2024金鯱賞　予想

大阪杯がGⅠに昇格したことで12月から開催時期が動いた金鯱賞。
大阪杯や香港を目指す馬たちのステップレースになったことで、有力馬も参戦してくるGⅡ戦になった。

中京開幕週に行われる上に、前哨戦ということで非常に前残りが起こりやすいレース。ギベオンがデアリングタクトに先着したりすることもあるレースなので、強い馬というより展開に恵まれそうな馬を狙いたい。

本命は◎ヤマニンサルバム

中京コースは6戦5勝と最も得意な舞台。エアサージュ、バラジより内の枠を引けたのでスムーズに競馬ができれば。

○エアサージュ

先行意識が強い、松山騎手、坂井瑠星騎手からの乗り替わりというのはちょっと不安ではありますが、今回、最も逃げる確率が高いのはこの馬でしょう。

3勝クラスを勝ちあがるのに時間はかかってしまいましたが、菊花賞とダート競馬以外では安定した成績を残しています。西宮ステークスでは差しの決まる展開の中、大外枠から先行してリカンカブール(後の金杯勝利)の2着、修学院ステークスでは4kg差のミッキーゴージャス(後の愛知杯勝利)の2着と重賞で通用するだけの力はありそう。

外枠を引いてしまったので逃げずにダラダラする競馬をされるとそれだけで終わってしまいそうなので逃げに期待。

▲プログノーシス

昨年の金鯱賞では前残り競馬を後方から見事に差し切り。
札幌記念や天皇賞(秋)の結果を見ればここでは抜けた存在でしょう。

川田騎手が乗るのは心強いですし、休み明けでもある程度格好はつけてくるでしょう。

☆バラジ

新潟記念は三浦騎手らしい消極的な競馬で脚を余す形になり、毎日王冠はスローからの決め手勝負になってしまったことが大きな敗因。

去勢明けなのえどのくらい走れるか未知数な部分もありますが、前日オッズで100倍を超えていますし、先行さえできれば面白そう。

△シーズンリッチ

低レベルだった毎日杯を勝っただけではありますが、距離短縮はいい方に働きそうですし、何より1番枠をゲット。
スッとインの好位から競馬ができれば。

消　ドゥレッツァ

菊花賞はルメール騎手の好騎乗に助けられての好走。
ここはたたき台ですし、プログノーシスより重い59kgを背負って走るのは楽ではないでしょう。
ルメール騎手は好騎乗した後の方が飛ばすイメージもありますし、2強ならこちらを嫌いたい。

予想印

◎ヤマニンサルバム
○エアサージュ
▲プログノーシス
☆バラジ
△シーズンリッチ

馬券の組み方

ワイド
◎-○

馬連
◎-〇▲☆△(〇▲を厚めに)
〇-▲(抑え)

3連複
◎-〇▲-〇▲☆△
◎-○-▲

3連単
◎○→▲→◎○

シンプルに前残り狙い。
ドゥレッツァは思い切って消しました。3着にきてしまいそうな気はしますが、馬連とワイドでカバーします。