割合に重要な割合の感覚
梅を見て,まず何分咲きかと捉える人は多いだろう.
しかし,花が何輪,つぼみが何個と,いちいち数えているわけではないはずだ.
それでも何分咲きぐらいだと見当がつくのは,人間もまた自然の動物であり,多少なりとも直観が働くためであろう.
本記事では,このように物事を絶対数でなく割合で評価するという本能的な感覚の重要性について述べる.
1. 複合体癖の割合人間には本来,他と比べてどれくらいかという割合を,パッと見で把握する能力がそなわっている.
そういう直観は,本能的な体癖である