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味覚と嗅覚の異常

味覚と嗅覚の消失、その後。

調子がいい日とそうでない日があるけど、10段階の6〜7くらいまで味覚嗅覚が戻っていた私。

大抵のものが、『んー、こんな味と匂いだったな』くらいでさほど支障はなかった。
(消失した味覚は脳が記憶している味を再現するらしい

ただ、タバコとコーヒーは焦げたような独特な匂いになったのは、なかなかに不愉快だった。
コーヒーなのかタバコなのか、今も区別がつかない。

8月に味覚嗅覚が消失し、完全に戻ることなく元の生活に戻った10月半ばに事件は起きた。
ラブストーリーくらい突然だった。

コストコのマスカルポーネのパンを軽くレンジで温めて食べるのが好き。
朝はだいたい食べてる。
その日もレンジで温めて、ピーッと温め完了の合図とともに扉を開けた時その匂いがした。

・焼けた匂い
・あめった匂い
・灯油のような匂い

この3つを煮詰めたような匂いがした。
困惑しつつ食べてみると、この匂いの味と遠くにおいしいマスカルポーネパンの味が少しした。

この朝の出来事から、あらゆるものからこの匂いと味がするようになった。

・揚げ物の味と匂い
・焼いた肉の味と匂い
・米が炊けた匂い
・温かいもの

温度に限らず匂いがするor味がするものもあるので、共通点が見つけられないでいる。
例えば猫ちゃん用のマグロ味チュール。
これは強烈な匂いがする。
マグロの匂いは一切しない。
猫ちゃんはおいしそうに食べている。


素人調べでは『異臭症』と言うらしい。
また病院で無意味な時間を過ごすかも、と思うと行く気になれず12月になった。

6〜7まで戻っていた味覚嗅覚もこの件から3くらいまで後退した気がする。
同じような人はいるのかな。


味覚嗅覚の消失と異常で、一緒に暮らしている猫の香ばしいキャラメルポップコーンみたいな肉球の匂いが無になったのが悲しい。

味覚と嗅覚について、また変化があれば書きたいと思う。

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