見出し画像

知らないうちに損をしているかも!

機会損失 』て言葉をご存じでしょうか?
ビジネスをされておられる方であれば、馴染みの言葉かと思うのですが、日常会話において、耳にする機会は殆どないでしょう。

この機会損失とは、ある行動によって本来得られたであろう利益を失う事を言います。


なぜ、ここで 機会損失 をお伝えしたかというと、資産運用をしたいと考えていながら、まとまったお金をそのまま銀行預金に預けているという方が多いからです。また、特に深い考えがある訳でもなく、なんとなく投資は失敗しそうだから、「銀行に預けていよう」みたいな考えがあるからです。

悪い事ではないんですよ、銀行預金。
流動性が高いから、すぐお金を準備できます。生活上とても必要なんです。

ただ、当面利用予定のないお金 ( 余裕資金 ) を、必要以上に銀行預金に預けていたら、お金を増やすという視点において「機会損失になりますよ」という事です。



例えば…
ある大手銀行に 定期預金300万円を、1年間預けた場合の金利は 0.025%。
1年後に得られる利子は750円。課税後に残るお金は 600円。

ある投資信託に 2023年7月から1年間、300万円を一括して運用した場合。
騰落率が 30.67% の投資信託であれば、得られる運用益は約92万円。
課税後に残るお金は 約73万円。

課税後の違いはなんと! 600円と約73万円

投資信託はリスクがある商品なので、経済状況などによって、今後もこんな違いが出るとは限りませんが、300万円を定期預金に預けているよりは、投資信託の方が運用効果があったという事になります。



余裕資金を銀行に預けていたら、結果的には、機会損失だったというお話。
ちなみに、騰落率 30.67%のデータは、実際に存在する投資信託です。

毎年、投資信託がこんなに増加してけば良いですが、将来は分かりません。
しかし、リスクをとらなければ資産は増えないのも事実です。

投資は学習と経験(実践)です。
きちんと学ぶ事ができれば、資産形成に役立つスキルとなります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?