささか賛否別れるようだが、当時よりコンディションは確実に上向いているようだ。
ドウドュースを後ろから差すのは中々に大変なことはダービーでわかっていると思うので、今回はドウドュースよりは前で競馬をするはずであとは直線勝負。
懸念は58kgが効いてる説くらいか。

⑧ヒシイグアス
中距離トップホースの一角だったがさすがに7歳で少し陰りが見えてきたか。
夏に弱い馬で調整も遅れ気味の様子。
データ的にも積極的には推しづらい。

⑨プログノーシス
別路線で2強と未対決の新星となるとこの馬か。
強烈な末脚は府中の舞台で尚可、通用するはず。
ディープインパクト産駒の勝利は意外にも14年スピルバーグしか無い。
連系の2、3着が馬券の狙い目か。

⑩ジャックドール
この馬次第でレースの展開が決まる。
スローの番手に控えるようなら昨年の二の舞、勝機は無い。
ただしパンサラッサのようなハイラップ大逃げができる馬では無い。
理想は気持ち早めの前後半58.5‐58.5くらいで淡々とラップを刻むこと。
鞍上の手腕に全てが懸る。

⑪アドマイヤハダル
個人的にはマイルの方が良い馬。
毎日王冠も勝ったかと思うところで止まってしまった。
末脚はキレるので腹を括った乗り方で食い込めれば。


〈予想〉
◎③ドウドュース
イクイノックスのメイチの仕上げはおそらくジャパンカップ。
ドウドュースは久々ではあるが乗り込み量はかなりのもの。
仕上がりの差で今回はこちらを上位に。

○⑦イクイノックス
相手は当然ながらイクイノックスになってしまう。
ただ上記の目標が先にあることと58kgに苦戦の可能性に賭けて、馬券的には3着付けくらいはアリかもしれない。

▲⑤ガイアフォース
なんとか3着くらいは人気薄を。
血統的には府中で強い母父クロフネのデピュティミニスター系は心強い。
状態は絶好調で陣営のトーンは明るい。
鞍上西村騎手も絶好調。

△④ダノンベルーガ
 ⑨プログノーシス
 



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